焚き火やBBQのときに必要な火起こし。一般的には着火材に火をつければ終わりですが、この火起こしも楽しんじゃおう!というのがメタルマッチを使った火起こしです。メタルマッチはファイヤースターターとも呼ばれており、その名の通り火起こしの道具です。今回はオリジナルメタルマッチの作り方と、メタルマッチを使った火起こしのコツをご紹介します。

オリジナルメタルマッチの作り方を紹介! デザイン&機能を高める持ち手を自作してみよう!

では、さっそくオリジナルのメタルマッチを作っていくのですが…ロッドだけでは見た目が寂しい&滑って持ちにくい!

そこで今回は、自分でオリジナルの持ち手を作る方法をご紹介します。

木製の持ち手をつける

【用意するもの】

  1. ロッド(Φ10mm)
  2. 木管または丸棒(Φ15mm)
  3. 電動ドライバー
  4. ドリル(Φ10mm)
画像: 筆者撮影 木製の持ち手を作るのに必要な材料と工具

筆者撮影 木製の持ち手を作るのに必要な材料と工具

メタルマッチのロッドに木製の持ち手をつける方法です。

Φ15mmの木管または丸棒を用意します。

画像: 筆者撮影 φ15mmの木管(内径Φ9mm)

筆者撮影 φ15mmの木管(内径Φ9mm)

持ちやすい長さに木管または丸棒をカットします。

画像: 筆者撮影 5cm位の長さにカットしました

筆者撮影 5cm位の長さにカットしました

電動ドライバーで木管または丸棒にΦ10mmの穴を開けます。

画像: 筆者撮影 穴をΦ10mmに広げます

筆者撮影 穴をΦ10mmに広げます

あとは、できた持ち手にロッドを入れれば完成です!

画像: 筆者撮影 持ち手は色々とアレンジ可能です!

筆者撮影 持ち手は色々とアレンジ可能です!

木製の持ち手は、アンティークワックスなどで色をつけたりしても楽しいですね。

パラコードでオリジナルの持ち手をつける

パラシュートで使用されるパラコードは細くて丈夫な素材なので、色々な用途で使用することができます。結び方によって様々な魅せ方もできますよ。

今回は、パラコードを使ってロッドの持ち手を作ります。

【用意するもの】

  1. ロッド
  2. パラコード(太さ2mm)
画像: 筆者撮影 パラコードでオリジナルメタルマッチ作るのに必要な材料

筆者撮影 パラコードでオリジナルメタルマッチ作るのに必要な材料

ロッドが小さいので太さは2mmがちょうど良いと思います。

パラコードを使った柄巻きを3種類作ってみました。

それぞれ模様が異なるので、自分好みの巻き方で試せるのが楽しいですね。

画像: 筆者撮影 3種類の柄巻

筆者撮影 3種類の柄巻

丸くてツルツルしているロッドですが、意識して強めに結ぶとほどけません。

ロッドだけの場合と比べるとだいぶ華やかになりました。

画像: 筆者撮影 パラコードでオリジナルの持ち手①

筆者撮影 パラコードでオリジナルの持ち手①

画像: 筆者撮影 パラコードでオリジナルの持ち手②

筆者撮影 パラコードでオリジナルの持ち手②

画像: 筆者撮影 パラコードでオリジナルの持ち手③

筆者撮影 パラコードでオリジナルの持ち手③

画像: 筆者撮影 ストライカーは付属のものでもナイフでもOK

筆者撮影 ストライカーは付属のものでもナイフでもOK

パラコードも様々な色や模様が揃っているので、自分好みで選んでみてくださいね。

▼パラコードはこちら

画像4: 【自作DIY】キャンプで大活躍! オリジナルメタルマッチの作り方&使い方を紹介
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▼パラコードの編み方に関してはこちらを参考に!

【使い方を解説】メタルマッチの着火のコツ! 何度かストライカーで削って準備すると◎

メタルマッチの着火のコツをご説明します。

メタルマッチは火花を飛ばす道具なので、何かに引火しなければなりません。

【火起こしの順番】

  1. メタルマッチ
  2. チャークロス
  3. 麻紐
  4. 松の枯葉やフェザースティック

上記の順番でつけるとスムーズに火起こしができますよ。

メタルマッチのロッドは多くの場合黒くコーティングされており、買った状態のままでは火花は飛びません

使用する前に何回かストライカーで削って、火花が出るまでコーティングを取ってから使用しましょう。

画像: 筆者撮影 何度も削ってあげると銀色の部分が出てきます

筆者撮影 何度も削ってあげると銀色の部分が出てきます

麻紐やフェザースティックを準備できたら、いよいよ火起こしです。

画像: 筆者撮影 これ以外に小枝、フェザースティック、薪を用意しましょう

筆者撮影 これ以外に小枝、フェザースティック、薪を用意しましょう

まずは3~4cm四方に切ったチャークロスの上にマグネシウム棒を削って、金属粉をまぶします。

画像5: 筆者

筆者

このあと飛ばす火花が、金属粉に着火してチャークロスに燃え広がります。

まずは火花を飛ばさないように注意です。

画像: 筆者撮影 チャークロスに金属粉をまぶします

筆者撮影 チャークロスに金属粉をまぶします

次に、金属粉めがけてロッドを削り火花を飛ばします。

画像: 筆者撮影 ロッドを擦って着火させます

筆者撮影 ロッドを擦って着火させます

チャークロスに引火したらすぐに麻紐に火を移し、息を吹きかけながら引火させます。

画像: 筆者撮影 チャークロスに火が付いた様子

筆者撮影 チャークロスに火が付いた様子

そして枝や枯草、フェザースティックなどに移し火を大きくしていきましょう。

画像: 筆者撮影 麻紐に引火させた様子

筆者撮影 麻紐に引火させた様子

▼チャークロスはこちら

画像5: 【自作DIY】キャンプで大活躍! オリジナルメタルマッチの作り方&使い方を紹介
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▼チャークロスの作り方についてはこちらを参考に!

画像6: 筆者

筆者

チャークロスは、カセットコンロと缶と布(綿100%)があれば自宅でも作れます!

メタルマッチの作り方&使い方のコツを押さえて火起こししよう! 贅沢なキャンプになること間違いなし

画像: 筆者撮影

筆者撮影

はっきり言ってメタルマッチでの火起こしは「面倒」です。

まずチャークロスに火をつけ、火種を大きくしていく作業が必要です。マッチや着火剤を使わないため火起こしに時間がかかります。

画像7: 筆者

筆者

でも、メタルマッチを使った面倒な火起こしを、あえて行うのがキャンプの贅沢な時間ですよね。

この贅沢な時間を、自分オリジナルのメタルマッチを使うことで、さらにちょっとだけ楽しい時間にすることができると思います。

キャンプをさらに楽しくしてくれるDIYアレンジを、皆さんも是非試してみてくださいね。

キャンプ・アウトドアでの火起こしについて紹介中! こちらの記事もどうぞ!

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