高値を狙える可能性も!フリマアプリでキャンプ用品を売るコツ
「フリマアプリって面倒くさそう」「長年使ったキャンプ用品だから売れる気がしない」なんて考えている人も多いはずです。
しかし、フリマアプリでキャンプ用品を売るのは決して難しくありません。フリマアプリにはさまざまなものがありますが、代表的なフリマアプリは次のとおりです。
代表的なフリマアプリ
- メルカリ
- PayPayフリマ
- ラクマ
- ヤフオク
- モバオク
- ジモティー
細かい使い方はフリマアプリによって異なりますが、基本的には売りたいアイテムの写真や状態、簡単な説明文、売りたい金額を設定するだけで、簡単に出品ができます。
また、場合によっては使い込んだキャンプ用品でも売れることや、買取業者を利用するより高値で売れる可能性も。
ジモティーのように0円で出品できるフリマアプリもあるので、捨てるよりも処分が楽な上に、エコにつながるケースも多いでしょう。
フリマアプリでキャンプ用品を売るコツは、一言で表すならば「丁寧な対応を心がける」ことです!ここからは、売るときのコツを詳しく紹介していきます。
出品前にメンテナンスをする
フリマアプリに出品する前に、まずはキャンプ用品のメンテナンスをしましょう。本格的なメンテナンスでなくても、表面の汚れを拭き取るだけでずいぶん見栄えが変わるものです。
購入者側の視点で考えたときに、汚れが目立つ商品よりも、キレイで状態が良い商品のほうが買いたくなるはず。また、状態がキレイだと高値もつきやすく、売り上げアップにもつながります。
お世話になったキャンプ用品に感謝を伝える意味でも、メンテナンスは必ず行いましょう。
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状態を細かく伝える
出品の際には、キャンプ用品の状態を細かく伝えるのも大切です。具体的には使用回数や付属品、傷や汚れの程度などが挙げられます。
特に、傷や汚れがある場合は隠さずに必ず伝えましょう。商品説明に記載がないのに目立つ傷や汚れがあると、クレームにつながる恐れもあります。
より詳細な状態を伝えるためにも、写真の活用がおすすめです。例えば「3枚目の写真のように本体正面に擦れた跡があります」など、文章とあわせて伝えれば、購入者も納得した上で購入してくれます。
また、ニオイが気になる人やアレルギーを持っている人もいるので、喫煙者の有無やペットの有無なども記載するとより親切ですよ。
サイズ感を伝える
ネットで注文したキャンプ用品が届いた際に「思っていたよりも大きい(小さい)」と感じたことがある人は少なくないはずです。サイズ感は実際に使った人だからこそ伝えられるものなので、商品説明欄にもしっかり記載しましょう。
具体的には「2リットルのペットボトルは横向きなら入る」「収納時は単行本と同じぐらいのサイズ感」など、イメージしやすい記載すると◎。アパレル用品を出品する場合は、自分の身長とあわせて、着たときの裾や丈がどれぐらいかを記載すればバッチリです。
購入者の中にはキャンプを始めたての人もいるので、大きさがイメージしやすい説明は喜ばれますよ。
値段の幅を持たせておく
いざ出品をしようと思っても、どれぐらいの値段を付けて良いのか迷ってしまうものですよね。同じジャンルの商品をいくつかチェックして相場を知っておくと、スムーズに値段を設定できます。
また、「できれば3,000円で売りたいけれど、2,000円なら納得できるかな」など、売りたい値段に幅を持たせて考えておくといいでしょう。
出品後になかなか売れなかったり、値段交渉のメッセージが届いたりするケースもあるので、幅を持たせておくと判断に迷わず、スムーズに売却できますよ。
メッセージのやり取りや梱包を丁寧に行う
フリマアプリでは、売買が成立した後には評価が行われます。せっかく売却できたのにもかかわらず低い評価を付けられてしまうと、今後の出品に影響が出てしまう恐れも。商品の到着を楽しみにしていた購入者をガッカリさせるのも申し訳ないですよね。
低評価を避けるためにも、購入者に満足してもらうためにも、メッセージのやり取りや梱包は丁寧に行うようにしましょう。
定期的にキャンプ用品を買い替えてフリマアプリに出品する場合、良い評価を貯めるのも売れるコツと言えるでしょう。
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フリマアプリでキャンプ用品を売るには梱包も大切!必要資材や梱包のコツを伝授
ここからは、売却が成立したあとの梱包のコツについて解説します。
資材はほぼ100均で揃うので、特別難しいことはありません。ちなみに筆者はほぼすべての購入者さんから「丁寧な梱包でした!」と評価をいただいています!
梱包に必要な資材は100均で揃う!
梱包に必要な資材には、以下のようなものがあります。セリアやダイソーなどの100均にはフリマアプリの資材コーナーが設けられている場合が多いので、チェックしてみてくださいね。
- 宅配用ビニール袋
- OPP袋(クリアバッグ)
- 梱包用緩衝シート
- セロハンテープ
- 梱包用テープ
配送中の衝撃で壊れる心配が少ない柔らかい素材のキャンプ用品の場合、宅配用ビニール袋がおすすめ。100均では、段ボールは1箱110円で売られていますが、宅配用ビニール袋は複数枚入って110円なのでコスパ良好です。
OPP袋は雨対策に加え、商品の見栄えを良くする効果も期待できます。糊付き(テープ付き)だと、梱包がしやすいですよ。OPP袋は資材コーナーだけではなく、ラッピングコーナーにも豊富な種類が揃えられているので、あわせてチェックしましょう。
なお、OPP袋と宅配用ビニール袋にはA3・A4などのサイズがあるので、キャンプ用品の大きさにあわせて用意してくださいね。
また、配送中に傷が付いたり壊れたりする恐れがあるものを出品する場合は、梱包用緩衝シートも必ず用意してください。袋やダンボールを留めるためのセロハンテープ・梱包用テープも必須です。
上の写真には写っていませんが、ハサミや段ボールが必要になるケースもありますので、あわせて揃えておくと安心ですよ。
梱包の手順
梱包の手順は簡単で、基本的にはOPP袋で包み、宅配用ビニール袋や段ボールに入れれば完了です。
壊れやすいキャンプ用品の場合は、緩衝シートで保護してからOPP袋で包みます。
また、段ボールの場合は隙間を埋めるために緩衝シートや丸めた紙を使うと良いでしょう。
梱包する際には資材(特に緩衝シート)をケチらないことが重要です。配送時の衝撃で破損する恐れがありますし、手元に届いて雑な梱包をされていたら、購入者がガッカリしてしまうかもしれません。
大きなサイズのキャンプ用品を売るときの裏技
キャンプ用品の中には大きなものもあり、100均で売られている袋や段ボールでは梱包できないケースもあります。
上の写真はA3サイズの宅配用ビニール袋と、緩衝シートで包んだクーラーバッグですが、宅配用ビニール袋にはマチがなく、厚みがあるクーラーバッグが入りませんでした。
このようなときには以下の画像のように、宅配用ビニール袋をつなぎ合わせるのがおすすめです。
つなぎ目はセロハンテープや梱包用テープで固定すればOK。OPP袋も同様の方法でつなぎ合わせました。
なお、宅配用ビニール袋をつなぎ合わせる場合は、少し重ねてからテープを貼るとキレイに仕上がります。
大きいサイズのキャンプ用品を出品したい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
段ボールの再利用に便利なアイテムも!
梱包サイズを小さくすること(品物の高さに調整すること)で運賃の節約・品物の保護(梱包箱内での遊びを低減)、緩衝材の使用量を減らすことが出来るなどのメリットがございます。
用途:お仕事での梱包作業に。個人でのフリマアプリ、オークションサイトなどの商品発送時に。
ご使用方法2-1:折込線を入れる高さをツマミで調節します。ガイド部を箱の縁に引っ掛けて内側四辺に一定の高さでミシン目を入れます。
ご使用方法2-2:ミシン目の高さまで、四隅にカッターナイフで切込みを入れると簡単・綺麗にダンボール箱を折り曲げることが出来、梱包サイズを調節...
梱包資材として、自分で買った商品が梱包されていた段ボールを使いたい人もいるはず。もちろん段ボールの再利用もOKなのですが、購入者によっては気になる人もいるので、商品説明に「再利用した段ボールに梱包して発送します」と記載しておくとトラブルの危険性を回避できます。
そして、段ボールを再利用する場合に持っておきたいのが『段ボールカッター』です。
段ボールカッターは、段ボール箱の高さを品物に合わせて折り曲げるための「折込線」を入れる道具。キレイに梱包できるだけでなく、梱包サイズが小さくなるので配送料や緩衝材の節約にもつながります。
高頻度でフリマアプリを利用したい人は、ぜひ持っておきたいアイテムですよ。
▼梱包状態も気になる激安ギアの検証記事はこちら!
梱包が面倒なときはジモティーがおすすめ
なかには「梱包が面倒」「売りたいものが1つしかないから、資材を買うのはもったいない気がする」なんて感じる人もいるでしょう。そんな人には、ジモティーの利用をおすすめします。
ジモティーでは「出品者が指定する場所に購入者が赴いて、商品を引き渡す」といった取引ができます。梱包や発送の手間をかけずにキャンプ用品を売りたい人は、ぜひジモティーを活用してみましょう。
また「売りたいキャンプ用品が多すぎて、こまごま出品や発送をするのが面倒」なんて場合には、まとめて買取業者に買取を依頼するのも一つの手です。
インターネットで査定ができたり、郵送や出張で不用品の回収をしてくれたりする買取業者も多いので、あわせてチェックしてみてくださいね。
▼ジモティーの詳しい使い方は公式サイトをチェック!
▼キャンプ用品の買取業者についてはこちらの記事もチェック!
配送できないものやトラブルに要注意!キャンプ用品をフリマアプリで売る際に気をつけたいポイント
ここからは、キャンプ用品をフリマアプリで売る際に気をつけたい点を解説します。配送業者の規定や、出品者・購入者間のトラブルには要注意です!
配送できないアイテムも
フリマアプリの規定や配送業者の規定によって、配送できないアイテムがある点には注意しましょう。
キャンプ用品で該当しやすいものは、使用済みのオイルランタンや焚き火台、ガスボンベやガスバーナーなど燃焼系のアイテムです。
また、配送の可否は陸上輸送か航空輸送かでも異なります。ヤマト運輸のホームページには一部のアウトドア用品について、配送受付の可否をまとめた表が掲載されているのでチェックしておくと安心です。
また、筆者が郵便局に問い合わせたところ「ランタンや焚き火台は未使用のものであれば送れる可能性はあるが、使用したものはキレイに清掃してあっても配送不可」とのことでした。
燃焼系のギアを出品する場合は、事前にフリマアプリのFAQなどをチェックしたり、配送業者に問い合わせたりしておきましょう。
クレームや返品・交換などのトラブル防止も大切
フリマアプリでは、クレームや返品・交換が発生する恐れもあります。返品・交換を要求する購入者の中には、すり替えをする悪質な人もいるそうなので、トラブルを防止するための対策をしておきましょう。
筆者が実際に体験したのは、メッセージのやり取りの途中でほかの方が購入し、クレームを受けたケース。プロフィール欄に注意書きとして記載している点や、仕組み上早い者勝ちになる点などを説明し、事なきを得ました。
トラブルを防止するためにも、プロフィール欄や商品説明欄に以下のような記載をしておくのが重要です。
- トラブル防止のため、質問の途中でも先にご購入いただいた方を優先いたします。
- 中古品であることをご理解いただける方のみ、購入をご検討くださいませ。
- すり替え防止の為、返品・交換は受け付けておりません。
- 発送はコンパクト・最安の方法を選択しておりますので、多少の畳ジワはご了承ください(洋服の場合)
なお、ラクマの場合は早い者勝ちではなく、申請があった購入者の中から出品者が選ぶ「購入申請」というシステムもあるのでチェックしてみてくださいね。
お世話になったキャンプ用品に感謝を込めて!フリマアプリを活用して賢くキャンプを楽しもう
今回は、フリマアプリでキャンプ用品を売るためのコツをご紹介しました。
お世話になったキャンプ用品に別れを告げるのは寂しい気もしますが、大切に使ってくれる人が見つかるのも嬉しいものです!売却が成立したら、ステキな思い出をくれたキャンプ用品に感謝をしながら梱包し、送り出してあげましょう。
フリマアプリへの出品を検討している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
▼格安キャンプギアで賢くキャンプ!