【木箱の作り方:手順】DIYを始める前の留意点も紹介 自作木箱の手順と一緒にチェックしよう!
「DIY」は、自分で作り上げることの喜びも大きい反面、注意点や事前の準備がとても大切になります。実際に作業する前に一度、おさらいしておきましょう!
留意点1:保護具をしっかりと身につける
DIYをやる上で作業以上に大切なことは、「保護具」をしっかり身につけて作業することです。
ノコギリや釘など扱い方によっては、重大な事故につながる恐れも。工具や資材に触れるときは、下記のような保護具をきちんと身につけて作業しましょう。
- 手袋
- 保護メガネ
- マスク
- 動きやすい服装
留意点2:設計図を描いておく
DIYの仕上がりをグンと上げる秘訣は、「設計図」を描くことです。
完成イメージを明確にしないまま、作業を始めたり材料の買い出しに行っても「何が必要なんだっけ?」「このサイズでいいのかな?」などなどスムーズに行かないこともしばしば。
簡単なスケッチでもいいので設計図を描いておくと、材料選びから実際のDIY作業までびっくりするほど順調に進行できるはずです。
それでは、さっそく木箱の作り方をご紹介します!
手順1:木材を寸法に沿ってカット
設計図で想定した木箱を作るために先述の寸法に沿って木材をカット。どうしてもうまくカットする自信がないと思ったら、ホームセンターなどの工作室を活用しましょう!
1カット数十円で木材を寸法通りにカットしてくれますよ。カットはプロにおまかせし、組み立ては自分でやるのも効率がいいDIYかもしれません。
手順2:底部を製作
まずはカットしたスギ材を写真のように並べ、ボンドで接合部分を接着します。これは、木箱の底部分の基礎になるパーツです。
ボンドが固まったら、接合部分をビスでしっかり固定しましょう。スギ材は、柔らかく加工しやすい反面、反りや節が多いことも。
特に組み立てのときは、ねじれや反りを矯正する感覚で作業するときれいに仕上がりやすくなります。
出来上がった土台の上面にボンドを塗り、「スギ材1」2枚を接着します。しっかりと上から抑えるようにすると安定して接着することが可能。
同じようにボンドが乾燥したら、ビスで強力に固定しましょう。これで底部分が完成しました。
手順3:木枠で囲み、固定する
続いて、写真のように台座を「スギ材2」で囲んでいきます。こちらもこれまで同様に木口にボンド→ビスで接合と作業を進めていきましょう。
これで木箱の組み立ては完了です。
手順4:全体をヤスリがけし、整える
組み立てたら、木のフチをメインに紙やすりで研磨しましょう。丁寧にヤスリがけすることでササクレ(バリ)を取り除けるだけでなく、滑らかな肌触りに!
これをやるかやらないかで仕上がりの良し悪しがだいぶ変わりますので、念入りに行うのがおすすめです。
自作の木箱が完成! オリジナル木箱はキャンプでの収納だけでなくインテリアとしても大活躍!
シンプルな木箱が完成しました!今回は塗装せず、そのまま使っていきたいと思います。
アウトドアなどラフに使うシーンが多い場合は、経年劣化とキズもいい味となりますのでそんな木箱の変化も楽しめますよ。
DIYした木箱にキャンプ小物を収納してみました。バーナーやクッカーなどのギアや折りたたみのマットなどもコンパクトにまとめておくことができています。
厚みのある板を使用し頑丈にできているので、上に荷物を重ねたりもできそうです。
シンプルな木箱はインテリアにも大活躍!ちょっとしたサイドテーブルにしてみたり、本のディスプレイ用としても活用しています。
サイズを変えて作れば、テーブル、椅子にも流用することも可能です。作った後からも用途のバリエーションを増やしやすいというのもDIYすることの魅力のひとつです。
自作の木箱はDIYの入門にピッタリ キャンプでも室内でも様々な使い方が出来る木箱作りにチャレンジ!
今回ご紹介した木箱DIYは、とてもシンプルな方法ながら色々なDIY作業で応用できます。アウトドアギアの収納ケースにしてもよし、ちょっとしたスツールにしてもへっちゃらな木箱は外だけじゃなく室内でも活用できます。
ライフスタイルにDIYを取り入れてみたいと思った方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。アウトドアだけでなくインテリアにもマッチするシンプルな木箱、ひとつあると便利ですよ!
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