【前編】タウンエースベースのキャンピングカー『OHANA Pro』を徹底レビュー

キャンプスタイル

2023.10.04 投稿

【前編】タウンエースベースのキャンピングカー『OHANA Pro』を徹底レビュー

クーピーチャンネル

クーピーチャンネル

広々していて超快適!『OHANA Pro』の気になる内装を詳しく紹介

ここからは、OHANA Proの内装を見ていきます!

広さ

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

まず、車内がすごく広いという印象です。常設ベッドもあるしマルチルームもあるし、これはもう住めそうですね。

車内の高さはかなりあって、自分は身長170cmなのですが余裕で立てます!車内の一番高いところは192cm、一番低いところは180cmでした。

エントランス

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

出入り口のドアには、靴2足を横向きに入れられます。

ドアの横の下駄箱には3足入るので便利そうです。

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

ドアの上には、車内の照明関係のスイッチがありました。

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

ボディー断熱

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

気になるボディーの断熱ですが、木の壁の中に断熱材が入っています。

外は軽量のアルミパネル、バンクなどの曲がった造形のところにはFRP(繊維強化プラスチック)が入っています。

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

断熱材はアルミパネルとFRPのシェル全体に入っているそうです。

まだ少ししか車内で過ごしていないですが、外の音は気になりません。断熱性も高そうですね。

ソファー

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

ソファーはL字になっていて、壁際のソファーには2点式のシートベルトが3つあるので走行中でも3名座れます。

ただ、チャイルドシートは付けられないそうです。

入り口を入って右側にもソファーがあるので、停車後は5人ぐらいでテーブルを囲めそうです。

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

運転席の真後ろのソファーは跳ね上げ式なので、運転席から後部座席へのウォークスルーもできそうですね。

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

また、テーブルは付属のハンドルを使って高さを変えられます。

ギャレー

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

ソファーの向かい側にはシンクが設置されています。

標準装備の冷蔵庫は容量50Lです。

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

電子レンジは、シンクの上の使いやすそうな位置に付いていて、使いやすそうなレイアウト。

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

清水タンクと汚水タンクはリアベッドの下に収納されています。

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

今回撮影しているのはプロトタイプですが、販売モデルは外からタンクの出し入れができるようになるそうです。

料理スペースはあまり広くないので、DIYしてテーブルとか欲しいですね。

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

一番大きい窓はソファーの後ろにあります。

高さがあって、車内から座って外の景色を見られるのはポイント高いですね!

窓はこのほかにもギャレーの上、リアの常設ベッドの上段に1つ、下段の横に小さい窓1つ、そしてバンクベッドの左右に丸窓があります。

網戸とシェードはワンタッチで切り替え可能です。

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

換気扇

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

天井の換気扇は、つまみを回して開け、スイッチで強さを調整します。

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

屋根が付いているので、ある程度の雨なら問題なく使用できそうです。

クーラー

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

12Vの小型クーラーも標準装備です。

以前、同じクーラーが付いたタウンエースのバンコン『ルクシオプロ』で車中泊しましたが、そのときは室外機の音が少し気になりました。OHANA Proはキャブコンで遮音性が高そうなので、音が気にならないかもしれません。

小型クーラーの消費電力は少なくないですが、天井にソーラーパネルが付いていて相殺されるので、実際の消費電力はかなり抑えられると思います。

電気関係

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

ソファーの下には電気関係が収納されています。

標準装備のリチウムバッテリーの容量は100Ahです。このリチウムバッテリーは「ヒート機能」が付いているのがすごいポイントです。

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

リン酸鉄リチウムバッテリーは氷点下になると充電できないのですが、ヒート機能があれば問題なく充電できます!

ソファー下はスペースに余裕があるので、300Whぐらいまではオプションで拡張できるそうです。

外部充電は40A、走行充電も40A、12V換算で480W入力される計算です。走行充電器はソーラーパネルと同時入力できるので、晴れている日に走行充電をすればかなり早くバッテリーが回復すると思われます。

隣にはRenogyの2000Wのインバーターが設置されていて、これでACコンセントが使えます。

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

こちらはオプションになっていて、通常は1,500Wのインバーターが入っているそうです。

マルチルーム

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

マルチルームは高さが175cm、横幅が62cm、奥行きが79cmあります。

ラップポンなどのトイレも十分に置けそうな広さです。入ってみた感じ、そんなに窮屈さはありませんでした!

天井にはライト、奥には窓は付いています。

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

トイレとして使わなくても、横にハンガーをかければクローゼットとしても使えそうですね。

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

▼キャンピングカーにトイレを自作する方法もチェック!

収納

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

OHANA Proは収納も充実。まず、ソファーの上にいろいろ置けそうな収納が3箇所あります。

少し狭いですが、入り口の上にも収納があります。

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

天井の間接照明の上は棚のようになっているので、ちょっとした物は置けそうです。

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

リアのベッドの下も、広めの収納スペースになっています。

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

ソファー下収納は、運転席の後ろと入り口側の両方に設置されています。

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

また、ギャレー周りも収納できるようになっていました。

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

タウンエースベースのキャンピングカー『OHANA Pro』は内装が充実!強化された足回りもポイント

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より

トヨタのタウンエーストラックをベースにしたキャンピングカーであるOHANA Proは、充実の標準装備が魅力です。

また、内装だけでなく足回りも充実。今までのキャブコンにはない走りになっているそうなので、気になりますね。

後編では、前編では伝えきれなかった内装の魅力や街中での走行性能、メリットデメリットなどをお伝えしますので、ぜひあわせてチェックしてみてください!

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