【作り方】燻製器で4〜5分に熱燻するのが大事! 燻す前にキッチンペーパーでカツオの水分を落とそう
![画像4: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/08/30/0e6fc123120b413730611d0b8e4981caa272db80_xlarge.jpg)
筆者撮影
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カツオは多少凍っていても問題ありません。キッチンペーパーなどで、表面の水分はできるだけ拭っておいてください。水はどんどん出てくるので、調理の直前に拭いておくことです。
![画像5: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/08/30/ba99bc3b4485ed1cfc19aa6d3fe21b7c9bd2a629_xlarge.jpg)
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(2)
燻製器はあらかじめよく予熱をしておきます。この段階で100度以上まで内部温度が上がっていることが望ましいです。また、チップも中に敷いておき、既にモクモクと煙が出ていること。
この状態になっていることを確認したら、カツオをそのまま燻製器に入れて、フタをします。
![画像6: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/08/30/908430716e618ccd9218f12c815ffd0d6b5c5cad_xlarge.jpg)
筆者撮影
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フタを時折開けて、中の様子を確認しながら熱燻します。時間の目安は4分から5分です。
表面の色が火の通った感じになったら、ためらわず燻製を止めます。
【作り方】素早く燻してすぐに冷やす! カツオのタタキの燻製は中まで火を通しすぎないのがポイント
![画像7: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/08/30/6a3a6dc9e976e3c77ef31a6a635647262aaf3305_xlarge.jpg)
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これは5分ほど燻した状態です。この色になっていれば問題ありません。
あまりやり続けると、中まで火が通ってしまうので、すぐに引き上げます。
![画像8: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/08/30/68c44964aca0820faf1aaa9cacffd7519b800815_xlarge.jpg)
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燻し終わったカツオはすばやく氷水で冷やします。ここで時間をかけないことが一番重要です。時間をかけると余熱で中までどんどん火が入っていくからです。
1〜2分程度はじっくりと冷やし、身を引き締めます。
![画像9: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/08/30/e0894fa6bd7f6aefebd0df1f609d7faaf5a314a7_xlarge.jpg)
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冷やしたカツオを包丁やナイフで切っていきます。こんな感じで外側だけ火が入っていればOKです。切り方は少しだけ薄く切ったほうが美味しいようです。厚くすると、カツオ特有の重たさが主張してきて、やや箸の進みが悪くなる感じです。
もっと燻製の香りを強くさせたい場合、切り分ける前に表面の水分をよく拭ってから、冷燻(煙だけを数時間当て続ける燻製方法)をするしかないですが、キャンプではあまり現実的ではないと思います。
また、ハンドバーナーのようなものがあれば、表面を軽く炙ってもいいでしょう。香ばしく、より美味しくなると思います。
![画像10: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/08/30/4a7eb15bb797f61e0704c5cb1a5ecce450baefb0_xlarge.jpg)
筆者撮影
切り分けたカツオとスライスしたタマネギを皿に盛り付け、ポン酢しょうゆをたっぷりとかけてから、薬味を乗せれば完成です。
火が通っているとはいえ、外側だけなので、作ったらすぐに食べてしまいましょう。夏場のバーベキュー会場、炎天下などで時間をかけて食べるメニューではありません。
食べてみると、いわゆるカツオのタタキなのですが、スモークを効かせたことで、若干ハムのような印象もあり、なかなかの珍味です。端っこの方はどうしても中心まで火が入ってしまうのですが、それがまたハムっぽくて面白かったりします。
カツオ特有の生臭さが気になる人は、ニンニクをたっぷりとつけて、タマネギと一緒に食べるといいでしょうね。あまり子供向けのメニューではありませんが、ムシムシした季節、焼酎のロックなどで流し込むには最高のつまみです。
まだしばらくカツオのシーズンは続きますので、ぜひ試してみてください。