気になるのは収納時…ちゃんとしまえるのか?
さてさて。
スーパータラコデラックスで、気になっていたポイントがもう一つありました。
「簡単にしまえるのか?」という点です!
暖かい寝袋あるあるかもしれませんが、モコモコしたシュラフは、収納袋に入れるのがめちゃくちゃ困難なケースって多くないですか?
スーパータラコデラックスは、ダウンと化繊の2重構造、内側が毛布になっていて、全体では5層にもなります。容積もかなりのものなので、収納袋へ入れるのは、きっとめちゃくちゃ大変なんじゃないかな…。
やってみましょう。
第一段階…まずは収納袋へ入れる!
スーパータラコデラックスの収納袋は、「圧縮機能」が付いているというのも特徴の一つです。一般的には、"コンプレッションバッグ"と呼ばれる機能ですね。
とりあえず、まずは第一段階「収納袋へ入れる」をやっていきたいと思います。
えっと…。入る気配がしません。(汗)
しかし。
予想に反して、スムーズに入っていきます。ドラえもんの四次元ポケットのような感じ。
あまり力は要りませんでした。
ジッパーをしめていきます。
こちらも、ジジジ〜っと簡単にしまっていきますね。
入っちゃった。
正直、モンベルのダウンシュラフや、コールマンの化繊シュラフを収納袋に入れるときよりも、簡単でした。(↑これらは収納袋が小さいのでかなり大変っ)
全然苦にはなりませんね。
さてさて!ここからが本番。圧縮用のジッパーをしめ上げていく…第二段階です!
第二段階、さらに圧縮します
第一段階から第二段階へ進むには、収納服の胴体に付いている螺旋状のジッパーをしめていく方式です。
さすがに「おりゃぁぁぁ〜!」でした(笑)。
膝で上から押し込みながら、ジッパーを締め上げていきます。
しかし、この工程も、「ミッションインポッシブル」ではありませんでした。上から乗っかれば、ジッパーが徐々にしまっていきます。
しまりました!
しまった状態の分厚さは、2Lペットボトルくらいです。
第一段階ではこれの倍くらいあったので、圧縮すると前後比では「コンパクトになるなぁ〜」と感じます。(あくまで"前後比"ですが…)
横から見ても同じくらい(2Lペットボトル)の高さなので、キューブのような感じになります。
…ということで、収納袋が四次元ポケットだったので(笑)、収納はそんなに大変ではありませんでした!
スーパータラコデラックスのおすすめポイントはここだ!
それでは、最後に、スーパータラコデラックスを実際に使ってみて感じた「おすすめポイント」をまとめます。
【その1】本当にめちゃくちゃ暖かい
外気温マイナス3℃の「外」で使っていても、寒さをほぼ感じませんでした。内側のモフモフ毛布と、ダウン&化繊の最強の重ねの威力…すごいです。
【その2】インナー付きオールインワン
シュラフの内側のナイロンの「ヒヤッとくる感じ」が苦手な方でも、インナーシュラフは不要です。
【その3】使用温度性能に対して考えると価格はとても安い
スーパータラコデラックスの価格は、税込29,700円。DODのアイテムとしては高めな印象。
しかし、快適使用温度がマイナス11℃という性能を考えると、むしろすごく安いです!
参考までに、モンベルの最も暖かいダウンシュラフは快適使用温度がマイナス12℃で価格をお伝えすると、税込74,250円です。収納時サイズと重量の点でモンベルの方が優れてはいるものの、暖かさだけを求めている方には、めちゃくちゃ安いと感じるはずです。
【気になる点を挙げるとしたら】大きさかな…
難点を挙げるとすると、やはり大きさです。圧縮をかけた収納時のサイズ感でも、一般的な冬用シュラフ1.5〜2個分くらいの大きさがあります。
ただし、車で行くキャンプであればあまり問題はないと思います。
スーパータラコデラックス検証まとめ
スーパータラコデラックスの「本当に暖かいのか検証」はいかがでしたでしょうか。
寒さに不安があって冬キャンプを敬遠されている方がいたら、絶対におすすめしたい寝袋です。極寒のキャンプ地でも、朝までぐっすり間違いなし!
大人気商品のため、時期によっては品薄になることもありますが、真冬のシュラフを検討されている方は、ぜひその候補にスーパータラコデラックスを加えてくださいね。