【ガス缶デコ①】半紙とお花紙を使って「張り子アート」に挑戦! まるで水彩画のような仕上がりに!
作る前に…「張り子」をご存知ですか?
本来は竹や木でできた骨組みや、粘土、石膏などで作った型に和紙を貼り付け、立体的に成形し彩色を施したものです。
ダルマや提灯、お面が有名で、赤べこや虎など日本の郷土玩具(お土産品)として根強い人気のものも多くあります。
そこで今回は、簡単に手に入る半紙とお花紙を使ってガス缶に張り子の装飾をしてみましょう。
「お花紙」とは薄くて柔らかい紙。 その名前の通り「紙の花」を作る材料に用いられます。
張り子の技法を使ってガス缶をデコレーション!
【材料・道具】
・半紙または和紙 ※今回は「厚手」と書かれたものを5枚使用
・お花紙(お好みの色で)※今回は4色のお花紙を1枚ずつ使用
・ボンド 通常の木工用ボンドOK
・筆 ボンドを塗るのに使用します ※今回は絵の具用を使用
・ラップ
・ガス缶(OD缶)
【作り方】
手順1〈準備〉
・ガス管にラップを巻きつけます
・ボンドはビンや紙コップなど器に適量出しておきます
手順2
・半紙を2〜3cm四方にちぎり、ラップで巻いたガス缶に貼り付けていきます
・筆でラップの上からボンドを塗り、ちぎった半紙を貼り付けます
※貼り付けた半紙の上からもボンドを塗ると次々に半紙を貼り付けやすくなるのでおすすめです
※今回は、三重から四重に半紙を重ねています。
手順3
・ボンドを十分に乾燥させます
そのまま一晩おいた後、ガス缶とラップを外して〝半紙だけにしたものを半日ほど乾かす〟と良いでしょう。
次にお花紙で装飾していきます。そのままお花紙を貼り付けても良いのですが、張り子部分を再度ガス缶にかぶせると作業しやすくなります。
手順4
・準備ができたらお花紙を小さくちぎり、半紙を貼り付けた要領で土台に飾っていきます
※今回の絵柄は緑色の部分を細く裂き、ピンク・紫の2色でお花にしました
※黄色でお花の中心を作り、花畑のような絵柄にしています
手順5
・お花紙に浮いた部分がないか確認して、乾燥させたら完成です
屋外で使う場合は、耐水性のニスや防水スプレーで処理すると良いでしょう。
お花紙は重ねると色が濃くなるので、絵の具で絵を描いているように作ることができます。様々な色のお花紙を用意して、紫陽花やひまわりなど、季節のお花を表現するのもおもしろそうですね。
今回はお花紙をちぎって使っていますが、好きな形や文字に切って貼り付けるのもおすすめです。
名前やお気に入りのモチーフを貼り付けるとますます愛着が湧きそうです。
ベースにしているガス缶はこちら
〈参考〉ハピキャンでは「キャンプギアをカスタムしてオンリーワンの1点モノにする記事」も多くありますのでチェックして見てくださいね。
【ガス缶デコ2】フェルト生地で「ストライプ模様のカバー」を縫う!色合わせがセンスの鍵
大人になってからフェルト生地を扱ったことがあるという方は、なかなかの手芸好きくらいではないでしょうか。ほとんどの方が昔、家庭科でちょっと縫ったりした程度ですよね。
ですが、フェルトは色が豊富で切りっぱなしでもほつれることがないので、普段手芸をしない方にも扱いやすい生地なのです。
そして、現在フェルトは手芸店だけではなく、100円ショップでも手軽に手に入れることができます。しかも何色もセットで!
ちなみに、縫い合わせる糸(刺繍糸)も色鉛筆並みの色数がセットになって100円で販売されていますので、一緒に購入しておくと良いでしょう。
【材料・道具】
・フェルト 今回は10×33.5センチ分を使用
・刺繍糸 お好きな色で
・縫い針、ハサミ等
・ガス缶(OD缶)
サイズ:30×20cm、厚さ:約1.4mm
枚数:15枚, カラー: 15色 ,手触りが柔らかい
他のほとんどの合成フェルトよりも密度の高い合成繊維で作られているため、アクリルフェルトは非常に耐久性があり、取り扱いが簡単で、鉄、カット、接着されています
完璧なカットシェイプ、衣服、装飾、掲示板の背景、食べ物のボウタイパスタ、花、果物スライス、あなたが考えることができるほとんど何かを感じる! 製品は鉄に簡単で、子供に適しており、すべてのキャンパスアートプロジェクトで使用できます
【作り方】
手順1
・フェルトをカットします
今回のガス缶は「キャプテンスタッグ ガスカートリッジ CS-250 」。ガス缶の高さに合わせて、縦の長さを10cmにしました。
次にガス缶の円周に合わせて、ストライプの幅をお好みで調整してください。あまり細く切ると縫い合わせるのが大変になってしまいますが…今回は9枚を縫い合わせることにしました。
筆者の場合、幅はランダムに切っています。合計で円周に合わせて33.5cmの長さになるように用意してください。
上から3.5cmくらいから細くなるようカットして缶にフィットするよう仕上げていきますが、後ほど調整するので切らずに長方形のままにしておいて大丈夫です。
手順2
・まずは直線部分(下から6.5cm分)を縫い合わせていきます
縫い方は自由ですが、ブランケットステッチをすると縫い目が大きくても可愛く仕上がる上に丈夫です。
フェルトを2枚重ね、手前から奥に針を出します。手前から針先に糸を引っ掛け、針を抜いて糸を絞めます。繰り返し同じ要領で縫い進めていきましょう。
手順3
・輪になったらガス缶にかぶせてみます
缶に対してフェルトが小さく感じるかもしれませんが、縫い目を広げるようにかぶせるとフィットさせることができます。
手順4
・上部を仕上げます
・中心に向かってフェルトを倒し、ぴったりになるよう形を合わせてハサミで調整します
・フェルトの形合わせができたら直線部分を、縫った時と同様にブランケットステッチで縫い合わせて完成です
縫っているうちにフェルトが伸びたりして中心の穴の形がガタガタになってしまっているようならカットして整えましょう。
今回はブルーとグリーンのフェルトにしていますが、ブラウンやモノトーンにするとクールに、暖色系だと暖かく可愛らしい印象になります。
目指すキャンプスタイルや好きな色を合わせてお気に入りを作ってみてくださいね。
ベースにしているガス缶はこちら
せっかくガス缶デコしたなら、ガスランタンごと運べるケースをDIYして見てはいかがでしょうか。ランタンの種類は違いますが、作り方は参考になると思います。