ビア缶チキンは半分だけビールを残しているのがポイントで、焼くときの下からの熱でビールが蒸発し、鶏の内側から水分を補いビールの成分でさらに鶏肉が柔らかくなるんです。そして蓋つきのグリルで焼くため、外の皮はパリッと焼けて、中はジューシーに仕上がる激ウマBBQ料理なんです。この記事ではBBQインストラクターの資格を持つ「ママはずぼら」のずぼらママが紹介します。
【簡単レシピ】ビア缶チキンの材料・作り方の手順を解説 BBQで盛り上がること間違いなし!
料理が苦手な方でも、ビア缶チキンならとっても簡単に美味しく作れちゃう!グループキャンプで作れば大盛り上がり間違いなしのレシピです。
【材料】
- 丸鶏 1羽
- レモン 1個
- オリーブオイル
- アウトドアスパイスや市販のハーブミックスソルトなど(今回はほりにしを使用)
- ビール 150ml(目安は350ml缶半分くらい)
まずはザっと手順をご紹介します。のちほど写真付きでくわしく解説していきます!
- 冷凍の場合は解凍しておく。できれば丸鶏は軽く水洗いして、キッチンペーパーなどで水分をしっかり拭き取っておく。あるいは、キッチンペーパーなどで外側と内側の水分を拭き取る。
- フォークで全体を刺す。
- レモンをカットし、鶏全体にまんべんなくふりかけ、擦り込む。レモンを直接ゴシゴシとしてもOK。
- オリーブオイルを鶏肉の内と外の両側に塗る。料理用のハケがあると便利。なくても大丈夫。
- スパイスをたっぷりと擦り込む。市販の100円くらいのハーブソルトが使い切りサイズでちょうどいい。
- すぐに焼いてもいいけど1時間〜半日ほど置くのがおすすめ(キャンプ前日仕込みがラク)。
- 炭がおきたらビア缶チキンの真下には炭がないように炭を配置し、チキンを置く。
- 1時間〜1時間30分ほど放置(火の通り具合によって焼く時間を調整)
【ビア缶チキンの作り方】焼く前の下処理が重要! スタンドにセットしてバケツをかぶせて焼くだけで◎
1.フォークで刺す
思いきりよくブツブツと刺すのがポイント
2.鶏肉の外側・内側にレモンを擦り込む
レモン一個使い切るくらいで大丈夫。擦り込んだり、直接レモン汁を絞りかけてもOK。
3.オリーブオイルを塗り、塩とハーブやスパイスをたっぷりと擦り込み数時間放置
今回はアウトドアスパイス「ほりにし」を使用しました。塩とオレガノ、バジルなど自分好みのスパイスを作ってもいいですね!
内側にもたっぷりと。
スパイスを擦り込んだら数時間〜半日放置。キャンプ前日に仕込んでおいてもOK!
4.炭の準備 丸鶏の真下に炭が来ないようにするのがポイント
直火で焼き上げるのではなく、遠火の遠赤外線効果でじっくり焼き上げるのが美味しくジューシーになるポイント!
チキンの真下にアルミホイルを敷いて、焼け落ちる脂が焦げて炎が上がらないようにしたりなどの工夫も楽しい。
5.ビア缶チキンスタンドにセットしてバケツを被せて1時間〜1時間30分放置
半分ほど残ったビールと丸鶏をビア缶チキンスタンドにセットしたら、バケツを被せてひたすら待つ!
6.ビア缶チキンの出来上がり!みんなでシェアして食べよう!
出来上がりを知らせると「わぁ!!」と歓声が上がるほどインパクトの強いビア缶チキン!皮もパリッパリでとってもおいしいです。