【対処方法】インフレーターマットの穴の見つけ方! 水を張った浴槽の中で気泡が出る部分を探す
では、具体的な対処方法を見ていきましょう。まずは穴を見つけることから。一番時間がかかる工程かもしれません。
①マットは最大限、膨らませておきます。
②お風呂場へ移動し浴槽に数センチ、水を張ってください。
※インフレーターマットが浸る程度で十分です。
自転車のパンク時にバケツなどに水を張って行うのと同じ要領ですが、マットの場合は表面積が広いのでバスタブの利用が便利なのです。
③膨らませたマットを水の中に入れ、少しずつ手で押さえながら、プクプクと泡が出る箇所を探します。
目で見えないほどの穴なので、泡も小さなもの。根気よく少しずつ確認してください。
④穴を見つけたら、補修作業に取り掛かる前に乾かさなければなりません。
せっかく見つけた穴の位置を見失わないよう、表面をさっと一拭きしてペンなどで目印をつけ、穴の周りは余計な埃や汚れがない綺麗な状態にします。
しっかりと乾かしてから補修作業へと移りましょう!
なお、少量の中性洗剤を溶かした水を吹きかけ、泡立つ箇所を探して穴を見つける方法もあります。
浴槽がないキャンプ中にもできる方法ですが、補修前に洗剤をしっかり落として乾かせる状況下で試してみてください。
【インフレーターマットの補修方法】基本は穴に接着剤を塗って補修シートを貼るだけ! 自転車パンク修理キット代用◎
ふさぐべき穴さえ見つかれば、ここからはさほど難しくはありません。以下の道具が必要になります。
【必要な道具】
・接着剤
・紙やすり
・補修シート(リペアシート/パッチ)
実は筆者愛用のインフレーターマットには買ったときから穴をふさぐための補修シートと接着剤が付いていました。(ご購入の際は、補修キットが付属となっているのか確認しておきましょう)
しかし、私は補強するために付属の補修キット(ペラペラのシートだったため)は使用せず、家にあった「自転車パンク修理キット」を使いました。(タイヤ修理用なので、パッチの素材もゴムで黒色)
【あいた穴を塞ぐ手順(基本)】
①接着剤を塗る部分の汚れを落とし、綺麗で乾いた状態にする
②穴の周りに軽くやすりをかける
※接着面は少しざらざらするほうがくっつきやすいため
③穴とその周り、貼る側のシートにも接着剤を付ける
④5分ほど経ってから、シートをかぶせるように貼って押さえつける。(重石を置いてもOK)
⑤固まるのを待って補修完了!
パッチがくっついたのを確認すれば、出来上がりです。色が黒いため見栄えはあまりよくありませんが、実用性を重視。とにかく強い仕上がりとなります。
目立たなくすることを優先したい方は、インフレーターマットと似た色や透明タイプのシートを選ぶ方が良いでしょう。補修シートはシールタイプになっているものを使う手もあります。
マルニ(Maruni) K-580 超薄型パッチRR 30枚入り
筆者の自宅にあったものとは違いますが、自転車のパンク修理キットです。パッチは直径20mmの円形タイプで、厚さが0.8mmと薄く、伸縮性も抜群。(ロードバイクやクロスバイクに対応した薄型パッチ)
専用ケースにパッチ30枚とサンドペーパー1枚入っています。
KAWAGUCHI ナイロン用 補修シート シールタイプ 幅7×長さ30cm 半透明 93-049
ナイロン素材に張れる片面粘着ありの補修シートです。(透明、半透明、黒、紺から選べますよ)
セメダイン 超多用途接着剤スーパーX2 クリア P20ml AX-067
ご紹介したシールタイプの補修シートを使用する場合でも、接着剤を使用して強化するのが必須。(接着剤は必ず説明書きに従って使うようにしてください)
金属、プラスチック、ゴムなど多くの素材に対応可能なハイスピード接着剤なので1本持っておくと便利です。