寒い日のキャンプはホットコーヒーなどのあたたかい飲み物が飲みたくなりますよね。しかし、すぐ冷めてしまうのはイヤ…!そこで今回は筆者手持ちのマグカップを家中から集め「保温力」を比べてみました。寒い日のキャンプに最適なマグカップはどのようなものでしょうか。

マグカップ保温力テストの「条件(ルール説明)」と評価「温度の下り幅」「持ちやすさ」を解説

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

ちなみに、テストする日の日照条件ですが…気温は12度。長袖の上にフリースを羽織るくらいの服装で過ごしやすい気候で行いました。

まずはルール説明から!

【ルール説明】
①200ccのお湯をカップに注ぎます。
②70℃まで下がった時点から計測開始。
③3分後のお湯の温度を調べる。

テスト結果として以下のポイントを評価します。

●【保温力】:温度の下がり幅を計測。

●【持ちやすさ】:実際に熱い飲み物(今回はお湯)を入れて3分後、触った時の感覚。

※上記2つのポイントを5段階評価しています。

【マグカップ保温テスト開始】素材別に保温力を検証! 真空断熱を本命にチタンに期待!?

チタンシエラカップの場合

早速シエラカップで計測スタート!(お湯を入れて70℃に達した時点でスタート)

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

半分の1分30秒が経過した時点では61.6℃。

口が広い分、熱が逃げやすいのかぐんぐん下がっていきます。

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

3分経った時点の水温は55.5℃でした。初回でしたので、基準がわかりませんでしたが、3分で14.5℃も下がったのには少し驚きました。

しかし、50℃以上の温度はキープしているため、取っ手の部分が離れているので持ちやすいものの、側面はかなり熱くてさわれたものではありませんでした。

【評価】
保温力★
持ちやすさ★★★

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筆者撮影

シングルステンレスカップの場合

続いてシングルステンレスカップです。同じ条件で70℃になった時点で計測開始。

3分経った時点での水温は61.8℃でした。

口がシエラカップより狭い分、熱が逃げにくかったのかもしれません。

取っ手の位置が側面に近いため指が振れやすく、触れたらとても熱い!火傷するかと思いました。ちなみに飲むときも下唇がアチチ…となります。

【評価】

保温力★★
持ちやすさ★★

画像8: 筆者撮影

筆者撮影

ダブルチタンカップの場合

同じ条件でスタートし、3分経った時の水温は63.2℃。期待通りの数値です。

チタン二重構造のためか、シエラカップやシングルステンレスカップよりは保温性が高い結果。

しかし、側面はほんのり温かく、寒い時に手を温めてくれる効果も期待できそうです。飲むときも唇が熱くなることはありません。

【評価】
保温力★★★★
持ちやすさ★★★★

画像9: 筆者撮影

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ホーローカップの場合

同条件で計測結果は61.3℃

側面、飲みあたりともにシングルのステンレス(61.8℃)並みに熱い!!

【評価】

保温力★★
持ちやすさ★★

画像10: 筆者撮影

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二重構造プラカップの場合

意外な結果が出ました!63.7℃でした。ダブルチタンカップ(63.2℃)の上をいく保温性!

二重構造であれば、チタンやプラスチックなど素材にかかわらず保温性が上がるようですね。

側面に触れていても熱さを感じないどころか、すこしひんやりしていました。

【評価】

保温力★★★★
持ちやすさ★★★★★

画像11: 筆者撮影

筆者撮影

真空断熱ステンレスカップの場合

本命筆頭の結果で67.5℃!やはり真空断熱カップは保温力抜群です。

断熱カップの名称通り、側面はひんやり。ただひとつだけ気になるところとしては、重量が他のモノに比べるとどうしても重めですが…198gですので携帯性に劣ることもないはず。

【評価】

保温力★★★★★
持ちやすさ★★★★

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100均プラカップの場合

予想に反して…チタンシエラカップやシングルステンレス、ホーロよりも高い62.3℃という結果。

ただし、取っ手がないため側面を持つしかない状態ですが、かなり熱く持てません。

【評価】

保温力★★
持ちやすさ★

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筆者撮影

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