本記事では「ちょっと落ち着いたデザインがいい!」「他のギアと色味を合わせたい!」という、既製品では物足りない方向けに、レザークラフトで作るオリジナルOD缶カバーの作り方をご紹介します!
レザークラフトでのOD缶自作手順【11】成型
続いては成型です。
ここまでできたカバーをOD缶につけてみます。
一見このままでも十分に見えますが、OD缶のカーブの形が革に転写されていないので、下の方がちょっと浮いてしまっています。
OD缶のカーブの形に合わせるようにカバーを成型すると、より見た目もキレイに見えそうですね。
成型の方法は簡単で、水につけたカバーをOD缶につけて、乾くまで固定するだけです。
革は水を含ませると変形しやすくなり、形をキープする性質があるため、その性質を利用して成型を行います。
実際にカバーを水に浸してOD缶につけたまま乾燥させると、OD缶にぴったりの形になりました。
OD缶から外しても、しっかり形をキープしてくれています。
レザークラフトでのOD缶自作手順【12】おまけ(ツヤだし)
最後にツヤだしをします。ツヤだしは絶対に必要というわけではないので、おまけ程度でOKです。
ツヤだしでは、ピュアホースオイルという皮革保護剤をクロスにつけ、皮へ染み込ませます。
革にオイルを染み込ませると色が濃くなりツヤがでるので、ちょっと高級感がでます。また、オイルで表面がコーティングされて、革の保護にも役立ちます。
これで完成です!
OD缶カバーを自作しておしゃれなキャンプギアに変身させよう!
いままであまり目立つ存在では無かったOD缶にカバーをつけることで、しっかりとオシャレなキャンプギアに変身してくれます。
レザーの色だけでなく、糸の色もたくさんの種類があるので、自分の好きな組み合わせで自分オリジナルのカバーをぜひ作ってみてください。
またレザークラフトとキャンプはとても相性が良く、ナイフケースやペグハンマーの持ち手などをレザーで作ると、グッと雰囲気が変わりそうですよね。
レザークラフトを始めて色々と作ってみてはいかがでしょうか?
本記事を読んで「OD缶カバー自作は難しそう…」と感じた方は、通販サイトでもおしゃれなOD缶カバーがたくさん販売されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。