【実践②】ガンコな虫汚れにはお湯&カーシャンプーを浸したキッチンペーパーで〝パック〟がおすすめ
時間が経って硬化した虫の死骸は、お湯で柔らかくすると落ちやすくなります。
ただしバンパーなどの樹脂系パーツは、熱すぎるお湯をかけると熱で変形してしまう可能性もあるため注意が必要です。45度以上〜70度くらいのお湯がおすすめです。
筆者が実践した作業手順を紹介します。
〈手順1〉
我が家の外の水道はお湯が出せないため、ポットで70度のお湯を用意。虫汚れの酷い箇所にかけていきます。
〈手順2〉
さらに、カーシャンプーを浸したキッチンペーパーを乗せてパック。その上から再度お湯をかけました。
〈手順3〉
5分ほど放置し、スポンジで洗っていきます。
赤丸で囲った部分が、お湯で洗った箇所。通常の洗車では落ちなかった虫汚れが、きれいに落ちました!
まだ洗っていない箇所と比較すると、しつこい虫汚れがきれいに落ちていることが分かります。
〈手順4〉
同じ要領でどんどん汚れを落とし、最後に水で流します。拭き取り用クロスで水気を拭き取って完了です!
最初の状態からは想像もできないほど、虫汚れがすっきり落ちてきれいになりました。
心配していた塗装へのダメージも、素人が見たところではひとまずセーフだったようでひと安心です!
筆者は使用しませんでしたが、専用の虫取りクリーナーを使う手もあります。洗車でもお湯でも落ちない手強い汚れにおすすめです。
キャンプ後は早めの対処で愛車へのダメージを軽減!しぶとい虫汚れはお湯&カーシャンプーパック
今回は、車の虫汚れを放置してはいけない理由と、キレイに落とす洗車方法についてご紹介しました。アウトドア好きなドライバーさんですと、避けては通れない車の虫汚れ。愛車を守るためには、面倒でも早めの対処が重要です。
筆者はギリギリセーフでしたが、「あのまま放置していたら見るも無残な姿になっていたかも」と思うとゾッとします……。付着したばかりなら水で洗い流すか、ガソリンスタンドの洗車機でも落とせることが多いですが、時間が経った虫汚れはお湯&ご紹介したカーシャンプーパックで洗車を試してみてください。虫汚れの度合いに合わせた対処で、きれいな愛車を保ちましょう!