ブッシュクラフト用の丈夫なナイフをまず調達 おすすめは「Hultafors」製ナイフ
Hultafors(ハルタホース) アウトドア キャンプ ナイフ OK4
ブッシュクラフトをしてみようと思ったとき、最低限の持ち物は何かと考えたらやはり必要となるのがナイフ! 現地調達で木から薪にする作業でも必要ですし、何かアイテムを作ろうと思ったときにもナイフがなければ始まりませんね。
そこで今回購入したのはHultafors(ハルタホース)のOK4というナイフ。
Hultaforceはスウェーデンの工具メーカーで、キャンパーには斧のメーカーとして有名です。このナイフはベルトに付けられる鞘(さや)が付属しているのと、見た目が気に入ったため購入しました。
実際に商品が到着して見てみると、色や質感も気に入りました。ちなみに全長が209mmで、ブレードの長さが93mm、ハンドルは116mmと少し長めですが、握ってみるとグリップ感が良く重みも110gと、程良く取り扱いやすい感じでした。
ブレードは日本の炭素鋼を使用しているそうですが、試しに紙を切ってみると、そのままでは少し切れ味が悪いという印象だったため、研ぎ直したところ〝スーッ〟と切れるようになり愛着が増しました。
【ナイフの基本的な扱い方講座】刃は使う時以外は常にしまっておこう
ナイフはよく切れるため取り扱いにはかなり注意する必要があります。正直なところその危ないイメージのために、今までナイフを敬遠していたところがあります。そこで、安全に使うために注意したことを簡単にご紹介したいと思います。
刃先が自分に向かうような使い方をしない
ナイフの刃の向きには常に注意する必要があります。指先だけの作業だからと油断してしまうと、ちょっとのことで誤って手を切ってしまうということもあり得ます。力を入れる作業はもちろん、どんな作業であっても刃の向きとその先に体がないように、ということに注意します。
他の人がいないことを確認してから注意して行なってください。
使う時以外は刃をしまっておく
刃をむき出しにしてナイフをそのまま放置してしまうと、うっかり踏んでしまったりといった大怪我につながってしまう恐れがありますので、使う時だけ鞘から出すようにしましょう。
私は面倒くさがり屋なので手元に鞘がなければ、ナイフをそのままの状態にしがちですので、自分に注意喚起をするつもりで、あえて鞘を常に身につけていられるタイプを選びました。
防刃手袋を着用する
厚い革の手袋でもいいのですが、細かい作業もしたいため手にフィットする防刃手袋を購入しました。購入した防刃手袋は金属のステンレスワイヤー糸と様々な繊維を組み合わせることによって、切り裂け難くなった特殊な素材でできており、圧倒的な強さが特徴です。
さらに発砲樹脂コーティングが施されており、透湿性にも優れムレを軽減しているといいます。
手をしっかり守って最悪の事態を回避するようにします。
【ブッシュクラフト初級編】基本テクニック「バトニング」でナイフに慣れよう
いよいよ私の購入したナイフ「ハルタホース」を使ってブッシュクラフトの基本的なことに挑戦してみます。今回試したのはバトニング、フェザースティック、ポットクレーンです。それぞれご紹介していきます。
バトニング(薪割り)
割ろうとする薪に対してナイフを当て、ナイフの背面(バック)を別の薪で叩いて割ることをバトニングといいます。実際やってみるとナイフが木によく食い込み割りやすい。
斧のように、ナイフの刃を振り下ろすわけではないので実は安全な薪割り方法だということが分かりました。
なお、バトニングで使う木として...薪用には割れやすい針葉樹、ナイフを叩くのに使うのは硬い広葉樹がおすすめです。木を細かく割っておくことで着火から火を大きくしていくまでがスムーズにできるようになります。