ハイボールを美味しく飲むための作り方を伝授! 炭酸・温度・ウイスキーの量がポイント!
ハイボールを美味しく作るコツは、3点。
- 炭酸ガスをなるべく無駄にしない
- キンキンに冷やす
- ウイスキーの量を適切にする
それらを考慮して作ると以下のような感じです。
1)まず、ジョッキにいっぱいの氷を入れます。常に7割以上入っているのがハイボールの場合は基本です。
2)ウイスキーをメジャーカップで60ml注ぎます。注いだら、この段階でよくかき混ぜ、ウイスキーを冷やします。(なので、ウイスキー自体をあらかじめ冷凍庫で冷やしておいてもOKです。ウイスキーは凍りません)
3)炭酸水をジョッキの9分目まで注ぎます(概ね250~300ml)。
これがポイントですが、氷にはなるべく当てず、静かに注ぐことで、炭酸ガスの抜けを防ぐことができます。
4)最後にマドラーで縦方向に1回だけかき混ぜます。ウイスキーと炭酸水は比重の関係があり、これだけでかなりしっかり混ざります。
何度も混ぜると炭酸が抜けるので注意しましょう。
5)最後は余談というか奥の手を1つ。
グローラーにたっぷり氷を入れ、ウイスキーを240ml、炭酸水を1リットル入れると、そのまま飲める巨大ジョッキになります。蓋をすれば炭酸も抜けませんし、結構便利です(周囲の目を気にしてはダメです)。
氷が足りなくなりそうな時でも、この方法を使えば、あと1リットルは飲ませて貰えるという、吞兵衛キャンパー垂涎の一発逆転テクニックです。
ハイボールにオススメ! 2000円台ウイスキー5選を紹介 高くないお酒でも楽しめる
最後に私がおすすめするウイスキーを5種類ほど書かせて頂きます。
基本的に「ウイスキーは高いほど美味い!」というお酒なので、何万円もするウイスキーを買ってくれば間違いないです。
ですが、そうは言ってもハイボールなので、そんなウイスキーを使うのはもったいない話です。ですので、「2000円台で買えて、ハイボールにすると美味しいウイスキー」を独断と偏見で紹介します。
1. 【スコッチ】デュワーズ
最初は王道のデュワーズです。国産ウイスキーがおしなべて値上がりしている中、日本人の口に合う、安くて美味しい手に入りやすいウイスキーといえばこれでしょう。
ストレートなどでは物足りなさがありますが、ハイボールにすると甘みや香りが一気に開き、飽きのこない美味しさが楽しめます。
2. 【スコッチ】スコティッシュリーダー
スコティッシュリーダーはデュワーズとは違い、かなりレアなスコッチです。
蜂蜜系のやや甘めの風味が炭酸に良くなじみ、やはりハイボールで美味しいウイスキーです。スコッチ特有のピート臭が感じられにくく、クセがないため、とにかく飲みやすいです。
一杯目にはこちらが是非おすすめ。少し手に入れにくいのが難点ですが、酒屋さんに相談すれば仕入れてくれるかもしれません。
3. 【ジャパニーズ】963<黒>
国産のウイスキーは総じて値上がりしており敷居が高いのですが、こちらは値段も高くなく、通販などでも購入しやすいジャパニーズウイスキーですね。
度数50度・着色ナシというあたりでもう「ストロングさ」が感じられるのですが、この黒はスモーキーな風味が猛烈で、実際ものすごくストロング。燻製のお供に欲しいハイボールが作れます。
4. 【バーボン】ジムビーム アップル
アップルの香り豊かなジムビームのバリエーション。
厳密に言うとウイスキーの分類ですらなく、いわゆるバーボンらしさは皆無ですが、特にジンジャー系の炭酸水で割ると爽やかで美味しいです。設営後に飲む昼酒はこれで決まりですね。
5. 【アイリッシュ】ブッシュミルズ ブラックブッシュ
アイリッシュウイスキーとしては入門者向け。クセはなく、香りの良さとほのかなスモーキーさが感じられ、飲みやすいハイボールが楽しめます。生クリームを使ってアイリッシュコーヒーを作るのにも適したウイスキーです。
冷えたハイボールで夏キャンプをさらに楽しく過ごそう! おすすめ道具や作り方を参考にしてみては
今回は、キャンプでおいしくハイボールを飲むためのオススメ道具から作り方、オススメのウイスキー5種類をお伝えさせてもらいました。
ハイボール一つでも冷えていなかったり、分量が違うだけでイマイチなハイボールに仕上がってしまうことがあります。
記事でご紹介した道具や作り方を参考に、皆さんの夏キャンプをさらに楽しい時間にしていただけたらと思います!