楽器初心者にオススメのウクレレ!簡単にすぐ弾ける!持ち運びにも便利でアウトドアとの相性も抜群!

夏のキャンプや野外活動にも、小さくて軽量なウクレレは持ち運びが便利。
スマホとスピーカーを接続して音楽をかけるのもひとつの楽しみ方ですが、ウクレレは7つのコードを覚えてしまえば、数十曲が弾けるため、たまにはアウトドア環境で生演奏を楽しんでみませんか。
前回の記事、【初心者向け】ウクレレを始めてみませんか? チューニングやコードだって簡単!にてオススメのウクレレや、一番初めに覚えるべき3つのコードを解説しました。
もし、「まだウクレレを持ってない!」という方や「もう一度おさらいしたい!」という方は先にご覧になっていただけたら幸いです。
誰しも最初は…ウクレレの練習をしていると、どうしてもつまづくところが出てくると思います。それは、基本的な「構え方」や「ネックの握り方」など…。
曲が弾ければどうでも良いことと思いがちなんですが、基本的なことを知ることで、弦を押さえやすくなったり、弾きやすくなったりするのです。
そこで、本記事では「正しい構え方」と「ネックの握り方」をわかりやすく解説します。そして、皆さんが大好きな曲を例に挙げ〝簡単に弾ける練習曲〟を2曲ご紹介したいと思います。
〈ウクレレの基本〉正しい構え方を覚えよう! ネックの握り方も重要! 4つのSTEPで確認!

ウクレレには正しい構え方があります。
もちろん、こうしないと絶対にダメ!というわけではありませんが、初心者のうちに変な癖がついてしまうと後から矯正するのが大変になるので、初めのうちに正しい構え方を覚えましょう!
4つのSTEPでチェック項目を作ってみましたので、ご自身が当てはまってないか確認してみてくださいね!
STEP1:胸のあたりで構える

構え方:良い例

構え方:良くない例
目安としては、ボディの真ん中にある穴(サウンドホールと言います)を胸のあたり、中心よりちょっと右に来るように構えます。
極端に下の方だったり、上の方だったりで構えると、コードが抑え難くなります。
STEP2:右脇でウクレレを抱えるように固定する

小脇に抱えるようなイメージ
上の画像のように、ボディを右腕で支えます。小脇に抱えるようなイメージでしょうか?
STEP3:右手の第一関節でボディの上の方を支える

ボディを支える右手に注目!
ボディを支える右手は上の画像のあたり。右手の第一関節で支えて、親指で弦を鳴らします。
初心者によくありがちなのが、サウンドホールの上あたりを弾いてしまうこと。これをやろうとすると、右脇でウクレレが支えられなくなり、安定しなくなってしまいます。

筆者撮影
正しい持ち方をしていれば、このように右手だけでウクレレを支えることができるので、一つの目安にしてみてください。
STEP4:超肝心!ネックの握り方!
ここまでは序章!初心者が陥りやすいのがネックの握り方です。
以下のような握り方をしている人、いませんか?
画像1:親指が極端に出てしまっている

画像2:ネックの裏に手のひらがついてしまっている

画像3:親指の先だけでネック裏を押さえている
画像1.親指が極端に出てしまっている
画像2.ネックの裏に手のひらがついてしまっている
画像3.親指の先だけでネック裏を押さえている
初めの頃に上記画像のような握り方をしていると、後々「コードをうまく押さえられない・・・!」ということになりかねません。
そこで、正しいネックの握り方としては!

正しいネックの握り方

正しいネックの握り方
正しい握り方はネックとヘッドの境目あたりを親指で押さえる方法。ネックの裏から親指が少し出るくらいの位置を押さえます。
ところで…!ウクレレにも立ちながら弾く時用のストラップがあります。これについては、つけるかつけないかで意見が分かれるところですが、つけることでかなり安定感が増すため、弾きやすくなりますよ。
ZEALUX ウクレレストラップ

★調節可能:78cmから132cmまでの調節可能な長さ、すべてのウクレレ&リトルギターに適しています
★インストール:尾の爪が下にマウントされ、ストラップは、デバイスの首に結びついています。あなたのデバイスのための完全な保護。
★含める:ギターストラップ* 1。テールネイル* 1; タイ* 1。
★デザイン:エレガントなデザイン、絶妙な技量と色の非フェージング。
ただし、ストラップをつけるためのピンがウクレレにはないことがほとんどなので、穴を開ける必要があります。穴を開けたくない!という人は注意しましょう。
ネック裏を親指の先だけで握る方法は、クラシックギターなどではよくみられる握り方ですが、この握り方をすると必然的に人差し指〜小指が寝てしまい、指先で弦を押さえられなくなってしまいます。
覚えて欲しい4つのコード「C7・Am・G・Em」を紹介! 基本3つのコードに加え弾ける曲を増やそう!

さて、前回の記事、【初心者向け】ウクレレを始めてみませんか? チューニングやコードだって簡単!では、基本中の基本となる「C」「G7」「F」の3つのコードを使いました。
今回はさらに、「C7」「Am」「G」「Em」の4つのコードを覚えていきましょう!
C7のコード
C7のコード

C7のコード
1弦1F(フレット)を押さえるだけの超簡単コード。「シーセブン」と呼びます。
「簡単なんだから先に教えろよ!」という声も聞こえてきそうですが、登場頻度はそれほど高くないので、後編で紹介しました。
普通のCのコードと比べてみると、ちょっと怪しい響きをしていますね!
※ちなみに「C」「G7」「F」「C7」を初心者が覚えるべき4つのコード”と謳っているサイトも数多くありますが…。
Amのコード
Amのコード

Amのコード
こちらも、4弦2F(フレット)を押さえるだけの簡単コード。「エーマイナー」と呼びます。
頻出コードなので覚えてしまいましょう!
Gのコード
Gのコード

Gのコード
前回はG7のコードでしたが、こちらは普通のGのコードです。
手元にウクレレのある方は鳴らして聴き比べてみてください。G7の方が怪しい響きをしていることがわかると思います。
JPOPやロックの曲を弾き語りしたい!となってコード譜を探すと出てくるのはほとんどGの方です。それほど難しくないコードですし、GもG7も両方覚えてしまいましょう!
※「じゃあなんでG7を教えたんだ!」という声が聞こえてきそうですが、G7の響きはウクレレの音とマッチしていて、ハワイアンの曲ではよく出てくるコードなんです!
Emのコード
Emのコード

Emのコード
これはちょっと難易度の高いコードです!
階段のように上がっていく押さえ方なんですが、しっかり指を立てて押さえないと、他の弦を触ってしまって綺麗に音が鳴りません。
何より、コードチェンジする時に素早く指を動かさなければいけないのが、初心者のうちはかなり苦労すると思います。これに関しては練習あるのみ。頑張ってください!