自然との触れ合いが魅力のキャンプですが、天候状態によっては思わぬトラブルに直面することも。雨や風といった悪天候への備えを万全にしておくと、よりキャンプを満喫することができます。特に見逃しがちなのが「風対策」。今回は強風でキャンプを途中で撤退した筆者の経験を交えて、キャンプでの風対策をご紹介します。
【キャンプ中の風対策】林間サイトは風の影響を受けにくい! 海の近くやタープ・焚き火はなるべく避けて
事前の予報などでキャンプが困難と判断できれば、「キャンプに行かない」という選択が最も安全です。
一方で、予報では問題がなかったものの、現地では少し風が強めな場合などは、風対策を工夫して、快適にキャンプを楽しめるといいですよね。
ここではキャンプでの風対策をご紹介します。
風の影響を受けにくいサイトを選ぶ
キャンプでの風対策は、キャンプ場選び、サイト選びの時点から始まっています。
キャンプでの風リスクをより軽減するためには、風の影響を受けにくいキャンプ場やサイトを選ぶと良いでしょう。
海や高台などのキャンプ場は、眺めは良いのですが風の影響を受けやすい傾向があります。
おすすめは林間サイト。
風害から守るために防風林が作られるように、木々が風を遮ってくれるため、風の影響を受けにくくなります。
タープは設営しない(または低くする)
タープは風の影響を受けやすく、特にオープンタープは風に飛ばされやすく危険です。
風が強い時は、できるだけタープの設営は避け、設営する場合でもなるべく低く設営するようにしましょう。
焚き火に注意
風が強い時は、焚き火の火の粉が舞い散って危険です。
無理に焚き火をしないように注意しましょう。
火を起こさなくても安全に料理ができるように、コンロやバーナーを用意しておくといいでしょう。