オリジナルメタルマッチの作り方を紹介! デザイン&機能を高める持ち手を自作してみよう!
では、さっそくオリジナルのメタルマッチを作っていくのですが…ロッドだけでは見た目が寂しい&滑って持ちにくい!
そこで今回は、自分でオリジナルの持ち手を作る方法をご紹介します。
木製の持ち手をつける
【用意するもの】
- ロッド(Φ10mm)
- 木管または丸棒(Φ15mm)
- 電動ドライバー
- ドリル(Φ10mm)
メタルマッチのロッドに木製の持ち手をつける方法です。
Φ15mmの木管または丸棒を用意します。
持ちやすい長さに木管または丸棒をカットします。
電動ドライバーで木管または丸棒にΦ10mmの穴を開けます。
あとは、できた持ち手にロッドを入れれば完成です!
木製の持ち手は、アンティークワックスなどで色をつけたりしても楽しいですね。
パラコードでオリジナルの持ち手をつける
パラシュートで使用されるパラコードは細くて丈夫な素材なので、色々な用途で使用することができます。結び方によって様々な魅せ方もできますよ。
今回は、パラコードを使ってロッドの持ち手を作ります。
【用意するもの】
- ロッド
- パラコード(太さ2mm)
ロッドが小さいので太さは2mmがちょうど良いと思います。
パラコードを使った柄巻きを3種類作ってみました。
それぞれ模様が異なるので、自分好みの巻き方で試せるのが楽しいですね。
丸くてツルツルしているロッドですが、意識して強めに結ぶとほどけません。
ロッドだけの場合と比べるとだいぶ華やかになりました。
パラコードも様々な色や模様が揃っているので、自分好みで選んでみてくださいね。
▼パラコードはこちら
耐久性が強い上に軽く、乾きやすいという特徴から、魚釣りの糸(中の糸を引き出して使用)、車の牽引、テントロープ、スニーカーの紐など様々な用途に使用されます。
古くは軍用のパラシュートに使われていた背景から、ミリタリーやアウトドアスタイルのアクセントなどファッションのアクセントとしても幅広くご使用いただけます。<br>近年では、お子様のアクセサリーやブレスレット、また大切なペットの首輪等にお使いになる方が増えています。
ロープの先端は火で炙る事で溶けて固まるのでほつれる事無く使用...
▼パラコードの編み方に関してはこちらを参考に!
【使い方を解説】メタルマッチの着火のコツ! 何度かストライカーで削って準備すると◎
メタルマッチの着火のコツをご説明します。
メタルマッチは火花を飛ばす道具なので、何かに引火しなければなりません。
【火起こしの順番】
- メタルマッチ
- チャークロス
- 麻紐
- 松の枯葉やフェザースティック
上記の順番でつけるとスムーズに火起こしができますよ。
メタルマッチのロッドは多くの場合黒くコーティングされており、買った状態のままでは火花は飛びません。
使用する前に何回かストライカーで削って、火花が出るまでコーティングを取ってから使用しましょう。
麻紐やフェザースティックを準備できたら、いよいよ火起こしです。
まずは3~4cm四方に切ったチャークロスの上にマグネシウム棒を削って、金属粉をまぶします。
このあと飛ばす火花が、金属粉に着火してチャークロスに燃え広がります。
まずは火花を飛ばさないように注意です。
次に、金属粉めがけてロッドを削り火花を飛ばします。
チャークロスに引火したらすぐに麻紐に火を移し、息を吹きかけながら引火させます。
そして枝や枯草、フェザースティックなどに移し火を大きくしていきましょう。
▼チャークロスはこちら
▼チャークロスの作り方についてはこちらを参考に!
チャークロスは、カセットコンロと缶と布(綿100%)があれば自宅でも作れます!
メタルマッチの作り方&使い方のコツを押さえて火起こししよう! 贅沢なキャンプになること間違いなし
はっきり言ってメタルマッチでの火起こしは「面倒」です。
まずチャークロスに火をつけ、火種を大きくしていく作業が必要です。マッチや着火剤を使わないため火起こしに時間がかかります。
でも、メタルマッチを使った面倒な火起こしを、あえて行うのがキャンプの贅沢な時間ですよね。
この贅沢な時間を、自分オリジナルのメタルマッチを使うことで、さらにちょっとだけ楽しい時間にすることができると思います。
キャンプをさらに楽しくしてくれるDIYアレンジを、皆さんも是非試してみてくださいね。