【ソロキャンプ飯のレシピ】1泊ソロキャンプ3回の食事のレシピを紹介! インスタント食材を使ったキャンプ飯
それでは、今回紹介したポイントを押さえ、1泊のソロキャンプを想定した昼・夜・朝のレシピ例を紹介します。
3つ目のポイントの「できるだけ同じ食材を使うレシピを考える」に基づいて、今回使う食材を決めました。
具体的には、下の4つの食材を中心に使います。
【使いまわすメイン食材】
- ジャガイモ:大1コ
- 玉ねぎ:中1コ
- ベーコン:160g
- フランスパン:半分
上記の食材を、以下のレシピに分けて使います。
【メニュー】
- 昼:ホワイトシチュー&パン
- 夜:ジャガイモとベーコンのアヒージョ&パン/アヒージョ活用オイルパスタ/コンソメスープ
- 朝:コーンスープ&パン
今回のレシピで筆者が使っているソロクッカーは、こちらです!
【ソロキャンプ飯レシピ①】昼ご飯:ホワイトシチュー&バケット
お昼は、シンプルにホワイトシチュー!
メイン食材のジャガイモと玉ねぎ、ベーコン、パンをフルに使ったメニューです。
【材料】
- ジャガイモ:1/2コ
- 玉ねぎ:1/2コ
- ベーコン:80g
- パン:適量
- シチューのルウ(今回は顆粒タイプ):1人分
- 牛乳:200ml(ルゥにあわせて調整)
- 水:150ml(ルゥにあわせて調整)
- 塩コショウ:適量
- サラダ油:適量
【作り方】
- ジャガイモ・玉ねぎ・ベーコンを適度な大きさに切る。
- 1をサラダ油で炒める。
- ある程度火が通ったら、水を入れてジャガイモが柔らかくなるまで煮込む。
- ジャガイモが柔らかくなったら、火を止めてルウを溶かす。さらに煮込む。(5分~10分)
- 牛乳を入れ、さらに煮込む。(5分程度)適宜味を見ながら塩コショウで調節する。
- パンを焼く。キャンプなら焚火で炙るのも良し!
シンプルなシチューのレシピです。簡単なので、設営後のお昼ご飯でも気軽にできますね。
≪ポイント1≫
顆粒タイプのルウが、持ち運びやすさや味の調整のしやすさからおすすめです!
おすすめの顆粒タイプのルウはこちら↓
≪ポイント2≫
食材のカットサイズは、ソロキャンプだと小さいクッカーを使うことが多いと思うので、それにあわせた大きさにしましょう。
【ソロキャンプ飯レシピ②】夜ご飯:アヒージョ&オイルパスタ&コンソメスープ
夜ご飯は、お昼に使ったジャガイモと玉ねぎのもう半分を使って、アヒージョと、アヒージョの残りを活用したオイルパスタ、パスタの茹で汁を活用したコンソメスープです。
ポイントを意識しすぎて、ものすごい効率を求めたメニューになってしまいましたね…(笑)。
ちなみに、このレシピを作る際は、熱源を2つ用意すると便利です。
ジャガイモとベーコンのアヒージョ
【材料】
- オリーブオイル:大さじ4
- ニンニク:1/2切れ
- ジャガイモ:1/2コ
- ベーコン:80g
- パン:適量
- 塩:適量
【作り方】
- ニンニクはみじん切りに、ジャガイモとベーコンは一口大に切ります。ジャガイモはあらかじめ軽く茹でておきます。
- ニンニクをオリーブオイルで香りがつくまで弱火にかけます。(2~3分)
- ジャガイモとベーコンを投入して弱火で煮込みます。(5分程度)
- 塩で味を整える。パンを焼く。
スキレットでのアヒージョは、キャンプ飯の定番ですね。
≪ポイント1≫
火は絶対に弱火です。この記事用の写真撮影時に、筆者はベーコンを丸焦げにしてしまいました。ちょっとTwitterを見ていただけなのに…お気をつけて。
≪ポイント2≫
辛いのが好きな方は、最初にニンニクを火にかけるときに、鷹の爪も一緒に入れるとピリッとしたアクセントになります。
≪ポイント3≫
次のメニューのパスタのために、すべては食べずに1/3~半分くらいを残しておきます。
アヒージョ活用オイルパスタ
【材料】
- アヒージョの残り:適量
- 玉ねぎ:1/4コ
- スパゲティ:70g
- 水:300ml
- 塩コショウ:適量
- パセリ:適量
【作り方】
- ソロクッカーのミニポッドでお湯を沸かす。玉ねぎは炒める用に薄切りにする。
- 1のお湯に塩を振り、スパゲティを半分に割って茹でる。
- ソロクッカーのメインポッドで玉ねぎを炒める。
- 玉ねぎがしんなりしてきたら、アヒージョの残りとあわせて炒める。
- スパゲティが茹で上がったら、茹で汁は残しておいて(次のスープに使います)、4のメインポッドに移して和える。
- 塩コショウで味を調節する。
- パセリを振りかけ彩りをそえる。
アヒージョの残りを活用した簡単オイルパスタです。
アヒージョでは残りがちなオイルも綺麗に使えるので、後片付けも楽にできますよ!
≪分量のポイント≫
パスタの量はアヒージョと鍋の大きさを考慮して、一人前(約100g)よりも少し少なめになっています。自分のお腹の膨れ具合と相談して調節してください!
≪調理器具のポイント≫
- パスタの茹で汁は次のスープ用に残しておくため、炒める鍋と別に、今回はミニポットで半分に割ったパスタを茹でています。(下の写真参照)
- パスタを和えるにはソロクッカーのミニポットやスキレットだと小さすぎるため、メインポッドを使っています。
≪調理のポイント≫
もし熱源が1つしかない場合はパスタがまだ少し固いうちに火からおろして、入れ替わりで具材を炒めれば、炒め終わるころにはパスタがちょうどいい柔らかさになってます。
茹で汁活用コンソメスープ
パスタのみだと少し物足りないため、茹で汁を活用して簡単なコンソメスープを作ります。
【材料】
- 玉ねぎ:1/4コ
- パスタの茹で汁
- 追加用の水:適量
- コンソメ:1コ
- 塩コショウ:適量
- パセリ:適量
【作り方】
- 玉ねぎは薄切りにする(パスタを作るときにまとめて切っておくとスムーズ)。
- パスタの茹で汁だけだと足りない場合もあるため、適量の水を足して沸かす。
- 玉ねぎとコンソメを入れて、玉ねぎが柔らかくなるまで煮込む。
- 必要に応じて塩コショウで味を調節する。
- 最後にパセリを振りかける。
シンプルだけど、あったら嬉しいコンソメスープ。
パスタを茹でるときに残ってしまうゆで汁を活用しているため、無駄がありません。
≪ポイント1≫
コンソメは便宜上1コとしていますが、スープの量によっては丸々1コは多いことも。顆粒タイプのコンソメを使うと味の調節が楽です。
≪ポイント2≫
アヒージョと一緒に食べたパンの残りがあれば、コンソメスープと一緒に食べても美味しいです。
【ソロキャンプ飯レシピ③】朝ご飯:バケットで浸パンコーンスープ
朝ごはんは簡単に、インスタントのコーンスープと残ったパンを組み合わせます。
食器は320mlサイズのこちらのシェラカップがちょうどいい大きさ。
【材料】
- コーンスープの素:一人前
- パン:適量
- 水:150ml
- パセリ:適量
【作り方】
- お湯を沸かして、320mlサイズのシェラカップでコーンスープの素を溶かす。
- パセリを振りかけて彩りを添える。
- パンは焼くとよりおいしい!
シンプルですが、朝起きた後の暖かいコーンスープはとっても幸せ…
前日に使ったパンを、綺麗にすべて使い切れるところもポイントが高いですね!
ソロキャンプ飯は自由に作れる! レトルト&インスタント食品必須・洗い物はしない・同じ食材を使うレシピにしよう!
ソロキャンプでのキャンプ飯はすべて一人で調理するため大変ですが、その分自分の好きなメニューを選んで作れる「自由」さという魅力があります。
今回紹介した3つのポイント、
- レトルト食品は遠慮なく取り入れる
- キャンプ場で洗い物はしないという選択肢
- できるだけ同じ食材を使う簡単レシピを考える
をおさえて、より簡単・気軽にソロキャンプでのキャンプ飯を楽しみましょう!!