キャンプ場でロープワークをする前に!知っておきたい基礎知識
まずキャンプ場の木にロープを結ぶ行為ですが、許可を得てから行う必要があります。場所によっては、「木や植栽にロープやハンモックを吊るすことはご遠慮ください。」というルールのところもありますので注意してください。
キャンプで使い勝手の良いロープは、太さ3~4mmぐらい!
キャンプで使い勝手の良いロープは、太さ3~4mmぐらいです。アウトドア専門店で好きな長さを買えますし、長いものを買って、好きな長さに切って使うのも良いです。
好きな長さに切った際ですが、端がほつれてボサボサになります。
このまま使うとほつれが拡大してしまうので、末端処理が必要です。
特に難しいことは不要で、ただライターの火で炙ってあげるだけで良いです。
ほつれた部分が燃え溶けて固まり、スッキリしました。これでロープを使う前準備は完了です。
キャンプで一番多用するキングオブノット! もやい結び(ボーラインノット)のやり方を解説!
結びの王様、キング・オブ・ノットとも呼ばれる結び方が、もやい結び(ボーラインノット)です。
ここではもやい結びのやり方を写真や動画付きで解説しますが、先に申し上げておきますと、ここでいくら写真入りで説明したところで初めての方には、なかなか理解しづらいはずです。私自身も、初心者のころはなかなか理解ができませんでした。
実際にロープをお手元にご用意頂いて、手を動かして結びながら見て頂くと、身につくと思われます。
そもそも「もやい」とは何か?
キャンパーの多くが耳にしたことがある「もやい結び」という言葉。船と船をつなぎ合わせたり、くいなどに船をつなぎとめたりすることを「舫い(=もやい)」といい、舫うための結び方だから「もやい結び」と呼ばれています。
もやい結びのやり方
船をつなぎ合わせたり、つなぎとめたりするための結び方であるもやい結びは、船の重さに耐えられるほどの強い力があります。その一方で、手でほどくのは簡単なため上の画像のようにタープやテントのループ(輪)を結ぶのにも役立ちます。
また、緩まないループを作れることから、キャンプ中に一番多用する結び方になります。もやい結びの手順として、まずロープの途中に輪を作ります。
次に、輪にロープの先端を通します。
先端は元のロープをまたぐように、下からくぐらせて。
輪の中に先端を通します。
引っ張って形を整えて、完成です。
「写真だけだと分かりづらい!」という方は、下の動画もチェックしてみてください。
▼もやい結びを使ったヘキサタープの張り方も要チェック!