キャンプの醍醐味として欠かせない焚き火。暖や調理用として利用したあとは、きちんと片付けることが大切です。しかし、鎮火は思いのほか時間がかかるもの。撤収時間が予定より遅れる経験をした方もいるのではないでしょうか。そんなときにおすすめなのが「火消し壺」です。この記事では、おすすめの火消し壺に加え、焚き火の後始末で意識すべきポイントも紹介しています。キャンプで焚き火を楽しみたいと考える方は、ぜひ参考にしてみてください。
【キャンプおすすめ火消し壺7】クオルツ ステンレス炭火火消し壷 使用後の炭の管理が簡単&エコ!
クオルツの『ステンレス炭火火消し壷』は、直径20×高さ18cmの火消し壺です。釣具やアウトドア用品の製造・販売を行うメーカー「ベルモント」にWILD-1が別注したアイテムです。使用後の炭の管理に便利なステンレス製で、かつサビにくく頑丈です。3カ所にロックがあり、しっかりと蓋を閉めることができます。
BBQやキャンプで余った炭は消火して再利用できます。残った炭を持ち帰り次回に使用でき資源を無駄にしません。残った着火炭を壺に入れて蓋を閉めれば簡単に炭の消火が出来ます。よく熾きた炭火2kgの完全消火にかかる時間は約1時間30分~2時間位を目安として下さい。(炭の質・気象条件によります)
すっきりとしたデザインでスペックも◎。機能・価格・デザインのバランスが非常に取れた火消し壺。価格もお求めやすいので、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか?
【キャンプの焚き火後処理】「火消し壺」の使い方と注意点をチェック! 炭が熱いうちは蓋をしっかり閉めない!
実際に火消し壺を使用する前に、使い方と注意点を押さえておきましょう。
- 使い終わった炭、薪をトングなどで一本ずつ挟み、火消し壺の中に入れましょう。火がついたままの炭は非常に熱いため、軍手などをして火傷対策も忘れずに。
- 壺に入れたら蓋をします。この時、蓋をしっかりと閉めてはいけません。なぜなら、炭が冷めた後は火消し壺内の気圧が下がるため、蓋が開かなくなる恐れがあるからです。そのため、炭が熱いうちは蓋を緩く閉める、または蓋を乗せるだけにしましょう。
- 蓋をしたら1時間は開けずにそのまま置いておきましょう。なお、炭を入れた直後は火消し壺自体がとても熱くなりますので、子どもやペットが触らないよう注意してください。
- 炭が冷めたことを確認したら、蓋をしっかりと閉めます。このとき、壺本体と蓋に隙間がなく密閉されているかを必ず確認してください。密閉されていないと、倒したときに中身がこぼれてしまうからです。車内に炭をばら撒かないためにも、蓋はしっかり閉めましょう。
ただし、これは一般的な火消し壺の使い方なので、必ず各メーカーの火消し壺の取扱説明書に沿って使用してくださいね。
キャンプの焚き火の後処理は「火消し壺」で! 炭の後始末を簡単・安全に!
キャンプ中の焚き火は心癒されるものですが、一歩間違えれば火事になってしまう危険性もあります。後始末に関する知識と火消し壺があれば、安全に焚き火を楽しむことができるでしょう。これからキャンプに行こうとしている方は、ぜひ意識してみてくださいね。
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