自分の足がエンジンであるサイクリングにとって、荷物の重さは走行性能や疲労度に直結します。荷物は軽いに越したことはありませんが、アウトドアグッズは軽量化を追求すれば快適性が犠牲になるのも確かなところ。とりわけその落としどころで悩ましいのはテントの選択ではないでしょうか?そこで今回は、超軽量でありながら居住性も極力犠牲にしていない新進気鋭の最新テント「ニーモ ホーネットストーム1P」を購入しましたので、その経緯とファーストインプレッションをお届けいたします。

超軽量ダブルウォールテント「ニーモ ホーネット ストーム1P」を使った感想 コンパクトで収納楽々

まずは「いいところ」から

●なんといっても、従来のダブルウォールテントではあり得ない800gという軽さ
●収納サイズも驚異的なコンパクトさ
●ダヴルウォールだけあって結露などが発生しない
●テント内を広く使えるような工夫が各所に施されている

そして(あくまで現時点での私個人の)「気になるところ」

●生地が全体的に薄いため、強風時の強度や耐久性に関しては未知数
●フライシートの裾が短めなため、荷物の置き方には配慮が必要
●前室もそれほど広くないため、雨天時の調理スペースとして使うには狭い
●半自立式構造なため、ペグダウン出来ない場所での緊急避難的な野宿では使いにくい

つまり居住性に関しては一般的なダブルウォールテントに比べると若干劣る !?・・というのが現時点での私の正直な感想です。

ただしシングルウォール並みの軽さとコンパクトさで、シングルウォールの弱点は完全に解消しています。

つまり「どこに重きを置くか?」で評価が異なる割り切った仕様であり、そこさえ踏まえて使用すれば、自転車キャンプツーリングには大きな武器になることは間違いありません。

【ニーモ ホーネットストーム1P】ダブルウォールテントの軽量・コンパクト化においては大満足

以上参考になりましたでしょうか?

読んで頂いてお分かり頂けたよう、このテントはかなり使用目的がハッキリと絞られており、けっして「万人が使いやすいテント」ではありません。

ただし今回の筆者の目的は、「装備の軽量・コンパクト化」でしたので、その目的に対してはかなり高次元で応えてくれていることは間違いありません。

今後は使用目的に応じてステラリッジと使い分けていくと思われますが、自転車ツーリングには積極的に使用していきたいと思っておりますし、使い込んだ上でのインプレッションもまたお伝えできるかと思います。

また、テントと同時に進行しているほかの装備の軽量化に関してもまたお伝えしたいと思っていますのでお楽しみに!

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