【ひき肉を大量消費するトマト缶レシピ②】「本格チリコンカン」 アレンジ自在な料理なのでBBQでのウケもバツグン!
2品目は、子どもも大人も大好きなチリコンカン。メキシカン風アメリカ料理「テクス・メクス」の代表料理で、アメリカのBBQではかなりの頻度で登場します。
そのままシチューのように食べたり、ごはんにかけて丼にしたり、ホットドッグのソースにしたりと、アレンジ自在。BBQだけでなく、キャンプでの食事などアウトドア飯との相性も抜群ですよ!
「本格チリコンカン」材料
<材料> 約4人分
仕込んでおいたタネ 約1キロ(※)
トマト缶 約200グラム(トマト缶の半量)
ゆで豆 約400〜800グラム(※)
トマトペースト 大さじ3
ケチャップ 大さじ3
ナツメグ 小さじ1
チリパウダー 大さじ2
クミンシード 小さじ1
※タネの分量は、「基本の下ごしらえ」で作ったものからざっくり1/3ほどの量です。煮込むので、汁気を多めに取り分けてください。
※豆はお好きなものでOK。今回はキドニービーンズ、ピントビーンズ、ブラックビーンズのミックス缶とひよこ豆を使いました。豆の量はお好みでよいですが、多めにするとさらに本場っぽくなります。
「本格チリコンカン」作り方
1、鍋にタネをを入れ、トマト缶半量、トマトペースト、ケチャップ、スパイス類を加えて加熱。グツグツしてきたら火を弱め、20分ほど煮込みます。
煮込むので、鍋は厚底のものがおすすめ。ダッチオーブンやルクルーゼ、ストーブなどの無水鍋ならなお良しです。
2、ゆで豆を投入。煮汁は別で取っておきます。全体をかき混ぜて、さらに20分ほど煮込みます。
煮込んでいて、水分が蒸発しすぎてしまったら、ゆで豆の煮汁を追加してください。
3、鍋底がこげつかないように時々かきまぜて様子を見ながら、具の頭がこれくらい出るまで煮詰まったら、完成です!
煮込みの時間が少々かかりますが、基本的には煮込むだけで失敗のないレシピなので、キャンプでの焚き火で作るのも楽しいですよ。
食べる時は、チーズやサワークリーム、崩したクラッカーなどをトッピングすると、特別感がアップ。
1日寝かせるとさらに味わいが増すので、1日目はパンやチップスにディップして、2日目はごはんやクスクス、パスタにかけたりと、食べ方を変えて楽しむのもおすすめです。
【ひき肉を大量消費するトマト缶レシピ③】「本格ボロネーゼ・プッタネスカ風」 一度食べたらクセになる絶品パスタソース
3品目は、一度食べたらクセになる絶品パスタソースのご紹介です。
ひき肉のトマトソース「ボロネーゼ」と、ブラックオリーブを使った娼婦風パスタ「プッタネスカ」、2つのいいとこ取りをしたパスタソースです。仕込んでおいたタネを使えば、時短で簡単に本格的なパスタができちゃいます!
「本格ボロネーゼ・プッタネスカ風」材料
<材料> 約4人分
仕込んでおいたタネ 約1キロ(※)
トマト缶 約200グラム(トマト缶の半量)
ブラックオリーブ 10〜15粒
マッシュルーム 5個
ケッパー 大さじ1(※)
アンチョビ 1枚(※)
※タネの分量は、「基本の下ごしらえ」で作ったものからざっくり1/3ほどの量です。
※ケッパーとアンチョビは、入れると本格プッタネスカに近づきますが、なくてもOKです。またアンチョビは、アンチョビソース(チューブ)でも代用できます。
「本格ボロネーゼ・プッタネスカ風」作り方
1、深めのフライパンにタネを入れ、トマト缶半量を加えて加熱する。
2、ブラックオリーブとマッシュルームを薄切りにする。
本来、ボロネーゼにもプッタネスカにもマッシュルームは入りませんが、このレシピときのこ類は相性抜群なので、ぜひ入れてみてください。コクが格段に増します。
3、刻んだブラックオリーブとマッシュルーム、ケッパーとアンチョビ(あれば)を加え、軽く煮込む。
4、マッシュルームに火が通ったら、別の鍋で茹でたパスタを投入。ソースがからみづらい場合は、茹で汁を大さじ1ほど加えるといいですよ。
盛り付けて、完成です!!
オーソドックスなスパゲッティも美味しいですが、ソースが濃厚なので、ブカティーニなどの太麺とも相性バツグンですよ。
トマト缶 × ひき肉のタネや今回の紹介レシピは冷凍保存OKなので作り置きにも最適! 実践してみよう
下ごしらえしたタネはもちろん、今回ご紹介した3つのレシピは、どれも冷凍保存が可能です。ジップロックなどのフリーザーバッグに入れて冷凍しておけば、最低でも1ヶ月は美味しく食べられますよ。
キャンプやBBQなどのアウトドア飯に、いつもの食卓の作り置きに、ぜひ活用してみてくださいね!
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