DIYと焚き火が大好きなキャンパーことキャンプするマン(父)です。キャンプでは拾った木や枝を薪にして焚き火をすることも多いのですが、今回はそれらを利用して、焚き火料理に役に立つ「トライポッド(三脚)」をDIYしたいと思います。トライポットは、鍋やケトルを吊るすことができるのであると便利です。トライポットの作り方とキャンプで役立つ結び方などお役立ち情報も一緒にご紹介します。

【工程3】鍋・ケトルを吊るす部分をDIY 木や枝のY字部分を利用してトライポッドのフックも自作しよう

次に鍋やケトルなどを吊すための「フック」を作っていきます。調理道具を吊すため引っかかりやすい形=Y字になっている部分がある枝を探します。

画像: 拾ってきた枝・赤い印部分でカット (筆者撮影)

拾ってきた枝・赤い印部分でカット

(筆者撮影)

上記画像が拾ってきた枝ですが…2カ所の赤い印でノコギリを使いカットします。(必要な部分以外は薪にします)

画像: カットした枝 (筆者撮影)

カットした枝

(筆者撮影)

拾う時の注意点は、鍋やケトルなど重さのあるものをぶら下げるため、指で力を入れてみて折れないか確認しておきます。できれば広葉樹の枝の方が割れにくくて良いです。

フックはロープでぶら下げます。ロープを引っ掛けるくぼみをナイフで作ります。

ナイフは【筆者レポ】ナイフを使ってひと工夫!キャンプでブッシュクラフトを取り入れよう!の記事でご紹介したハルタフォースのナイフを使っています。

【キャンプDIYにおすすめ】Hultafors(ハルタホース)アウトドア キャンプ ナイフ

画像2: 焚き火料理に便利な『トライポッド(三脚)』を自作 木や枝を使って鍋・ケトルを吊るす道具をDIY!
Hultafors(ハルタホース) アウトドア キャンプ ナイフ OK4 AV03802700
ブレード・3mm厚炭素鋼HRC58-60
ブレード寸法:93mm
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原産国:台湾
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2020-08-31 14:07

【工程4】トライポッドの三脚部分にフックを取り付ける準備をしよう 結び方は吊るす重みで強く締まる「巻き結び」がおすすめ◎

【手順1】
・ナイフの背を叩いてフック(枝)の半分くらいまで切り込みを入れます。

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

【手順2】
・その後、切り込みに向かって削ることでくぼみを作ることができます。

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

【手順3】
・次に、くぼみに引っかかるようにロープを巻くのですが…まず円を2つ作ります。

※「巻き結び」で行います。(解けなければどんな結び方でもOKです)

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

☆「巻き結び」は力がかかることでより強く締まるので、今回のような使い方に向いています。

【手順4】
・「手順3」で作った円(最初に作った円)をもう一方に重ねます。

画像8: 筆者撮影

筆者撮影

【手順5】
・重なった円の中に結びたいもの(フック)を通して締めれば完成。

画像9: 筆者撮影

筆者撮影

☆くぼみにロープがしっかり食い込んでフックが落ちないか確認しておきます。

【工程5】自作トライポッドにフックを取り付けよう 結び方は吊るす道具に合わせて高さ調節できる「自在結び」がおすすめ◎

最終工程です!フックをつけたロープをトライポッドに取り付けます。

せっかくなのでフックの高さが変えられるようにしましょう。

・自在結びを使います

筆者撮影

「自在結び」は結んだ部分をスライドすることによって、ロープの長さを変えることができる結び方です。

☆「自在結び」のやり方は次の項で説明します!

筆者撮影

筆者撮影

結び目を移動することでフックが持ち上がります。ここまでできれば完成です。

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