個人的にはキャンプのベストシーズンは冬だと思っているキャンプするマン(父)です。虫は少なく、空気が澄んでおり景色は綺麗!…温かい食べ物がめちゃくちゃ美味しいなど寒い時期のキャンプはいいことがたくさんあります。しかし快適にキャンプを楽しむためにも防寒対策はしっかりしなければなりません。見落としがちな危険が伴うリスクもあり、細心の注意が必要です。今回は安全に冬キャンプをするための知識について書きたいと思います。

【一酸化炭素中毒予防】筆者の体験談を紹介! 十分な換気 COチェッカーの使用など安全対策は万全に

一酸化炭素中毒について

画像: 一酸化炭素中毒について

ストーブなど、燃焼によって熱を発生させるものを使用する時に注意する必要があるのが一酸化炭素です。燃焼する際に空気中の酸素が使われますが、そのスピードは早く酸素が足りない状態になってしまうと一酸化炭素が発生します。

一酸化炭素はそれ自体には色も匂いもなく発生しているかどうかが自分では分からないのが怖いところです。毒性が強く、頭痛・吐き気・失神・最悪の場合には死亡してしまうことになります。

一酸化炭素中毒の怖さ!筆者の体験談で説明

灯油ストーブを購入してすぐにキャンプに持って行き使用していた時のことです。
家で使っている時には全く問題なく使えていたのに、
なぜか? テント内で使用すると火がすぐに弱くなってしまい困っていました。
キャンプ場の標高が高いから?などと考えていましたが、
実は後からわかったことですが…
これはテント内の酸素が少なくなっていたのが原因でした。
家だと空間が広いために酸素の量も十分にあるのですが
テント内は狭いために酸素がすぐに足りなくなってしまっていたのです。
…ということは一酸化炭素が発生する状態になっていたということです。
それがわかった時にはゾッとしました。

そこで十分に換気をすると共に必要となってくるのが「一酸化炭素チェッカー」。これは一酸化炭素をセンサーで感知しアラームで教えてくれる機器で、キャンプや車中泊では必需品となっています。

私はアウトドアブランドDODの一酸化炭素チェッカー2を使用しています。これは約W46×H72×D15mm、重さがたったの約50gというコンパクトでキーホルダー仕様になっているため、テント内のポールにぶら下げて使うこともできます。

さらに購入の決め手はセンサーが信頼の日本製というのが安心できるポイントでした。

DOD(ディー・オー・ディー)一酸化炭素チェッカー2

画像8: 【冬キャンプ】石油ストーブ導入の危険性&対策 手軽にできる防寒対策もご紹介!
DOD(ディーオーディー) キャンプ用一酸化炭素チェッカー2 CG1-559
※納期表示のご説明はこちら仕様/規格●サイズ:(約)W46×H72×D15mm●重量(付属品含む):(約)50g●材質:プラスチック、アルミニウム●電源:CR2032×2個 ※テスター電池を同梱していますが、ご自身で新品電池をご用意ください。●付属品:取扱説明書タグ●動作温度:-5℃〜50℃●動作湿度:15〜90%RH●測定範囲:0〜999ppm●長期安定性:5%以内/年●再現性:±2%●原産国:中国(センサーは日本製) メーカー品番CG1-559 商品説明●一酸化炭素を感知し知らせるキャンプや雪中での車中泊のお供として心強いアウトドア用一酸化炭素警報器です。●屋内設置型の警報器をキャン...
¥ 12,169
2020-02-18 11:15
画像4: 筆者撮影

筆者撮影

一酸化炭素中毒の予防方法としては「テントを締め切らない」「必ず1時間に1度は全体の換気をする」「寝る時にはストーブを消す」「泥酔しない」「一酸化炭素チェッカーを使う」など、命に関わるため常に気をつけてください。

一酸化炭素中毒や低温火傷に注意! 冬キャンプの防寒対策は危険性の低いものから試すのがおすすめ!

画像: 一酸化炭素中毒や低温火傷に注意! 冬キャンプの防寒対策は危険性の低いものから試すのがおすすめ!

7つの防寒対策と共にその安全性やリスク・危険性について書いてきましたが、それを上回る楽しさが冬キャンプにはあります。細心の注意をはらいながら適切に防寒対策をしていただけたら何の問題もなく、快適にキャンプを楽しめると思っています。ご紹介した防寒アイテムも参考にしていただきながら家族、友人と共に思い出に残るアウトドアライフをお過ごしください。

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