【工程3】鍋・ケトルを吊るす部分をDIY 木や枝のY字部分を利用してトライポッドのフックも自作しよう
次に鍋やケトルなどを吊すための「フック」を作っていきます。調理道具を吊すため引っかかりやすい形=Y字になっている部分がある枝を探します。
上記画像が拾ってきた枝ですが…2カ所の赤い印でノコギリを使いカットします。(必要な部分以外は薪にします)
拾う時の注意点は、鍋やケトルなど重さのあるものをぶら下げるため、指で力を入れてみて折れないか確認しておきます。できれば広葉樹の枝の方が割れにくくて良いです。
フックはロープでぶら下げます。ロープを引っ掛けるくぼみをナイフで作ります。
ナイフは【筆者レポ】ナイフを使ってひと工夫!キャンプでブッシュクラフトを取り入れよう!の記事でご紹介したハルタフォースのナイフを使っています。
【キャンプDIYにおすすめ】Hultafors(ハルタホース)アウトドア キャンプ ナイフ
【工程4】トライポッドの三脚部分にフックを取り付ける準備をしよう 結び方は吊るす重みで強く締まる「巻き結び」がおすすめ◎
【手順1】
・ナイフの背を叩いてフック(枝)の半分くらいまで切り込みを入れます。
【手順2】
・その後、切り込みに向かって削ることでくぼみを作ることができます。
【手順3】
・次に、くぼみに引っかかるようにロープを巻くのですが…まず円を2つ作ります。
※「巻き結び」で行います。(解けなければどんな結び方でもOKです)
☆「巻き結び」は力がかかることでより強く締まるので、今回のような使い方に向いています。
【手順4】
・「手順3」で作った円(最初に作った円)をもう一方に重ねます。
【手順5】
・重なった円の中に結びたいもの(フック)を通して締めれば完成。
☆くぼみにロープがしっかり食い込んでフックが落ちないか確認しておきます。
【工程5】自作トライポッドにフックを取り付けよう 結び方は吊るす道具に合わせて高さ調節できる「自在結び」がおすすめ◎
最終工程です!フックをつけたロープをトライポッドに取り付けます。
せっかくなのでフックの高さが変えられるようにしましょう。
・自在結びを使います
「自在結び」は結んだ部分をスライドすることによって、ロープの長さを変えることができる結び方です。
☆「自在結び」のやり方は次の項で説明します!
結び目を移動することでフックが持ち上がります。ここまでできれば完成です。