スウェーデントーチとは？ 魅力や作り方を徹底解説

小さな丸太のようなルックスが特徴の「スウェーデントーチ」。手軽かつおしゃれに焚き火を楽しめるアウトドアアイテムとして、キャンパーたちの人気を集めています。大きさ、形状、素材などが異なるさまざまな種類が販売されていますが、実は自分で作ることも可能です。今回はスウェーデントーチの魅力や作り方などを解説するとともに、おすすめ商品をまとめて紹介します。

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スウェーデントーチとは？

スウェーデントーチとは、断面に切れ込みが入った丸太で、直接火をつけて燃やすことができる道具です。

フィンランドやスウェーデンなど、北欧の国を中心に古くから使われてきた歴史があり、「スウェディッシュトーチ」や「ウッドキャンドル」などの名前で呼ばれることも。

焚き火として暖をとったり、明かりとして利用したりするほか、湯沸かしや料理の熱源にも活用できる便利なアウトドアグッズです。

利便性やデザイン性が高いうえ、おしゃれに焚き火を楽しめるアイテムとして、キャンパーやアウトドア愛好家から注目されています。

スウェーデントーチは多機能！いろいろな使い方

スウェーデントーチはとにかく多機能です。例えば、以下のような用途に使用できます。

スウェーデントーチは丸太を立てて使用するので、上部が平らです。そのため、フライパンなどの調理器具を直接置けるのも便利なポイントです。

スウェーデントーチの魅力とは？

ここでは、通常の焚き火とはひと味違うスウェーデントーチの魅力について、あらためて紹介します。

手軽に焚き火ができる

スウェーデントーチの利点は、手軽に使えること。

面倒な下準備や火おこしの必要がなく、着火するだけで焚き火を楽しめます。また、長時間燃えるので、途中で薪を足す必要がありません。

消火するときは、燃え尽きるのを待つか、上から水をかけるだけと、後片付けも簡単です。なお、火消し壺を使って消火する方法もあります。

おしゃれな焚き火が楽しめる

スウェーデントーチを使うと、おしゃれな焚き火を楽しめるのも魅力です。

丸太から炎が燃え上がる様子は、見た目にもインパクトが大きく、SNS映えする写真を撮影できるでしょう。

さらに、時間の経過とともに、炎の見え方や光の差し方が変わる様子を楽しめるのもスウェーデントーチならではの楽しみです。

料理に使用できる

立てた状態で使用するスウェーデントーチは、上に向かって炎が上がります。さらに、トーチの上面は平らなので、ケトルやフライパンなどの調理器具を直接置けることから、アウトドアシーンにおける熱源として便利なアイテムです。

▼スウェーデントーチとスキレットを使用して料理をしよう！

【まとめ】おすすめスキレット3選　選び方からシーズニング方法(お手入れ)を徹底解説！　絶品レシピも6つ紹介

スウェーデントーチ使用時の注意点

ここでは、スウェーデントーチを使用する際の注意点について解説します。

キャンプ場では火の使用ルールを確認する

キャンプ場でスウェーデントーチを使用する際は、まず直火使用の可否を確認しましょう。

直火禁止のキャンプ場では直に置いて使えないので、焚き火台や受け皿などにのせて使用する必要があります。

安全に注意する

スウェーデントーチは直接火をつけて使用するので、安全には十分注意しましょう。

特に倒れると危険なため、安定して置ける平らな場所、近くに燃えやすいものがない場所で使用することが大切です。

スウェーデントーチは自作可能！作り方も解説

スウェーデントーチは自作することも可能です。必要な材料と道具をそろえられれば、作業工程はいたってシンプルなので、DIYが苦手な人でもチャレンジしやすいですよ。

以下に必要なものや作り方の手順をまとめました。

なお、丸太に使用する素材は、針葉樹（スギ、ヒノキ、マツほか）、広葉樹（ケヤキ、クヌギ、ヤマザクラほか）などの樹種は問いません。

ちなみに、チェーンソーがない場合は「ノコギリとドリルを使う」「薪を束ねて針金でくくる」といった方法もあります。

おすすめスウェーデントーチ12選

ここではおすすめのスウェーデントーチをまとめて紹介します。

市販品は、サイズ、形状、使われている素材にいたるまで、さまざまな種類があります。手作り品にくらべて品質も安定しているため、特に初心者には市販品がおすすめです。

【おすすめ1】LOGOS（ロゴス）「スウェーデントーチ」

ブランドの象徴であるメイプルリーフマークの焼き印がおしゃれなLOGOS（ロゴス）の「スウェーデントーチ」。

ロケットストーブ型の構造で、本体中央の吸気口から空気が入って上昇気流が発生することにより、燃焼効率が良いのが特徴です。

▼高さ20cmのショートタイプも！

【おすすめ2】WOODSTOCK（ウッドストック）「スウェーデントーチ mini」

WOODSTOCK（ウッドストック）「スウェーデントーチ mini」は、燃やすのがもったいないと思えるほどおしゃれなデザインが魅力。

見た目がきれいなだけでなく、内部の煙突構造により、長時間安定して炎のゆらぎを眺めて楽しめます。ヤマザクラ、白樺の2種類から選べます。

【おすすめ3】Grandex（グランデックス）「THE TORCH（ザ・トーチ） ミニスウェーデントーチ」

Grandex（グランデックス）が提供する「THE TORCH（ザ・トーチ） ミニスウェーデントーチ」は、コンパクトで持ち運びやすいのが特徴です。

炎に見立てたオレンジ色の着火剤が付属し、見た目もユニーク。使用前はお部屋のインテリアアイテムとしても活躍します。

▼直径12 × 高さ16.5cmのレギュラーサイズも！

【おすすめ4】神鍋白炭工房「kikori（キコリ） スウェーデントーチL」

兵庫県産のスギやヒノキなどが材料に使われている、神鍋白炭工房「kikori（キコリ） スウェーデントーチL」です。

燃焼時間は約1.5～2時間で、調理の熱源としても活躍してくれます。着火剤が付属するのもうれしいポイント。

▼Lサイズのほか、Sサイズ、Mサイズのラインナップがあります。詳細は以下公式サイトでチェック！

https://kannabe-makistove.com/products/272.html

【おすすめ5】FORESTDOOR「ヒノキのスウェーデントーチ」

FORESTDOOR「ヒノキのスウェーデントーチ」は、兵庫県丹波市の良質なヒノキが使われいている角型のトーチです。

職人がひとつひとつ手作業で製作し、丁寧に仕上げています。燃焼時間が長く、キャンプ飯の調理などにも便利。

【おすすめ6】PD Collection（ピーディーコレクション）「スウェディッシュトーチ バーチキャンドルM」

PD Collection（ピーディーコレクション）「スウェディッシュトーチ バーチキャンドルM」は、中心部にキャンドルが配置されているのが特徴です。

キャンドルに点火するだけで、簡単にトーチへ火をつけられます。燃焼時間は約3時間30分と長めなので、長時間焚き火を楽しみたい人や煮込み料理に挑戦したい人におすすめです。

【おすすめ7】T-KRAFT「ウッドキャンドル」

T-KRAFT「ウッドキャンドル」は、天然のスギ、ヒノキなどが使われているスウェーデントーチです。

燃焼時間は1.5～2時間ほどと、長時間使えるので調理にもおすすめ。着火用の木くずが付属しており、初心者でも扱いやすいでしょう。

【おすすめ8】ラプラス「スウェーデントーチ ENZINE X」

ラプラス「スウェーデントーチ ENZINE X」は、燃焼効率に優れた角型のスウェーデントーチです。

およそ90分間焚き火を楽しめます。着火剤が付属するので、簡単に火をつけられるのもうれしいポイント。

【おすすめ9】コメリ「スウェーデントーチ 直径18cm」

キャンパーからも人気のホームセンターであるコメリから発売されている「スウェーデントーチ 直径18cm」は、高さ40cmほどの丸形のトーチです。

火の持ちが良い広葉樹が使われており、約1時間燃焼するため、調理にも便利ですよ。

▼直径15×高さ23cmのタイプも！

【おすすめ10】カインズ「ミニスウェーデントーチ L」

「ミニスウェーデントーチ L」は、関東を中心にホームセンターを展開するカインズの店舗限定で販売されているコンパクトなスウェーデントーチです。

小型のケトルが置けるサイズ感なので、ソロキャンプでの焚き火や調理に活躍してくれるでしょう。

▼カインズ「ミニスウェーデントーチ L」はこちらの記事でも紹介しています！

【冬キャンプ】ホームセンターの最新キャンプアイテム6選！カインズ・ナフコ

【おすすめ11】カインズ「スウェーデントーチ 野外用」

カインズ「スウェーデントーチ 野外用」は、麻のロープでできたハンドルが付いていており、持ち運びしやすいのが特徴です。

前で紹介したカインズの「ミニスウェーデントーチ L」はコンパクトサイズでしたが、本品は大きめサイズ。長時間焚き火を楽しみたい人や、グループキャンプなど複数人でのアウトドアで利用したい人におすすめです。

【おすすめ12】セリア「ソロトーチ」

「ソロトーチ」は、100均でおなじみのセリアで販売されている小型のスウェーデントーチです。

サイズがコンパクトなので持ち運びに便利。安価なため、お試しで使ってみたいときにも最適です。

▼セリア「ソロトーチ」はこちらの記事でも紹介しています！

スウェーデントーチはついに100均セリアからも？！　サイズ感や実力を検証！　コンパクトでお手頃価格で買える！

スウェーデントーチで手軽におしゃれなキャンプを楽しもう！

スウェーデントーチは「暖をとる」「周囲を明るく照らす」「調理の熱源として使用する」など、さまざまな用途に活用できるのも便利なアイテムです。

火おこしや後片づけなどの手間が少なく、より手軽に焚き火を楽しめるのもうれしいポイント。途中で薪をくべる必要もなく、長時間美しい炎のゆらぎを眺めてリラックスできるでしょう。

見た目にも気分が上がるアイテムなので、キャンプをおしゃれに演出したいときには、ぜひスウェーデントーチを使ってみてはいかがでしょうか。