ロープワークが苦手な人必見! もやい結びなどが楽になるアイテム&自宅での練習方法
ここからは、ロープワークが苦手な人やもっと上手になりたいと考えている人に向けておすすめのアイテムや練習方法を紹介します。
ロープワークが楽になるアイテム
もやい結びや南京結び、自在結びに完全に置き変わるような道具は無いんですが、毎回結んだりしなくて済むようになる道具はございます。
まずはカラビナ。輪の一部がバネの力で開閉するようになっている金具です。
☛スプリング式のアウトドアカラビナ、素早く、確実に幅広い固定点に取り付けることができます。
☛日常生活や屋外活動、家庭、釣り、ハイキング、旅行、サイクリング、キーホルダーなどに適しています。
☛絶妙な研削技術を採用される、表面が滑らかでバリフリーであることを保証します。
☛高品質のPOM材料で作られ、耐久性、耐摩耗性であり、使用するのに安全である。仕様:アイテムタイプ:屋外バックル; 材質:POM; カラー:ブラック;サイズ:約5.5 * 3.5cm / 2.2 * 1.4インチ; 重量:約96g;耐荷...
ハンモックなどならともかく、テントやタープを張るだけならそれほど頑丈なものでなくとも構いません。強風などの時は、カラビナが無事でもテントやタープの方が先に破けますので。
ボーラインノット(もやい結び)でロープにあらかじめループを作っておけば、このカラビナとテント側のループを繋ぐだけで連結が完了します。
続きましては、自在金具。ロープの長さを約半分まで短く調整できるものです。
使い方ですが、まず内向き角度で折れている側から、ロープの頭を通します。
続いて外側から、ロープ先端を穴に通します。
ロープが先端が抜けないよう、縛って穴よりも大きな塊を作っておきます。
できあがりです。
手で持っているところを、ペグにひっかけて使います。金具の穴を通るロープに角度が付くことで、摩擦力で緩まなくなる原理を利用しています。
強く張る、張りをゆるめるといったことが金具のスライドだけで可能になります。テントには大体付属していますが、タープには付いていないことがありますし、風が強い時は標準本数以上のロープを張りたいので予備を持っておいても良いと思います。
自宅で練習する方法
もやい結びなどのロープワークをマスターするには繰り返し実践するのが大切。とはいえ、毎日キャンプに行くわけにもいきませんし、日常のなかでもやい結びをする機会はありません。
そこでおすすめなのが、レジ袋での練習です。レジ袋を細くひも状にして収納すれば、普段の生活でも練習できます。
ハピキャンライターのなかには、ヒマなときにパーカーのひもで繰り返し練習していたという人も。
ほかにも、犬の散歩のときにリードを木や柵に固定したり、ガイロープでデイジーチェーンを作ってみたりといった練習方法もおすすめですよ。
もやい結びなどのロープワークは、アウトドアで必ず役に立つ!
今回紹介したロープワークは、キャンプはもちろん、キャンプ以外のシーンでも役立つテクニックです。特にもやい結びは便利なので、私もキャンプの際には毎回やっている気がします。
もちろん使わなくてもキャンプは可能なんですが、丈夫に結べるのに手でほどきやすいので、使えた方が断然便利です。
他の2種も自在金具の予備が無い時などに、覚えておいて損はありません。自宅で暇な時に練習してみることをおすすめします!
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