夏のキャンプ飯を楽しむポイント
ここでは夏のキャンプ飯を楽しむポイントを紹介します。食欲がわくメニューで夏バテしない工夫をしましょう。
【1】野菜中心のヘルシーなメニューをチョイスする
夏のキャンプ飯には、旬の野菜を取り入れるのがおすすめです。
トマト、キュウリ、ピーマン、オクラ、トウモロコシなどの夏野菜には、夏バテ防止や熱中症予防に役立つ栄養素が豊富に含まれます。また、赤、緑、黄など、鮮やかなカラーも食欲をそそりますよ!
【2】さっぱりレシピなら食欲がなくても食べやすい
食欲がわかないときは、さっぱりと食べられるメニューが適しています。
お酢やレモンなど酸味のきいた料理、冷やしメニューなどは、食欲がないときでも食べやすいです。
【3】辛いレシピはなぜか暑いときに食べたくなる
暑い季節になると、無性に辛いものを食べたくなるときがありませんか?辛いものを食べると食欲がわくので、夏バテ防止にもひと役買います。
また、汗をかくことで体温が下がるため、食べ終わった後にはすっきりした気分になれるでしょう。
【4】がっつり系メニューでしっかり栄養補給
暑さに負けず、夏キャンプでもアクティブに活動したい人には、がっつり系レシピがおすすめです。
ボリューミーな料理で体力をつければ、夏バテに負けずに過ごせるはず。ニンニクを使ったレシピや、濃い味付けのレシピなどでスタミナを回復させましょう!
【夏野菜レシピ5選】旬の食材でヘルシーな料理を楽しもう
ここでは旬の夏野菜を使ったヘルシーなレシピを5つ紹介します。
【1】おろし器で作る「ガスパチョ」
すりおろした野菜とトマトジュースで作るガスパチョ(冷製スープ)です。野菜をそのまますり下ろすため、出るゴミも少なくてすみます。
【材料】
- トマトジュース:400cc
- にんにく:1片
- 玉ねぎ:30g
- 黄色パプリカ:30g
- きゅうり:1~2本
- 卵黄:1個
- 酢:小さじ2
- 塩:適量
- 粗挽き黒コショウ:適量
- クミンシード(またはクミンパウダー):大さじ1
- オリーブオイル:大さじ3~4
【作り方】
- フライパンにクミンシードとオリーブオイルを入れて中火で熱し、泡立ち始めたら弱火にし、香りが立ったら火を止める。
- にんにく、玉ねぎ、黄色パプリカ、きゅうりをおろし器ですりおろす。
- 2に卵黄を入れて泡立て器で軽く混ぜる
- トマトジュースを加えて混ぜる。
- 酢、塩、粗挽き黒コショウで味を調える。
- 器に盛り、仕上げに1を回しかけてできあがり。
【2】人気定番ナス料理「焼きなす」
夏野菜の定番である「なす」は、シンプルに焼いて食べるだけでも絶品です!
キャンプでは、焼き網と金属製トングを使えば簡単においしい焼きなすを作れます。
【材料】
- なす:適量
- おろし生姜:適量
- ミョウガ(千切り):適量
- 醤油:適量
【作り方】
- 中火で焼き網を熱してなすをのせ、皮全体に焼き目がつくように直火で2~3分焼く。
- 焼き上がったらすぐ氷水に入れ、熱が冷めたら皮をむく。
- おろし生姜、ミョウガの千切りをのせ、醤油をかけてできあがり。
【3】夏野菜のコラボレーション「串焼きシシタケ」
ししとうとしいたけを串に刺して焼くだけの簡単レシピ。包丁を使わないので、さっと一品作りたいときや、手軽なキャンプ飯を食べたいときに最適です。
塩コショウの代わりにアウトドアスパイスや醤油、焼き肉のタレなどで味付けするのもおすすめです。
【材料】
- ししとう:適量
- しいたけ:適量
- 竹串:適量
- 塩コショウや醤油など:お好みで
【作り方】
- ししとうとしいたけを交互に竹串に刺す。
- 1を熱した網の上で焼く。
- 仕上げに塩コショウなどで味付けをする。
【4】切って煮込むだけの「ラタトゥイユ」
フランスのプロヴァンス地方を代表する郷土料理、夏野菜を煮込んで作るラタトゥイユのレシピです。
難しそうなイメージを持っている方も多いはずですが、材料を切って煮込むだけと、キャンプでも簡単に作れますよ。
【材料】
- エリンギ:2個
- なす:1個
- セロリ:20g
- 玉ねぎ:1/2
- パプリカ(黄):1/2
- ピーマン:1/2
- コンソメ:1個
- トマトホール缶:1缶
- すりおろしにんにく:小さじ1
- 料理酒:大さじ1
- 塩コショウ:少々
- オリーブオイル:適量
【作り方】
- エリンギ、なす、セロリ、玉ねぎ、パプリカ、ピーマンを1~2cmサイズのブロックに切る。
- 鍋にオリーブオイルをひいて1を弱火でいためる。
- 料理酒、塩コショウ、すりおろしにんにくを混ぜ入れる。
- 食材に火が通ってきたらトマトホール缶、コンソメを加え、中火で10分ほど煮込んでできあがり。
【5】見た目も鮮やか「きゅうりとトマトの塩昆布和え」
きゅうりとトマトのみずみずしさを味わえる一品です。赤と緑が色鮮やかで、見た目にもおいしいレシピですよ。
【材料】
- きゅうり:1本
- プチトマト:8~10個(またはトマト1個)
- 塩:ひとつまみ
- 塩昆布:15g
- ごま油:小さじ1/2
【作り方】
- きゅうりは縦半分に切り、5mm幅程度の斜め切りにする。プチトマトは半分(トマトの場合は一口大)にカットする。
- きゅうりに塩をもみ込み、しんなりしてきたら軽く水洗いし、キッチンペーパーで水気をよく拭き取る。
- きゅうり、トマト、塩昆布、ごま油を和えたら完成。
【さっぱりレシピ5選】夏バテで食欲がない時におすすめ!
ここでは夏バテで食欲がない時でも食べやすい、おすすめのさっぱりレシピを5つ紹介します。
【1】ご飯のお供に「山形のだし」
「山形のだし」は、刻んだ夏野菜と香味野菜を醤油などで和えた山形の郷土料理です。ご飯や冷奴にのせて、さっぱり食べられます。
【材料】
- オクラ:2~3本
- きゅうり:1本
- なす:1/2本
- みょうが:1~2個
- しょうが:10~15g
- 大葉:5枚
- がごめ昆布:3g(細かく刻んだもの)
<A>だし汁材料
- 醤油(または白だし):大さじ2と1/2
- 酢:小さじ1~2
- みりん:小さじ2
- 砂糖:小さじ1
【作り方】
- すべての野菜を4~5mm角に刻み、なすは切った後に水に2~3分さらしてよく水気を取る。
- <A>の材料でだし汁を作る。
- なすを水切りし、だし汁大さじ1を混ぜ合わせておく。
- 1と3をボウルに入れ、がごめ昆布を加えてよく混ぜる。
- 4に残りのだし汁を入れて混ぜ合わせ、蓋をして冷蔵庫で1時間ほど置く。
- 食べる前によく混ぜて粘りを出す。
【2】宮崎のソウルフード「冷や汁」
宮崎の郷土料理「冷や汁」のレシピです。
ここではアジを使っていますが、お好みの青魚や白身魚を使って作りましょう。手軽に作りたいときはサバ缶を代用するのもアリですよ。
【材料】
- アジの干物:1尾
- きゅうり:1本
- 豆腐:1/4丁(木綿でも絹ごしでもOK)
- 青じそ:3~4枚
- ミョウガ:1個
- 白すりごま:適量
- ごはん:お好みの量
- 冷たいだし汁:400cc
- 味噌:大さじ3と1/2
※魚の代わりにサバ缶を代用する場合は、味噌の量を少し減らして調整
【作り方】
- だし汁を冷蔵庫などで冷やしておく。
- アジの干物を焼き、身をほぐす。
- きゅうりは小口切りにして小さじ1/4の塩でもみ、5分後に水気をしぼる。
- 青じそは千切り、ミョウガは輪切りにし、水にさらしてザルに上げて水気を取る。
- フライパンにホイルを敷き、味噌を乗せて弱めの直火で焼き色がつくまで炙る。
- 出し汁に味噌を少しずつ伸ばし、2と3、4を入れる。
- 豆腐を手で小さくちぎりながら入れ、白すりごまを入れて混ぜ合わせる。
- ごはんにかけて食べる。
【3】3分で作れる「生ししとうの美味ダレ豆腐」
生のししとうを使った夏向けのレシピです。火おこしの必要がなく、時短で簡単につくれます。
【材料】
- ししとう:4本くらい
- 豆腐:1パック(150g)
- だし醤油:大さじ1~1.5
- お好みの薬味(しそ、ミョウガなど):適量
【作り方】
- ししとうと薬味を細かく刻む。
- だし醤油につけてしばらく置いておく。
- 豆腐にかけて完成。
【4】作り置きもおすすめ「生トマトの冷製スープ」
生のトマトをそのまますりおろして味付けするだけの冷製スープです。加熱不要でゴミも出にくく、調理の手間がかかりません。
あらかじめ自宅で作ったスープを凍らせてキャンプに持って行くのもおすすめですよ!冷凍する場合、オリーブオイルは別にして、食べる直前に入れましょう。
【材料(1人分)】
- トマト(大):1個(フルーツトマトなら2~3個)
- クレイジーソルト:適量
- オリーブオイル:大さじ1
- レモン汁(または白ワインビネガー):適量
【作り方】
- トマトはあらかじめ冷蔵庫で冷やすか、冷凍しておく。
- トマトを皮ごとすりおろしす。残った皮は取り除く。
- クレイジーソルトとオリーブオイルで味付けし、酸味が欲しい場合はレモン汁or白ワインビネガーを少し入れればできあがり。
【5】梅が夏バテに効く「きゅうりと鶏肉の梅炒め」
鶏むね肉を使ったヘルシーなレシピです。梅干しを使って味付けするので、夏バテ中で食欲がないときでもさっぱりと食べられます。
【材料】
- きゅうり:1~2本
- 鶏むね肉:1枚
- 片栗粉:適量
- ごま油:小さじ1
<A>調味料
- 梅干し:2粒
- 醤油:大さじ2
- みりん:大さじ1
- 酒:大さじ1
【作り方】
- きゅうりは食べやすい大きさに乱切りにし、水気を拭き取る。鶏むね肉は削ぎ切りにしてから一口大に切る。梅干しは種を取って包丁でたたく。
- <A>の材料を合わせておく。
- 鶏肉に片栗粉をまぶし、フライパンに油を熱し、鶏肉を入れて焼き目がつくまで炒める。
- きゅうりを投入し、さっと炒める。
- 火を弱め、フライパンにフタをして3分間ほど蒸し焼きにする。
- 中火に戻し、2の調味料を入れて全体に絡める。
- 最後にごま油をたらして香りづけしたら完成。
【辛いレシピ5選】暑いときこそ食べたい刺激的な料理!
暑い時期には、なぜか辛いものが食べたくなる…という方も多いはず!そんなときにおすすめの辛いメニューを5つ紹介します。
【1】自家製ヤンニョムで作る「オイキムチ」
塩辛とナンプラー(魚醤)を入れた、本格的な自家製ヤンニョム(即席キムチの素)で作るオイキムチです。キャンプの前日に仕込んでおいて、クーラーボックスに入れて持って行くのもおすすめです。
【材料】
- きゅうり:5本
- にら:1/2束
- 玉ねぎ:1/2個
- 砂糖:大さじ1
- 粗塩:大さじ1と1/2
<A>ヤンニョム
- 韓国唐辛子(粗挽):大さじ6
- 塩辛:大さじ2
- にんにく:1片分
- 生姜すりおろし:1片分
- ナンプラー(魚醤):大さじ2
- 蜂蜜:小さじ1
- 梅酒:大さじ2
- 白ごま:小さじ1
【作り方】
- きゅうりを3等分して縦に4つに切り、砂糖と粗塩を入れて良く絡めて30分漬ける。このとき、途中で下から返すのがポイント。
- ニラは3cm幅にカット、玉ねぎは薄切り、にんにくはみじん切りにする。
- ボウルに<A>の材料を入れて混ぜ合わせる。
- 1のきゅうりを水洗いして水気を切ったら3に入れ、さらに玉ねぎとニラを加えて全体を良く混ぜ合わせたらできあがり。
【2】栄養も豊富な「豚肉とじゃがいものカレー炒め」
夏が旬のピーマンを使ったスパイシーなカレー炒めのレシピです。
豚肉は夏バテ解消に効果的な「ビタミンB1」を豊富に含むため、夏にピッタリの料理ですよ。
【材料】
- ピーマン:3個
- 豚肉の切り落とし:100g
- 新じゃがいも:150g
- しょうが:1/2片
- 塩:適量
- カレー粉:小さじ1
- サラダ油:大さじ1
<A>下味用調味料
- 醤油:小さじ1/2
- 酒:小さじ1/2
- 片栗粉:小さじ1
<B>調味料
- 醤油:大さじ1/2
- 酒:大さじ1/2
- 砂糖:小さじ1/4
- コショウ:適量
【作り方】
- ピーマンは種を取り除き1cm幅の輪切り、新じゃがいもは皮を剥いて5~7mmの輪切り、生姜はみじん切りにする。豚肉は食べやすい大きさにカットして<A>をまぶす。
- <B>を混ぜ合わせる。
- フライパンに大さじ1/2の油を引いて豚肉を炒めて、一旦お皿に取り出す。
- フライパンの油を拭き取り、新たに大さじ1/2の油を引いてじゃがいもを並べ、少し隙間を開けて蓋をして弱めの中火で焼く。両面を3~4分ずつ焼き、表面がカリッとするまでさらに1~2分熱を通す。
- ピーマンとしょうがを加えて炒め、ピーマンが鮮やかな色になったら塩で味を調え、3を戻し入れる。
- カレー粉を加え、2を回し入れてさ作りと混ぜ合わせたらできあがり。
【3】ピリッとした味付けがやみつきに「ピリ辛ポテトサラダ」
ピリ辛の味付けがやみつきになる、ツナときゅうりを使ったポテトサラダのレシピ。お酒のおともにもおすすめです。
【材料】
- きゅうり:1/2本
- ツナ缶:1缶
- じゃがいも:1~2個
- 塩:ひとつまみ
- 豆板醤:小さじ1/2(または明太子大さじ2)
- マヨネーズ:大さじ2~(お好みで増やしてOK)
- コショウ:少々
【作り方】
- きゅうりは薄い輪切りにし、塩をもみ込んでしんなりしたら軽く水洗いし、キッチンペーパーで水気をよく拭き取っておく。
- 皮をむき一口大にカットしたじゃがいもを加熱し、熱いうちにマッシャーでつぶす。
- 豆板醤、マヨネーズ、こしょうをすべて混ぜておく。
- つぶしたじゃがいもに3の調味料ときゅうり、ツナを混ぜたら完成。
【4】定番メニューを味変「エスニック焼きとうもろこし」
夏のアウトドアの定番メニューでもある焼きとうもろこしを、いつもとは少し違った味付けで楽しむピリ辛レシピです。エスニック料理が苦手な人でもおいしく食べられますよ。
【材料】
- とうもろこし(蒸す、あるいは茹でたもの):1本
- 割りばし:1本
<A>調味料
- ナンプラー:小さじ1
- はちみつ:小さじ1/2
- みりん:小さじ1
- バター:2g
- 一味唐辛子:少々
【作り方】
- 加熱済みのとうもろこしを半分に切り、切り口に割りばしを刺す。
- <A>を混ぜ合わせて弱火にかけ、はちみつとバターを溶かす。
- 1のとうもろこし全体に2を塗ってから焼き網にのせ、焼き色がつくまで転がしながら焼く。焼きながら随時Aを刷毛で塗る。
【5】シェラカップで作れる「スパイスキーマカレー」
汁気が少なく、さっぱり食べられるキーマカレーです。
シェラカップを使って作るレシピなので、ソロキャンプなどでも手軽に作れるのもうれしいポイント!
【材料(1人分)】
- 豚ひき肉:100g
- ほうれん草:1束
- 玉ねぎ:1/4個
- にんにく:1片
- カレー粉:大さじ2
- コンソメスープの素:小さじ1
- カレールー:1かけ
- 水:100cc
【作り方】
- ほうれん草をあらかじめ茹でておく。
- 玉ねぎとにんにくをみじん切りにする。
- シェラカップでにんにくを炒めて香りが出たら、玉ねぎも炒める。
- 豚ひき肉を入れて色が変わるまで炒める。
- カレー粉を入れて肉となじませる。
- 茹でたほうれん草をみじん切りにして加える。
- 水100ccとコンソメスープの素小さじ1を加えて煮立て、一旦火を止め、カレールーを入れて溶かす。
- お好みの水分量になるまで煮詰めたら完成。
【がっつり系レシピ5選】ボリュームのある料理で夏バテを吹き飛ばそう!
ここでは食べごたえのあるがっつり系レシピを5つ紹介します。ボリューミーな料理を食べて、夏バテを吹き飛ばしましょう!
【1】彩りも抜群「鶏肉・パプリカ・ナッツの塩ダレ炒め」
カラフルで鮮やかなビタミンカラーが食欲をそそるレシピです。
食材の歯ごたえも良く、食べていて満足感を得られます。塩ダレで味付けしているので、さっぱり食べられるのも魅力ですよ。
【材料】
- ピーマン:2個
- パプリカ(黄色・赤):各1/4個
- 鶏もも肉:160g
- ねぎ:40g
- 素焼きミックスナッツ:お好みの量
- 片栗粉:大さじ2
- ごま油:大さじ1
- 塩:適量
- 粗挽き黒コショウ:適量
<A>塩ダレ
- 酒:大さじ1
- 水:大さじ1
- 鶏がらスープの素:小さじ1/
- 塩:適量
- コショウ:適量
【作り方】
- ピーマンとパプリカは食べやすい大きさ、ねぎは1cm幅に切る。鶏もも肉は一口サイズに切って塩・コショウ・片栗粉をまぶす。ミックスナッツはそれぞれ半分サイズくらいにカットする。
- <A>で塩ダレを作る。
- 熱したフライパンにごま油を引き、鶏肉とナッツを炒める。
- 鶏肉の表面に色がついたらねぎを加え、さらにピーマンとパプリカを加えて色が鮮やかになるまで炒める。2を絡めて、塩コショウで味を調えたらできあがり。
【2】うどんで作る「新食感ナポリタン」
冷凍あるいは茹でうどんを使って作る、新食感のナポリタン。具材もたっぷりでボリューミーな一品です。
冷凍うどんや流水麺のうどんを使えば麺を茹でる手間も省けるので、手軽に作れますよ。
【材料(1人分)】
- ピーマン:1個
- にんじん:20g
- 玉ねぎ:30~40g
- しめじ:30g
- ベーコン:40g
- にんにく:1片
- うどん(冷凍または茹で):1袋
- オリーブオイル:大さじ1
- バター:5g
- ウスターソース:大さじ1/2
- ケチャップ:大さじ4
- 砂糖:少々
- 塩:適量
- 粗挽き黒コショウ:適量
- 溶き卵:1個
- パルメザンチーズ:適量
【作り方】
- ピーマン、にんじん、玉ねぎはやや厚めのスライス、ベーコンは2cm幅の短冊切り、にんにくはみじん切り、しめじは食べやすい大きさに割いておく。冷凍うどんを使用する場合は解凍しておく。
- フライパンにオリーブオイルを引いて弱火でにんにくを加熱する。香りが立ったら強めの中火にして、玉ねぎとにんじんを入れ、玉ねぎがしんなりしたらピーマン、しめじ、ベーコン、砂糖を入れて炒める。
- ピーマンが色鮮やかになったらフライパンの端に寄せ、フライパンの空いたスペースにケチャップを入れてグツグツするまで火を通す。
- 煮立ったら野菜と絡ませ、うどんとウスターソースを入れる。
- バターを入れ、塩コショイウで味を調えたら、麺にかからないように溶き卵を流し込み、半熟になったら火を止め、仕上げにパルメザンチーズや黒コショウをかけてできあがり。
【3】こってりな味付けでご飯が進む「ナスとピーマンの味噌&マヨ炒め」
夏野菜のなすとピーマンを、味噌・マヨネーズで味付けしたレシピ。野菜がメインですが、こってりした味つけなのでご飯のおともやおつまみにぴったりです。
【材料(2人分)】
- なす:2本
- ピーマン:2個
- ごま油:大さじ1
- 白ごま:少々
<A>タレ
- マヨネーズ:大さじ1
- 味噌:大さじ1と1/2
- みりん:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
【作り方】
- なすは8mm幅程度の輪切りに、ピーマンは食べやすい大きさにカットする。
- <A>でタレを作る。
- 熱したフライパンにごま油を引き、なすを並べて中火で炒める。焼き色がついたら裏返して焼く。
- ピーマンを加えて油が全体に回るまで炒め、最後に<A>のタレを絡めたらできあがり。お皿に盛り、白ごまをふる。
【4】ホットサンドメーカーで作る「焼きチーズフォンデュ」
ホットサンドメーカーで作る、ボリューミーな焼きチーズフォンデュです。
一般的なチーズフォンデュよりも手軽に、おしゃれな料理を楽しめるのが魅力ですよ。
【材料】
- カマンベールチーズ:1個
- アスパラガス:1本
- ソーセージ:2本
- パプリカ(黄色):1/4個
- プチトマト:4個
- うずらのたまご:4個
- バゲット:2cmの厚さのもの2枚
- 塩:小さじ1/2
- 黒コショウ:少々
- オリーブオイル:大さじ1
【作り方】
- アスパラガスは下半分の皮をピーラーで削り3cmの長さに切っておく。ソーセージは1/3カット、パプリカとバケットは2cm角に切っておく。
- カマンベールチーズの片面の白カビを取り、またチーズに蓋をするように戻す
- ①で切った具材・プチトマト・うずらのたまごを袋に入れ、塩・黒コショウ・オリーブオイルを加え、そのまま振り混ぜる。
- ホットサンドメーカーの中央にカマンベールチーズを置き、3で混ぜた具材を周囲に彩りよく並べる。
- ホットサンドメーカーをひっくり返しながら、合計約6分加熱する。全体に火が通ったらチーズのフタをはがし、野菜をディップして食べる。
▼もっと手軽にチーズフォンデュを楽しみたい人には「チーズフォンデュ缶」もおすすめ!
簡単ウマい『キャンプの達人』からチーズフォンデュ&チョコレートフォンデュの缶詰が新登場!
【5】即席塩ラーメンをアレンジ「焼きそばサンド」
即席の塩ラーメンで作る、ボリューム満点な変わり種の焼きそば入りホットサンドです。すぐに作れるのでキャンプの朝ご飯や夜食に最適ですよ。
【材料】
- サッポロ一番(塩味):1袋
- スライスベーコン:2袋
- 千切りキャベツパック:40グラム
- 食パン:2枚
【作り方】
- ベーコンは1cm幅に切っておく。
- フライパンに湯200ccを沸かして麺を入れる。1分経ったら麺をひっくり返し、1とキャベツを加えて1分待ち、麺をほぐし出す。
- 水気がなくなってきたら、添付のラーメンスープの素を1/2ほど入れて絡める。
- ホットサンドメーカーに食パン・3・食パンの順に入れてサンドして、片面3分ずつ焼く。
▼火を使わずに作れるラーメンのレシピもおすすめ!
暑い夏には火を使わないキャンプ飯!流水麺で簡単に美味しいラーメンを食べよう!
【デザートレシピ5選】超簡単なのに満足度抜群なスイーツ!
ここでは簡単に作れるデザートレシピを5つ紹介します。「食欲はないけれど、スイーツなら食べられそう…!」という人にもぴったりです。
【1】ライスペーパーで作る「もっちりフルーツ大福」
ライスペーパーを使ったフルーツ大福のレシピ。やわらかいお餅のような、もっちりとした食感がクセになります。
ホイップクリームを追加してもおいしく食べられますよ。
【材料(1個分)】
- ライスペーパー:1枚
- 好みのフルーツ(いちご、みかん、キウイなど):適量
- こしあん(チューブ入り):約40g
【作り方】
- フルーツは薄くスライスする。
- 水で濡らしたライスペーパーをまな板の上におき、こしあんを絞りだして棒状に形を整える。
- 手前からこしあんにかぶせるようにひと巻きする。
- スライスしたフルーツをならべ、左右を折りたたむ。
- 最後までしっかりと巻いてできあがり。
【2】メスティンでほったらかし調理「パイナップルパンプディング」
メスティンで作るパイナップル入りパンプディングのレシピです。
火をつけたらあとはほったらかしでOKなので、手軽に作れます。熱々のままでも、冷ましてからでも美味しく食べられますよ。
【材料】
- パイナップル缶詰8枚スライス:適量
- レーズンパン(食パンタイプ):1枚
- プリン:2個
- 牛乳:大さじ2
【作り方】
- メスティンに、細かく潰したプリンと牛乳大さじ2を入れる。
- レーズンパン1枚を、手で適当な大きさにちぎって入れる。
- パイナップルを食べやすい大きさにカットする。
- ポケットストーブに固形燃料(4g)とメスティンをセットして、火をつけ加熱する。固形燃料が消火するまで(約10分が目安)待つ。
【3】濃厚な味わいがたまらない「マシュマロチョコバナナのスイーツピザ」
マシュマロ、チョコレート、バナナを使ったドルチェピザ。ピザ生地は自分で作るのも楽しいですが、手間を減らしたいときは市販のものを活用してくださいね。
【材料】
- ピザ生地:1枚分
- マシュマロ:適量
- チョコレート(大きさ1〜2cm):適量
- バナナ:1本
- オリーブオイル:適量
【作り方】
- ピザ生地にオリーブオイルを塗る
- チョコ・マシュマロ・バナナを散らして焼く
▼ピザ生地の作り方はこちらの記事をチェック!
【手作りピザレシピ】生地から手作り! ピザ生地の作り方&おすすめトッピング具材&アレンジレシピも紹介
【4】ペットボトルで完成「クラッシュゼリー」
常温で固まる「アガー(寒天入りゼリーの素)」を使ったゼリーのレシピです。
アガーは約30~40℃でかたまるので、夏キャンプでも手軽にゼリーを作れます。フルーツジュース、液体ブラックコーヒーなど、お好みのペットボトル飲料で作ってみましょう。
【材料(2~3人分)】
<コーヒーゼリー>
- 液体ブラックコーヒー(ペットボトル):500ml
- アガー:10g
- 砂糖:60g
- コーヒーフレッシュ(飾り付け用):適量
<フルーツジュースゼリー>
- フルーツジュース(ペットボトル):400~500ml
- アガー:10g
- 砂糖:15g
- カットフルーツ(飾り付け用):適量
【作り方】
- 砂糖とアガーを混ぜ合わせる。
- 飲料1/3~1/2くらいを鍋に入れて火にかけ、1を混ぜ入れてアガーと砂糖を煮溶かす。沸騰してきたら火を止め、残りの飲料を入れてさっとかき混ぜる。
- 2を飲料が入っていたペットボトルに戻して冷やしかためる。
- 飾り付け用の材料を盛りつけて完成。
【5】スキレットで作る「簡単スモア」
焚き火やバーベキューの定番スイーツ「スモア」のレシピです。
スキレットを使うと、簡単に作れますよ。そのまま食べても、クラッカーにのせてもおいしく食べられます。
【材料】
- マシュマロ:1袋
- 板チョコ:1枚
- クラッカー(お好みで):適量
【作り方】
- 板チョコを一口サイズに割り、スキレットに敷き詰める。
- 1の上にマシュマロをのせる。
- レギュレーターストーブなどで弱火加熱し、さらに上からバーナーで炙る。
【簡単レシピ】夏のキャンプ飯は手間を減らすのも大切!
暑いときは調理の手間も極力減らしたいですよね。特に、火を使う料理だとより暑さを感じやすいので、火を使わずに作れるような簡単なレシピを活用すると、より楽に食事の準備ができます。
また、キャンプ飯を手早く作れると、セーブした時間を食事やアクティビティに使えるメリットも。
以下の記事では簡単に作れるキャンプ飯レシピを紹介していますので、キャンプ飯づくりに不慣れな初心者さんはもちろん、手間を減らして時間を有効活用したい方も、ぜひチェックしてみてくださいね。
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まとめ:夏にぴったりなキャンプ飯レシピでアウトドアをもっと楽しもう!
夏キャンプを楽しむためには、おいしいキャンプ飯が欠かせません。気温が高いと食欲が出にくくなり、バテてしまいがちですが、元気に過ごすためにもしっかり食べることが大切です。
本記事で紹介したキャンプ飯レシピを活用して、暑さに負けず、夏キャンプをもっと楽しみましょう。
また、今回紹介したレシピはどれもキャンプだけでなく、BBQや自宅での食事にもおすすめ。ぜひさまざまなシーンで活用してくださいね!