ティピー型テントは設営簡単&結露に強く雪中キャンプ向き ストーブなど暖房器具を導入しやすい
雪中キャンプでなくても、比較的寒い時期にキャンプをしたことがある人なら経験があると思いますが、外気温とテント内の気温差が大きいと、テントの内側に結露が発生します。
テント内に結露が多く発生すると、ポタポタと水滴落ちてきて、寝袋が濡れてしまったりするおそれもあります。そこでおすすめなのはティピー型のテントです。ほとんどの場合1本のポールだけで設営できる円錐の形をしたテントで、古くはネイティブアメリカンが使用していたテントが由来となっているものです。
センターポール1本立てて裾部分をとめていくタイプが多いため、雪上でも簡単に設営できるのがポイント! とんがり屋根の構造上、雪が滑り落ちて積もりにくく倒壊することもほとんどありません。
テントの上部にはベンチレーションが施されているため、テント内で調理したり、ストーブで暖をとっていても余分な熱を逃してくれ、煙やガスも効率的に逃がしてくれます。※一酸化炭素中毒の恐れも十分に考えられますので換気にはくれぐれも注意し、キャンプ場のルールに従って行なってください。
もちろん余分な湿気も逃がしてくれるので、テント内で結露が発生することがほとんどないことが優れているところです。
それではティピー型のテントはどんなものがあるのかを見てみましょう!
小川キャンパル製モノポールテント 簡単設営&広々空間 換気しやすく室内にストーブを導入できる!
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)ピルツ9-DX モノポールテント4人用
国産の老舗テントメーカーである小川キャンパルのモノポールテントです。価格は高価なものの、テント専門メーカーならではの信頼と品質で長年使用できるとあって、多くのキャンパーから愛用されています。
地面からトップまでの高さは約245cm、床幅は320cmもあり、広い開放的な空間をキープできる八角錐テントです。
裾部分8ヶ所にペグを打ち、センターポール1本立てるだけの簡単設営。ひさしも装備し雨風や雪の浸入もしにくく、またベンチレーターは5ヵ所に装備されているため、室内換気を自在に調整可能できるなど機能としての工夫も。子ども連れのファミリーや仲間同士のキャンプにオススメのサイズ感です。(収納時のサイズは78×22×22cm)
ノルディスク製ポリコットンテント 自然な通気で結露に強い! 暖房にストーブを使うのもおすすめ
ノルディスク(NORDISK)アスガルド 7.1㎡ ベル型テント(3人用)142012
ノルディスクから販売されているポリコットン製のテント!こちらの素材、最大の特徴は幕に厚みがありメッシュ部分が少ないので春・秋・冬、とくに寒い時期に威力を発揮します。また、テント内の暖かい空気を逃すことなく、コットンの織り目や隙間から自然に通気をしてくれるため、結露することが少ないです。
設営時のサイズは高さ200cmで幅は300cm×265cmの3人用ですが、2人で使用するには十分な大きさですが、ご家族の利用で荷物がある場合は、さらに子供1人が寝られるぐらいの広さと考えていただければ◎少し狭そうに見えますがレビューなどでは「意外に広い」という意見もあります。
こちらもワンポールテントですので、中央のポールを1本立てロープを引っ張りペグで固定するだけ。内側から開け閉めできる窓、テント上部にベンチレーションがあるので、テント内の煙やガスを逃してくれます。