登山靴のお手入れ、普段からされていますか?登山のたびに、時間をかけてお手入れをされている方は少ないかもしれません。実際にぼくも山でハードに使っていながらも、登山靴をメンテナンスできていないのが現状です……。しかし長く使っていくのであれば、定期的なメンテナンスは必須。そこでこの記事では、簡単な登山靴のお手入れ方法を写真とともにご紹介します。

【登山靴のお手入れ方法】写真付きでメンテナンスの手順を解説! しっかり乾燥することがポイント

登山靴のお手入れのおおまかな手順です。

  1. 靴ひもを外して表面の汚れをブラシで落とす
  2. インナーソール(中敷き)を外して靴内部を優しく洗う
  3. 外側をスポンジで洗う
  4. タオルを入れて乾かす
  5. 完全に乾いたら防水・撥水スプレーを吹きかける

写真とともに解説していきますね。

【水洗いを始める前に】靴ひもを外して登山靴の表面の汚れをブラッシング 

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

あらかじめ、登山靴の靴ひもを取り外しておきます。取り外した靴ひもは、ネットに入れて洗濯しておきましょう。

ここで靴ひもを外すときに、元に戻すことを考えて写真を撮っておくのがおすすめです。「靴ひもはどのようになっていたんだっけ……?」という事態を防げます。

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

登山靴ミッドソール部分の汚れ。大きなゴミや泥を取り除いていくために、まずは表面をブラッシングします。

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

使用したのはこちらの柔らかめの馬毛ブラシですが、靴用ブラシでしたらなんでも良いと思います。

画像2: 登山靴の洗い方をご紹介! ゴアテックス素材のトレッキングシューズもお手入れ可能
靴 ブラシ 馬毛 M.MOWBRAY プロ・ホースブラシ(靴磨き ブラシ 馬毛ブラシ) エム モゥブレィ モウブレイ
毛先が細く、柔らかい馬毛を使用していますので、表面のホコリ等の汚れ落しなどに適しています。プロも愛用する靴磨きの優れものです。靴以外の皮革製品やコードヴァン革やブライドルレザー等にも適しています。汚れ(泥、ホコリ等)の払い落としには、柔らかい毛(毛先の細い毛)が最適です。天然の馬毛を使用したホースブラシは普段使いのブラッシングにぴったりです。コードヴァン(コードバン)専用クリームを使用する際に、クリームをすり込み馴染ませるにはこれが便利です。●サイズ:180mm×47mm毛の長さ約22mm

丁寧にブラッシングをしつつ、ソールの剥がれなどがないか、登山靴の状態をチェックです。お手入れの時間がない方は、ブラシをかけるだけでもOK。

インナーソール(中敷き)を外して登山靴の内部をスポンジで水洗い 

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

インナーソール(中敷き)を取り出して、靴の中の砂やゴミを取り除きます。

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

大きなゴミが取り除けたら、水またはぬるめのお湯につけたスポンジで優しく洗います。

汚れがひどい場合は靴用洗剤「シュークリーナー」を使おう

汚れがひどい場合には、洗剤を使用するのがおすすめです。靴用洗剤のおすすめはこちら。

画像3: 登山靴の洗い方をご紹介! ゴアテックス素材のトレッキングシューズもお手入れ可能
ギアエイド GEAR AID REVIVEX BOOT & SHOE CLEANER 36250 4 fl oz リバイベックス ブーツ シュークリーナー
ギアエイド GEAR AID REVIVEX BOOT & SHOE CLEANER 36250 4 fl oz リバイベックス ブーツ シュークリーナー 靴やブーツを撥水処理する前に、このクリーナーで皮革やファブリックにこびりついた汚れや染みを落としてください。濃縮タイプなので1本で多くの靴を洗うことができ、防水透湿性素材を使用した靴にも使用可能。 ●内容量・・・118ml ※ブラシ等は付属していません。 ※同じ商品でも生産時期等により改良され、画像と異なる場合があります。 ご注文前に、必ず当店規約・概要をご確認ください。 
¥ 1,210
2020-04-29 14:47

今回はぬるめのお湯で、十分に汚れが落ちました。

登山靴の外側をスポンジで水洗いする(ヌバックの場合は専用ブラシを使用する)

画像8: 筆者撮影

筆者撮影

続いて、登山靴の外側もスポンジで洗います。主な汚れは泥汚れ。丁寧にスポンジで汚れを落としていきましょう。

ちなみにヌバック皮製品の場合には、専用のブラシを使う方が良いそうです。

画像9: 筆者撮影

筆者撮影

ある程度汚れが落ちたら、乾いたタオルで靴表面の水気を拭き取ります。乾燥時間が短時間で済むので、必須の作業です。

タオルを登山靴の内側に入れ乾燥させる

画像10: 筆者撮影

筆者撮影

タオルもしくは新聞紙を詰めて乾燥させます。1〜2回ほど、こまめに入れ替えを行うと、早く乾かせます。

ついでにインナーソール(中敷き)もスポンジで洗っておきました。

完全に乾燥させ終えたら防水・撥水スプレーを吹きかける(ゴアテックスは対応したものを使用)

風通しのいい場所だと、1日ほどで乾燥しました。登山靴が完全に乾燥したことを確認して、靴ひもを取り付けます。

靴ひもの先が破損していて穴に通らない場合は、

  • ライターで先っぽを少し焼く
  • セロテープで補強

これで、スムーズに靴ひもを通せました。

画像11: 筆者撮影

筆者撮影

画像: 筆者撮影:靴ひもにセロテープを巻いて通すとスムーズです

筆者撮影:靴ひもにセロテープを巻いて通すとスムーズです

最後に、防水・撥水スプレーを吹きかけます。完全に乾燥していないと、カビのもとになってしまうので注意です。

画像12: 筆者撮影

筆者撮影

防水・撥水スプレーは、ゴアテックスに対応したものがあるので、ゴアテックスの登山靴の場合はそちらを使いましょう。

ゴアテックス対応の防水・撥水スプレーはこちら。

画像4: 登山靴の洗い方をご紹介! ゴアテックス素材のトレッキングシューズもお手入れ可能
モンベル(mont-bell) SRスプレー 330ML 1124027
S.R.スプレー 330ml■容量:330ml●水だけでなく油も弾くため防汚性にも優れた撥水・撥油スプレーです。テントやタープはもちろん、レインウェアから綿・ウール製品まで幅広く使用できます。ゴアテックスメンブレンなどの防水透湿性素材に使用しても透湿性は損なわれません。
2020-04-29 14:53

ただ、今回はもともと持っていた、ウィンタースポーツで使用している防水・撥水スプレーを使いました。

スプレーは吸い込むと有害。屋外で、風下に向けて使用するよう心がけます。

画像13: 筆者撮影

筆者撮影

登山靴のお手入れ完了です。新品のように綺麗に、とはいきませんが、表面の汚れは綺麗に落ちていますね。

【登山靴を手入れする際の注意点】細かい部分は歯ブラシが◎ トレッキングシューズのトップを重点的に

実際にメンテナンスをやってみて感じた、登山靴のお手入れの注意点です。

  • 汚れがたまっているトップ部分を重点的に
  • スポンジは2面構造のものがおすすめ
  • 使い終わった歯ブラシがあると細かい作業がラク
画像: 筆者撮影:赤で囲ったところに汚れが溜まりやすい

筆者撮影:赤で囲ったところに汚れが溜まりやすい

靴ひもを留めている部分は、土埃によってかなり汚れがたまっています。そのため、この部分は念入りにスポンジで洗っておきましょう。

画像: 筆者撮影:柔らかい部分と繊維質の固い部分を併せ持った2面構造スポンジ、100円

筆者撮影:柔らかい部分と繊維質の固い部分を併せ持った2面構造スポンジ、100円

使用したスポンジは2面構造のもの。使用済み歯ブラシを使うのもおすすめです。特に、細かいスキマに入り込んだ汚れをとるとき、重宝します。

登山靴は安全のためにも定期的にメンテナンスしよう トレッキングシューズはお手入れすると長く履ける

画像14: 筆者撮影

筆者撮影

登山靴は命を守ってくれる、という意味でもっとも大切な山道具のひとつ。

普段のメンテナンスから登山靴の状態を気にかけておくと、破損やソールの剥がれにいち早く気づけます。

登山に行けない期間は、愛用の登山靴をメンテナンスしてみてはいかがでしょうか。

登山靴以外にも定期的にメンテナンスがおすすめ 登山用品のお手入れ方法はこちらから

ハピキャン メールマガジン登録
ハピキャン LINE 友だち登録

This article is a sponsored article by
''.