【筆者愛用のおすすめ電気ヒーター】アイリスオーヤマ「セラミックファンヒーター」をチェック!
数ある暖房器具の中でも筆者が愛用しているアイリスオーヤマ「セラミックファンヒーターJCH-12TD4」について紹介いたします。まずは製品情報から!
<製品情報>
・サイズ:26×13.5×38.5cm
・電源電圧:AC100V
・電源周波数:50/60Hz
・消費電力:1200W
・重量:2.5kg
・材質:ABS樹脂、スチール
・温風切替:3段階(ターボ・標準・静音)
・人感センサー検知範囲:上下方向60° /左右方向90°
・人感センサー検知距離 :2m
・コードの長さ:約1.8m
大風量の速暖!
静音の600W、通常の1000W、ターボの1200Wという3段階のモードがあり、ファンの力が強いためスピーディに空間を暖めてくれます。
軽量でコンパクト
重さ2.5kgでスリムな形状をしているため、荷物が増えがちなキャンプではとても助かります。
チャイルドロック機能
お子さんがいる場合にはありがたいチャイルドロック機能や転倒時の自動OFFの機能もあります。
【レビュー1】室内とテント内で温度変化を検証!氷点下でなければお泊まりキャンプでの使用もイケる!?
【室内編】条件:6畳・通常モード1000W・30分使用の場合!
キャンプ用として紹介していますが、もちろん室内でも使えます。
筆者の自宅の一室(約6畳)で通常モード1000Wにて30分間使用したところ(無人・密閉状態)、気温は19℃から21℃まで上昇しました。
使用する環境によって全然結果は変わってくるでしょうが、それほど大きく上昇しなかった印象です。
もちろん、直接近くで当たっているとかなり暖かいのですが、ある程度の広さを持った空間を暖める力はあまり強くないかもしれません。
自宅での使用は狭い部屋や人に当てながら暖を取るのがいいでしょう。冬の温度差対策として、お風呂に入る前の脱衣所においておくのもおすすめの使用方法です。
【テント編】条件:寝室空間・ターボモード1200W・5分使用の場合!
では肝心のキャンプで使用した場合どうなるのか?
使用したテントはファミリーキャンプにおすすめのコールマン「タフスクリーン2ルームハウス」の寝室部分を締めきって、中に大人1名いる状態で温度変化を見ました。
使用前のテント内温度は18℃、モードはターボ(1200W)で行ったところ、なんとおよそ5分後には24℃まで上昇し、もはや暑いくらいでした。
今回は寝室部分という非常に狭い空間で中に人がおり、1200Wモードで行ったため短時間で温度は一気に上昇しました。
ちなみに状況としては夜…最低外気温がおよそ1℃まで下がったほど寒い日です。
同テント寝室で大人2人、子供1人がおり、ヒーターを1200Wモードで使用し、快適温度の下限が6℃の寝袋に包まって寝たところ、寒くて起きることもなく朝まで熟睡でした。
もちろん、条件が違ったり、寒さの感じ方も人それぞれなので一概に言えませんが、意外とセラミックヒーターだけでも耐えられるなという印象でした。
コールマン テント タフスクリーン2ルームハウスMDX
【レビュー2】キャンプ使用で判った2つのデメリット!電源サイトの最大ワット数ギリギリ&乾燥する
最大1200Wで暖かいけど…電源サイトのワット数の大部分を占有
これは電気ヒーターの宿命ですが、暖かくなるものほど使用するワット数も高いです。
電源サイトの最大ワット数は1500Wであることが多く、このセラミックファンヒーターで1200W使ってしまうと残りが300Wほどになってしまいます。
低出力のホットカーペットや電子機器の充電くらいなら併用できますが、寒いからセラミックヒーターをもう一台!などは難しいでしょう。
とにかく乾燥しがち!
ただでさえ乾燥しがちな冬にセラミックファンヒーターを使うとさらに乾燥してしまいます。
筆者も朝起きたら喉が乾燥してイガイガしていました。対策として加湿器を置いたり、濡らしたタオルをかけておくなどしておきたいですね。