(聞き手:ハピキャン編集部・川窪)
※本記事にはプロモーションが含まれています。
アメリカ在住!ビンテージ好きのベテランキャンパー
愛用ギア遍歴シリーズ第9回目のゲストは、アメリカ在住のハピキャンライター「舟津カナさん」です。以前、本企画の#3にてランタン遍歴をご紹介いただきました。
壮大なアメリカの大地でキャンプライフを満喫している舟津さん。つい最近もオフロードキャンプを楽しまれてきたようです。
キャンプ歴も長く、集めてきたギアコレクションはハイセンスなものばかり。特にビンテージものがお好きで、無骨でカッコ良いギアに出会うと財布の紐が緩くなってしまうのだとか。
今回はそんな舟津さんの、クーラーボックス遍歴をお伺いしていきます!
▼舟津さんの「ランタン」遍歴
▼焚き火マイスター猪野正哉さんの「火吹き棒」遍歴
アメリカ在住キャンプライター 舟津カナの「クーラーボックス遍歴」
初代クーラーボックス:コールマン「スチールベルト」
【商品特徴】
丈夫で大容量のハードクーラー。2リットルのペットボトルも縦に入る大きさで、長期や家族キャンプにおすすめ。
スチールベルトを使い始めたきっかけを教えて!
シルバーでレトロな雰囲気に一目ぼれ。「コールマン」のブランドは高品質で手ごろな値段というところも購入の決め手になりました。
スチール製は樹脂製とくらべて重厚感がありますね!
ステッカーを貼っているのもおしゃれです♪
スチールベルトを使ってみてわかったこと、訪れた変化はある?
スチールベルトを使用する前は、ソフトクーラーを使用していましたが、夏場すぐ氷がとけ、2日目には氷を買い足さなければならなかったのですが、これは保冷性が高く、夏場でも数日氷がとけません。
また、大容量のため、夫婦2人でキャンプに行くときは数日なら食材を買い足すことなくキャンプが楽しめます。
ただし、蓋にゴムパッキンがないので冷気が逃げやすい構造です。保冷力を上げるために、蓋にゴムパッキンをDIYするとより保冷力が増します。
保冷力を向上させるためにDIYするとは、さすが舟津さん……!
スチールベルト愛用者は多いと思うので、参考になると思います♪
スチールベルトのお気に入りポイントBEST3を教えて!
1位.デザイン
2位.大容量
3位.側面にシールが貼れ、自分好みにカスタムできる
やはり、デザインが1位ですね!
さりげないステッカーの貼り方にもセンスを感じました。
2代目クーラーボックス:YETIのソフトクーラー「ホッパーフリップ18」
【商品概要】
保冷性に定評があるYETI社のソフトクーラー。防水ジッパーで冷気を閉じ込めるため、ソフトクーラーですが保冷性が高く丈夫。軽量な点も魅力。
ホッパーフリップを使い始めたきっかけを教えて!
キャンプだけでなく、普段の買い物で使用できる、携帯性と保冷性が高いクーラーをさがしていて、たどり着いたのがYETIのホッパーフリップでした。
ショルダーストラップがあり、肩掛けできる点も購入の決め手。
なんてカッコいいソフトクーラー……!
夏場の買い物はもちろん、休日の公園遊びや運動会用に欲しくなっちゃいました。
ホッパーフリップを使ってみてわかったこと、訪れた変化はある?
普段の買い物で使えることはもちろん、ソフトクーラーの中では大きめのサイズなので、1泊のソロキャンプにはこれ1つでOK。
ハードクーラーほど重くないので、持ち運びが楽です。ぎっくり腰を持病に持つ筆者は、肩掛けができ腰に負担がかからない点も気に入っています。
数泊キャンプに行く場合は、食材はハードクーラー、飲み物はホッパーフリップにと分けて持っていくことができ、それぞれのクーラーの開け閉めの回数が減ったので、より保冷効果が持続するようになりました。
たしかに、クーラーボックスで腰を痛める人は少なくないはず。
(これからキャンプに行く人は要注意ですよー!)
キャンプでのクーラーボックスの使い分けも勉強になります。
ホッパーフリップのお気に入りポイントBEST3を教えて!
1位. 携帯性
2位.ハードクーラーより軽量
3位.保冷性
デイリーに使いやすい「携帯性」は魅力ですね!
ソフトクーラーはチープな印象を受けるデザインのものもありますが、高級感があって素敵です。
100%漏れ防止HydroLokジッパーと高密度生地で、パンクや紫外線に耐えます。
DryHide Shellは防水性があり、穴が開きにくく、摩耗に強いので、野生の危険に直面してもしっかりと保持します。
ツリースタンドで1日中ゲームをする唯一のパーソナルクーラー、早朝のダックボート、または午後の水上でのゲーム。
ホッパーフリップ18の寸法は長さ15 2/3インチ x 幅10 1/5インチ x 高さ12 3/5インチ、空の重量は...
3代目クーラーボックス:YETIのハードクーラー「ローディ60」
【商品特徴】
大容量のYETIのハードクーラー。保冷力や耐久性に優れているだけでなく、持ち手とハンドルがあるので、移動も簡単。
ローディ60を使い始めたきっかけを教えて!
YETIのソフトクーラーを持っていましたが、夏場の砂漠キャンプではソフトクーラーの保冷力は心もとなく。
もう少し容量があり、保冷力が高いものがないかな~と思っていた時に出会ったのが、車輪と持ち手付きの「ロディ―」でした。
砂漠キャンプとは……!
YETIはハードタイプもカッコいいですね。
車輪付きはスイスイ運べて便利そう。
ローディ60を使ってみてわかったこと、訪れた変化はある?
YETIのソフトクーラーも保冷力がありましたが、ハードクーラーはそれ以上の保冷力を持ち、50度を超える砂漠のキャンプでも数日氷が残るほど。さすがYETIと感じています。
大容量のハードクーラーは物を入れると重くなるため、持ち運びが大変ですが、これは車輪があるので移動が楽でとても重宝しています。
また、耐久性が高いため、過酷な環境のキャンプにも最適。密閉率が高く匂いを漏らさないため、野生動物が多い場所でのキャンプにも向いています。
ただし、この保冷力を保つために壁が厚いため、見た目以上に物が入りません(笑)
50度でも氷が残るなんてスゴイですね!
メリットだらけかと思いきや、ウィークポイントもあるんですね。選ぶ際の参考になります。ありがとうございます!
ローディ60のお気に入りポイントBEST3を教えて!
1位. 保冷力
2位. 移動の手軽さ
3位. テーブルにもなるところ
納得です!
YETIの保冷力って本当にすごいんですね。
使ってみたくなりました!
連泊キャンプをする人にも良さそう♪
【番外編】ビンテージクーラーボックス(コールマン、サーモスなど)
【商品特徴】
50年以上前のクーラーもありますが、クーラーは電化製品でないので壊れにくく古いモノでも現役で使用可能。現行品にはないカラフルなものが多いのも特徴。
コールマン、サーモス、イグルーなどのブランドは人気で、ビンテージ商品が現在も高値で取引されています。
ビンテージクーラーを使い始めたきっかけを教えて!
アンティーク巡りが趣味の筆者。そこで、キャンプ用品のアンティークギアに出会い、集めるように。そして、気が付けば家の中にさまざまな時代のクーラーが増えてしまいました。
ビンテージギアに囲まれる生活って、素敵すぎます!
ビンテージクーラーを使ってみてわかったこと、訪れた変化はある?
ビンテージ品は凹んだりしている部分はあるものの、丈夫で現役でも使えます。
もちろん、YETIなど最新クーラーに比べると、保冷力などの機能は落ちますが、我が家はクーラーとしてだけでなく、キャンプギアボックスとして使用することもあり、昔のものはカラフルで斬新な色合いが多く、キャンプサイトのよいアクセントになっています。
なるほど……!
クーラーボックス以外の用途にも使うアイディアはナイスです!
おしゃれなビンテージクーラーがサイトに並べたら、注目を浴びること間違いなしですね♪
ビンテージクーラーのお気に入りポイントBEST3を教えて!
1位.人と被りにくい
2位.色が斬新
3位.丈夫
他の人とかぶりたくない人には、ビンテージ品はうってつけかも。
舟津さんのお話を伺っていると、ビンテージ品に興味が湧いてきました。
お財布と相談します……!
次に狙っているのは!Dometicの「CFX3」
「クーラーボックス」というより、持ち運べる冷蔵庫。
バッテリー搭載で、野外なら車のシュガーソケットから電源を取ることが可能。
最大マイナス22度まで温度設定ができ、専用アプリを利用すればリモートでコントロールできる優れものです!
ポータブル冷蔵庫にあたるのでしょうか?
コンパクトサイズで車内でも使いやすそうですね。
先ほどのビンテージ品とは正反対の、ハイテクなギアチョイスに驚きました!
アンティークモノと新しいモノで遊び心と快適さを使い分け
舟津カナさんの愛用クーラーボックス遍歴をご紹介しました!
舟津さんは、求める保冷性によってアップデートしながらも、季節や人数、キャンプスタイルによってクーラーボックスを使い分けているとのこと。
正直、クーラーボックスは折りたたんで収納することができず、数個あると嵩張ります。
でも、家ではギア入れに使え、重ねてスタッキングでき、家のインテリアにもなりますよ。
お気に入りのギアコレクションに囲まれ、その時々で使い分ける舟津さんの生活に憧れを抱いた人も多いのではないでしょうか?
舟津さんには、今後も他のギアの遍歴をお伺いしていきます!どんなギアが登場するのか楽しみにしていてくださいね♪
【過去の記事はこちら】