【牛すじカレーの下ごしらえ3】茹で汁を取っておく! 臭みの少ない2回目の下茹での汁で旨みをプラス
3つ目のコツは、2回目の茹で汁をカレーに加えること。いい出汁が出ているので、カレーに加えれば旨味がさらにプラスされます。下茹でしたあとは、処分せずカレーに使ってみてくださいね。
【牛すじカレーのレシピ~下ごしらえ編~】コツを押さえれば簡単に臭みのない柔らかいお肉に!
下ごしらえから牛すじのカレーを作ってみました!今回のレシピには、この商品を使用しています。
2人分を作りたいので、使う量は半分の250g。残った分は、冷凍で保存出来ます。
【材料(2人分)】
- 牛すじ:250g
- 長ネギ(青いほう):適量
- 生姜:適量
- 水:適量
【道具】
- ザル
- ボウル
- お玉
- 深めの鍋
【作り方】
1. 青いところの長ネギと生姜を用意します。生姜は皮つきのままでも大丈夫です。今回は、すでに皮を剥いた生姜しか冷蔵庫になかったので、皮なしの生姜を使用しています。
2. 深めの鍋に牛すじと水を入れます。水はたっぷり入れて火を強火にしてください。私は鍋の8分目ほど入れてみました。
3. 沸騰したら弱火にし、茹でながらアクをお玉で取っていきます。どんどんアクが出てきて、吹きこぼれそうになったら火を止めてください。ザルを用意して、アクと汁を捨てます。残ったアクが具材についているときもあるので、水でサッと洗い流します。
※同じ鍋を使うときはきれいに洗ってから、下茹でしてください。
5. 下茹で2回目です。鍋に牛すじとたっぷりの水、長ネギ、生姜を入れて弱火で茹でます。茹でる時間は1時間以上が目安です。今回は1時間茹でて、お肉を触った感じが固そうだったので、2時間に。1時間茹でた時点より、やわらかくなっていました。
途中、アクが出てきたら取り除きます。アクが出なくなったりお肉がやわらかくなったりしたら、火を止めましょう。2回目の茹で汁は捨てずにおいてください。次の工程で使います。
【牛すじカレーのレシピ~カレーの作り方編~】スジ肉の下ごしらえが終わったらあとは煮込むだけ! 具材が柔らかくなれば完成
下ごしらえが完了したら、いよいよカレー作りです。カレーに入れる野菜は、お好みの具材に変更しても大丈夫です。
【材料(2人分)】
- 下ごしらえした牛すじ:250g
- 人参:45g
- じゃがいも:60g
- 玉ねぎ:60g
- カレールウ:2個
- 牛すじの茹で汁:600ml
- パセリ:適量
【作り方】
1. 人参はいちょう切り、じゃがいもは食べやすい大きさ、玉ねぎは少し厚めにスライスします。
2. 深めの鍋に1で切った野菜と、2度目の茹で汁を入れて中火で煮込みます。野菜を煮込むと水分が減ってしまうので、具材と水分のバランスを見て茹で汁を追加してください。
3. 野菜に火が通ったら火を弱火にしてカレールウを加えます。火が通ったかどうかの確認は、じゃがいもや人参に竹串や菜箸を刺して、スッと抜けたらOKです。
ルウがとろりとするまで、木ヘラでかき混ぜます。途中でかき混ぜるのを止めると、カレーが鍋に焦げつくので、注意してください。
4. 具材がお好みのやわらかさになったら火を止めます。ご飯を盛ったお皿によそって、パセリをふりかけたら牛すじカレーの出来上がりです。
お肉の臭みもなく、やわらかくなっていておいしかったです。カレールウを使わずに、本格的な作り方でも牛すじ入りのカレーを作ってみたいなと思いました。
牛すじカレーは下ごしらえで失敗知らず! 下茹ででスジ肉の臭みをなくし柔らかくするのがポイント
牛すじは、下茹でのときにアクをきれいに取ったり、2回目はじっくり下茹ですればおいしい料理が作れます。注意点は、最初の茹でこぼす際に、のんびりしているとアクが鍋からあふれそうになることです。そのため、鍋から目を離さず素早く火を止めて、ザルに移しましょう。カレーのときは、茹で汁をカレーに使うことでコクがでるので、ぜひ牛すじの茹で汁で作ってみてください。