【塗装の用具】コーヒードリップスタンドを自作でアレンジ 好きな色で楽しくDIY&味が出てGood
ドリップスタンドを塗装するのに必要な用具をご紹介します。自分の好きな色にアレンジOKです!
【塗装用】
- オイルステイン
- アンティークワックス
- 刷毛

筆者撮影
▼オイルステイン
▼アンティークワックス
【DIY手順】コーヒードリップスタンドの自作方法を解説! 木材のカットから塗装まで写真とともに説明
それではドリップスタンドの作り方を解説します。完成図は下の画像のイメージで作ります。

筆者作成 caDIY3Dで作成
cadiy3d.com上で紹介した図面はcaDIY3Dというソフトで作成しています。DIYするのにとっても便利なソフトです。
まずは木材をカット! 土台とコーヒードリッパー台を作ろう
SPF材を用意します。SPF材からは、カップを置く土台とドリッパーを乗せる台を作ります。
150mmを2枚切り出します。余った木材はドリルで穴を開けたりするときに下に敷く木材として使用します。(端材がある方は端材でOK)

筆者撮影 左の15cmに切り出した2枚を使います
SPF材を切る場合は、写真のようにクランプを使用ししっかり固定します。手前から切ると切りやすい&まっすぐ切れますよ。

筆者撮影 手前から切ると切りやすいです
切ったSPF材は切断面にバリが出ているので、ケガをしないようにやすりがけをしましょう。

筆者撮影 切った面をやすりでバリ取りします
続いては高さ調節するための丸棒を通す穴を開けます。
Φ10mmのドリルを使用して、土台とドリッパー台両方とも穴を開けます。

筆者撮影 Φ10mmの穴を開けた様子
あまりギリギリに穴を開けてしまうと、割れやすくなるので注意してください。
次にドリッパー台にドリッパーをはめるΦ60mmの穴を開けます。穴を開けるのに自在錐を使うと、簡単に開けられます。

筆者撮影 自在錐 色々な穴の大きさを開けることができます
自在錐で穴を開ける時は、クランプを使いましょう。
木材が強い力で回ろうとするため、手で押さえるとケガをする恐れがあります。
また自在錐自体も高回転で回るため手に当たると大ケガしてしまいますので、なるべく両手が使える状態で作業できるようにしましょう。

筆者撮影 クランプで固定して自在錐で穴を開けます
電動ドライバーを回した状態で、ちょっと押し込む/戻すを繰り返すと無理なく穴が開けられます。

筆者撮影 Φ60mmの穴が開きました
ドリッパー台はこのままだとただの四角い板なので、余分な所はカットします。この辺りはお好みでカットしてOKです。
のこぎりでカットしたら、やすりでバリ取りや角を丸く仕上げます。

筆者撮影 のこぎりで点線をカットします

筆者撮影 カット後やすりがけをしました
続いては、上下の板を支える丸棒を作ります。
まずは丸棒を200mm切り出します。続いて高さ調節を行うための穴を10mm間隔で開けます。ドリルはΦ3mmを使用します。

筆者撮影 しっかり固定して穴を開けます
丸棒はΦ10mmと細いので、先端がネジタイプのドリルは丸棒が割れてしまいます。そのためドリル先端がネジタイプになっていない、以下のようなものを使いましょう。

筆者撮影 10mm間隔で5つ穴を開けました
次に塗装! アンティークワックスで渋く仕上げるDIY
色はオイルステインとアンティークワックスで、木目を活かしつつ渋く仕上げます。
それぞれ材料の木目を活かすために、まずオイルステインを塗って木に塗料を染み込ませます。刷毛を使用して全体に塗りましょう。今回はチークを使用しました。

筆者撮影 オイルステインを塗った後
オイルステインが乾いたら、アンティークワックスをスポンジや乾いた布につけて塗り込みます。乾いたら、布で磨くとツヤがでてきます。

筆者撮影 アンティークワックスを塗った後、磨くときれいなツヤがでます
いよいよ組み立て! キャンプギアとしてもお家でも大活躍
塗装が終わったら、いよいよ組み立てです。

筆者撮影 この4つパーツを組み立てます
写真では穴に金属が入っていますが。大きく開けすぎるミスをしてしまっため金属のスペーサーを使用して穴の大きさを調節しています。(この記事の手順で行えば、このミスは起こりません!)
組み立てはとても簡単です。
- 土台の穴に丸棒を差し込みます。
- 丸棒の穴にピンを差し込みます。
- 丸棒にドリッパー台を取り付けます。

筆者撮影 組み立て完成です!
2の差し込むピンの位置で、ドリッパー台の高さを変えることができます。
持っているドリッパーやカップの高さに合わせて自由に高さを変えることができるので、様々なシーンで活躍してくれますよ。

筆者撮影 丸棒の穴位置・数でいくらでも調節OK!
さらに4つのパーツは取り外し可能なので、コンパクトに持ち運びできます。キャンプにも気軽に持っていくことができますね。

筆者撮影 お家でも活躍してくれます