筆者がキャンプを始めたきっかけはアルコールストーブの自作でした。空き缶を利用して作っている様子を動画で見ているうちに、自分でも作れそうだと感じ、試してみたくなったのです。そこで今回は、空き缶とハサミなど、家にある物を使った簡単な作り方をご紹介します。

自作アルコールストーブは穴の数や向きを変えて火力を調整 斜めに穴を開けると炎が渦を描く

アルコールストーブの自作で面白い点は、ジェット孔(バーナー部分の穴)の数や向き、バーナー部の形状などを変えることで火力が変化することです。穴の数や大きさは火力の強弱に繋がり、燃費にも影響します。また斜めに穴を開けると、炎が渦を描くトルネードタイプになります。思い通りのアルコールストーブができるまで何度もチャレンジする人が多くいます。材料が空き缶なのでリサイクルにもなりますね。

画像: 自作アルコールストーブは穴の数や向きを変えて火力を調整 斜めに穴を開けると炎が渦を描く

アルコールストーブには鍋などを乗せる五徳が必要 金属板に切り込みを入れ十字に組めば自作できる

アルコールストーブを使用する際は、鍋やフライパンなどを乗せるための五徳が必要になります。五徳は市販品を使っても良いですが、自作も可能です。一番簡単な作り方は、ステンレスなどの金属板の中央に切り込みを入れ、十字に組み合わせる方法です。

五徳を作るのが面倒という人は、蓋付きの缶を使って五徳付きのアルコールストーブを作ってみましょう。飲み口に3~5mmの三角の切り込みを数か所入れ、空気の通り道を作ります。これが五徳の部分になります。それ以外は基本の作り方と同じです。切り込みが浅すぎたり、少なすぎたりすると空気が入らず火が消えてしまうので注意してください。

自作アルコールストーブは、大きさや材料選びが自由 五徳をセットにしておけば調理も可能

画像: 自作アルコールストーブは、大きさや材料選びが自由 五徳をセットにしておけば調理も可能

自分で作るアルコールストーブなら、自由に大きさや材料を決めることができます。アルコール燃料を別の小さい容器に移して一緒に収納しておけば、ちょっとした散歩やハイキングなどにサッと持って出掛けられます。五徳をセットにしておけば缶コーヒーも温められますよ。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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