タープ初心者な筆者の失敗談と共に、学んでおくと便利な[『自在結びやもやい結び』などのロープワークや、すぐにできる張り方をイラストで解説するので参考にしてみてくださいね!
タープを張るための3つのロープワーク『もやい結び』・『自在結び』 結び方をイラスト付きで解説!
まずは、タープを張る際に覚えておいた方が良い、ロープワークを2つ解説します。
もやい結びと自在結び。
この最低限の2つの結び方ができれば、タープを張るのに困りません!
筆者は、キャンプ場に着いてから戸惑うことが多かったので、最近では事前に家でロープを結んでおくようにしています。
ロープの準備をしておけば、当日雨や風などの悪天候でも、ささっと設営ができます。
【ロープワーク①】もやい結び
素早く、しっかりと結べ、解くときは力が掛かっていても素早く解けるもやい結び。
荷重がかかっても結び目の大きさが変わらず、大きな力にも耐えることができます。
タープにおいてはポールに引っ掛ける部分に使用できます。
キャンプでの使用頻度も高いので、何回か作って体で覚えちゃいましょう!
ちなみに、慣れれば片手で結べるようになるそうです。
筆者は片手で結べるようになるまで、あと5年はかかりそうです。
【ロープワーク②】自在結び
ロープの長さを調節できる、自在結びの方法を解説します。
手順⑦の引き解け結びは、解くのが簡単というだけなので、よくわからなかったら固結びでも大丈夫です!
もやい結び同様、作るのも解くのも簡単にできます。
タープでは、ペグに引っ掛けて張り方を調節する際に使用します。
【ロープワーク③】自在結び アメリカver
と、上記の方法が日本で普及している自在結びですが、実はアメリカでは別の結び方がメジャーです。
今回はもう一つの結び方もご紹介します。
最初に紹介した結び方とは、結び目を作った後、もうひと結び入れるか入れないかの違いがあります。
使用法としては同じなので、どちらの結び方でもOKです。
簡易的な結びですが、一泊二日のキャンプでしたらこれで十分過ごせます。
【補足】
日本の自在結びは、英語では「Taut line hitch」トートラインヒッチ。福岡市キャンプ協会理事長の中島宏さんによると、ボーイスカウト経由で日本に流入してきた際に、ハーフヒッチが入った結び方で紹介され、現在まで定着しているそうです。海外と日本との結び方の違い、面白いですよね!もっと詳しく知りたい方は、中島宏さんのホームページをご参照ください。
ヘキサタープのおすすめ商品紹介!おすすめはUNIFLAME「REVOタープsolo」 基本の張り方も解説
六角形のタープのことを、ヘキサタープと呼びます。
ポールを二本立ててしまえば、設営も簡単にできるので、初心者におすすめです。
張り方をアレンジして楽しめるのが特徴です。
UNIFLAME「REVOタープsolo」を使って説明していきます。
【収納サイズ】約40×15×15cm/【重量】約1.1kg(幕体のみ)/【生産国】中国製
【セット内容】張縄ロング×2、張縄ショート×4、ポールケース、ペグケース、収納ケース
【推奨ポール】REVOポール180×2~6本
【材質】ポリエステルタフタ150D、UV-CUTコーティング、PUコート+テフロン撥水処理、耐水圧1,800mm以上
サイズ感は、テントの上に張るならソロで、タープ単体なら2人での使用にちょうど良いです。夫婦キャンプにもおすすめです。
左右非対称なデザインもカッコイイ!
▼REVOタープのくわしいレビューはこちらで!
このタープはポールが別売りなので、筆者はDODのポール2本セットを使用しています。
このポール、筆者はタープの他にsnow peakのアメニティドームSの前室用にも使用しています。
2本セットで1,000円ちょいとお安く、カラーもレッド、ブラック、シルバーと3種類あるので、手持ちのタープに合わせてお気に入りが選べます。
AKASOOM 防水タープもおすすめ!
【遮熱性・難燃性】夏には陽射を遮り、冬には焚き火の火の粉が恐れず、タープの下で皆がストーブを囲んで焚き火に暖を取ることができます...
タープは90cm+145cm+90cmのポリエステル・コットン布で縫い合わせて、耐摩耗性と破れや裂けに強い丈夫な作り
初心者でも簡単に設営することが可能なヘキサタイプタープ。慣れれば10分もかからずに設営も可能
初心者でも簡単なヘキサタープの張り方を解説! ポイントはロープの結び目を準備しておく事と最初にペグを打っておく事
まずは基本の張り方をマスターしておきましょう!
【用意するもの】
- ヘキサタープ
- ポール...2本
- ロープ...6本(ポール用長めサイズ2本+短めサイズ4本)
- ペグ...8本
事前にロープは結び目を作って準備しておきましょう。
※revoタープ付属のロープを使用する場合、自在金具がついています。
ヘキサタープの基本の張り方
以上が、ヘキサタープの基本の張り方です!
ポイントは、最初にペグを打っておくこと。ポールが自立するので、慣れれば1人での設営も可能です。
筆者のヘキサタープ、失敗談
初めてのタープ、初めての設営...でドキドキのキャンプ、筆者のちょっと恥ずかしい失敗談をご紹介します。
これを読んでいる初心者のアナタ!せめて私の失敗を糧に(?)して、同じ過ちを繰り返さないでください〜!
この時は、シワを伸ばそうとロープを張る、するとポールが倒れる、直す、シワシワ...の無限ループ。散々でした...
原因は、タープを張る場所が十分に確保できていなかったこと、2本のポールがしっかりと自立していなかったこと。
平らな箇所が少なく、斜面沿いにペグを打つことになっていたのも上手に張れない要因の一つだったように思います。
その後、平らで十分な広さが取れる場所に移動し、ポールは少し内側に傾けたことで、綺麗に張ることができました。
いやいや、完成したタープもシワってるじゃないかって?
ジュディマリのYUKIちゃんも歌っていました「完璧なのは可愛くないでしょ」って。
正解を追求しすぎないのが、初心者でもキャンプを楽しむコツです♪なんつって。