【四国自転車旅2日目】いよいよ四国サイクリングスタート! キャンプ道具の一切合財を自転車に載せて
この日は朝から快晴!ホテルで朝ごはんを頂いていよいよ四国サイクリングのスタートです!
ここでちょっとしたノウハウをお伝え致します!
今回は途中でキャンプもしますので、キャンプ道具の一切合財を自転車に積んで走ります。
それ自体は慣れてしまえばさほど苦にならないのですが、大変なのは輪行時に自転車と一緒にキャンプ道具を運搬することです。輪行利用の自転車キャンプで最も大変なのがこの「自転車とキャンプ道具の同時移動」と言い切ってしまっていいかと思います。
次の画像はかつて筆者が北海道を自転車旅した時の模様ですが、全てを自力で運びますと、荷物の総量はこのくらいの大荷物になってしまいます。
こうなると、改札からホームまで毎回二往復を余儀なくされますし、電車の乗降には時間も労力も、そして気もつかいます。
そこで今回は取り急ぎ必要のない荷物(主にキャンプ道具やキャリアなど)は全て一泊目のホテルに前もって送っておきました。
こうすれば移動は自転車とちょっとした身の回りの物だけ持ち歩けばいいので大変身軽です。
自転車本体を送ってしまう手段も無くはないのですが、費用や手間を考えるとこれは自分で持ち運んだ方が得策でしょう。
それでは出発です!
本当は四万十川沿いをずっと進む計画を立てていたのですが、台風で出発が一日遅れたため日程を短縮しており、当初の予定よりもショートカットした山沿いの道を進みます。
狭く曲がりくねった道の多い四国山中ですが、その中でも「キング・オブ・酷道」とも言うべき国道439号・・・通称「ヨサク酷道」も、中村の街からしばらくは広く平坦な道です。
それがジワリ、ジワリと勾配がキツくなり、それに伴って道幅も狭くなってきます。
標高を上げた山道の眼下には、澄んだ渓流が滔々と岩を削っています。
あまりの暑さに、時々道端の小さな流れ込みから水を汲んで頭から被ります!これが気持ちいい!
峠を越え、下り坂を快調に飛ばし国道381号に合流しますと四万十川が見えてきました。
台風の影響で水量は多めのようですが、それほど水の色は濁っていません。
国道381号との合流地点にある「道の駅 大正」にて昼食兼休憩とします。
【四国自転車旅トラブル発生】パンクに備えて予備チューブを用意 自転車屋さんにもストックが多い!
お腹も満たされてさぁ出発!・・・というところでパンクしていることに気がつきました。
早速修理に取り掛かります。
自転車旅をするにあたって、それほどメカに習熟する必要はないかもしれませんが(もちろん、知っているにこしたことはありません!)このパンク修理技術だけは絶対に身に付けておいた方がいい項目です。
手順さえつかめばそれほど難しいことではなく、慣れれば10分程度で出来るようになります。
パンク修理を済ませてあらためて出発いたします。
ここからは延々と四万十川を右手に見ながらの爽やかな景色ながら、陽を遮る物がない炎天下の中の走行となり、1時間置きに500ccのスポーツドリンクを飲み干します。
しばらく行きますと、四万十川(に限らず四国の川の)名物「沈下橋」がありました。
川の増水時に、あえて川を沈めてしまって決壊を防ぐ構造になっています。
四万十川沿いの道ではそこそこ大きい窪川という町で、先程修理のために使ってしまったタイヤチィーブを補充します。
予備チューブは常に2本携行しているのですが、残り1本となると途端に心もとなくなります。
幸いどんな小さな町にも自転車屋さんはありますし、経験上どんなに小さな自転車屋さんでもスポーツ自転車用のフレンチバルブチューブの在庫はあることが多いようです。
荷物満載の自転車で訪ねますとお店の方も色々と話しかけてくださいますので、そこで地元の方との会話も生まれるという楽しみもありますし、パンクも悪いことばかりじゃありません。
ここまで来れば、本日の宿泊予定地まではあと一息です。
最後の最後に坂道の洗礼はありましたが、予定通り5時頃に宿泊地「ライダースイン中土佐」に到着。
本日の走行距離は80㎞でした。
~四国5泊6日サイクリング旅~ vol.1「スタート編」はここまで。最後まで読んで頂きありがとうございました!
次回は「仁淀ブルーを求めて」