個人的にはキャンプのベストシーズンは冬だと思っているキャンプするマン(父)です。虫は少なく、空気が澄んでおり景色は綺麗!…温かい食べ物がめちゃくちゃ美味しいなど寒い時期のキャンプはいいことがたくさんあります。しかし快適にキャンプを楽しむためにも防寒対策はしっかりしなければなりません。見落としがちな危険が伴うリスクもあり、細心の注意が必要です。今回は安全に冬キャンプをするための知識について書きたいと思います。

【防寒対策⑥】石油ストーブ テント全体を暖められる! 一酸化炭素中毒の危険性もあり、安全対策必須

(安全度:★★/危険性は一酸化炭素中毒・火事など注意が必要)

石油ストーブは持ち運びもでき、スペースの空気全体を暖めてくれるのが嬉しい暖房器具。私はトヨトミのKR-47Aというハイパワーな石油ストーブを安全対策をしっかり取った上で、時々キャンプでも使用することもあります。

こちらの商品は下段の赤熱式で遠赤外線を発生させ、さらに上段の白光炎式で燃やすという2段の燃焼方式。赤熱式で燃えきらなかった臭いの元も白光炎式で燃やしきるため、石油ストーブ特有の臭いを抑えられるといいます。また横方向にも暖かいのが特徴です。

天板の熱を利用してお湯を沸かしたり、鍋をしたりピザを焼いたりと調理にも使えるのが嬉しいポイントです。

トヨトミ(TOYOTOMI) KR-47A-C(ベージュ)

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

画像7: 【冬キャンプ】石油ストーブ導入の危険性&対策 手軽にできる防寒対策もご紹介!
TOYOTOMI KR-47A-C ベージュ [石油ストーブ(木造11畳/コンクリート17畳まで)]
暖房の目安:コンクリート(集合)/17畳(28.0㎡)まで・木造(戸建)/12畳(20.0㎡)まで
燃料消費量(最大~最小):0.457~0.366L/h
寸法(置台を含む):(H×W×D) 560.5×474×474 mm
質量:約12kg
油タンク容量:7.0 L/燃焼継続時間(最大~最小):約15~19h
¥34,560
2020-02-18 11:08

冬キャンプでは、つい、テント・シェルター内でストーブを使いたくなってしまいますが、締め切った場所での使用は一酸化炭素中毒のリスクがあり大変危険です。一酸化炭素中毒になると最悪死に至る場合もありますので、締め切ったテント内での使用はしないように心がけてください。

【防寒対策⑦】薪ストーブ テント内での使用は慣れが必要! 徹底した換気が必要で初心者には不向き

(安全度:★★/危険性は一酸化炭素中毒・火事など注意が必要)

画像: (安全度:★★/危険性は一酸化炭素中毒・火事など注意が必要)

冬キャンプの写真でよく見るのがテントから伸びた薪ストーブの煙突。テント内に入れて薪ストーブの窓から炎を眺めながら暖かく快適に過ごす、というのには憧れます。

薪ストーブは石油ストーブに比べると一酸化炭素中毒の危険性は少ないものの、締め切りすぎないなど、換気には気をつける必要があります。さらに煙突を含め本体もかなりの温度になるため、煙突に触れてしまってテントが燃えたり、直接触れなくても薪ストーブの近くのものが熱せられて発火する危険もあります。

相当な慎重さと慣れが求められる上、リスクも大きく、テント内での使用は全くオススメできません。

危険性を理解した上で、自己責任で使用したい場合には、キャンプで薪ストーブを使うポイントみーこパパ伝授!キャンプで薪ストーブを使うポイント 【準備・設置編】や、みーこパパ伝授!キャンプで薪ストーブを使うポイント 【運用・撤収編】をよく読んで注意してください。

【低温火傷予防】熱源の温度を下げる 同じ箇所に熱源を接触させ続けない 寝る前は使わないのを徹底!

防寒対策のリスクとして大きなものが低温火傷と一酸化炭素中毒です。それぞれ重症化しやすいためリスクと予防方法について説明したいと思います。

低温火傷について

低温火傷とは、体温より少し高めの温度のものが長時間、肌に触れ続けることによって起きる火傷です。 肌に触れていても不快ではない温度のものをそのまま長時間使っていると、いつの間にか重症化しているというのが低温火傷の怖さです。

40℃程度のものでもなってしまいます。症状が見た目にはわかりにくかったり、痛みを感じにくいことがあるので、軽症と勘違いしてしまいがち。

特に寝ている間は長時間同じ場所に熱が当たりやすく、起きた時には重度の低温火傷になってしまっていたということも十分あり得ます。

私も一度、シュラフの足元に湯たんぽを入れたまま寝てしまい、翌朝、足の先がなんとなく痛むことがありました。幸い重症化はしませんでしたが今考えると低温火傷になっていたんですね。厚い靴下を履いていたためその程度ですんだのだと思いますが気をつけなければいけなかったと反省しています。

低温火傷の予防方法としては「熱源の温度を下げる」「長時間同じ箇所に熱源を接触させない」「寝る時には使用をやめる」など、快適な温度でも低温火傷の危険があるということを忘れないようにしてください。

This article is a sponsored article by
''.