耳を澄ませて心で聴く!あなたは何曲当てられる?「全員ボーカルゲーム」
【基本DATA】
推奨人数:6名以上
推奨年齢:2歳以上
所要時間:5〜10分
ルール難易度:★
盛り上がり度:★★★★★
大人数で焚き火を囲みながら楽しみたい、馬門さんおすすめのゲームが「全員ボーカルゲーム」です。
2チーム以上(各チーム3人以上推奨)に分かれ、まずは先攻チームのメンバー全員で同時に異なる歌をワンフレーズ熱唱します。後攻チームはみんなで相談しながら、先攻チームのそれぞれのメンバーが歌った曲を言い当てていきます。
後攻チームがひと通り答え終わったら攻守交代。今度は、後攻チームが一斉に異なる歌を熱唱し、先攻チームに曲名を答えてもらいましょう。
よりたくさんの曲を言い当てられたチームの勝ちとなります。
お酒が入ると、みんなの歌う声も大きくなりますし、音程も外れがちになるので、ゲームを繰り返すうちにどんどん正答率が下がってしまったり(笑)。
もちろんこのゲームを行う際は、周りへの配慮も忘れずに!
「メタ推理」が大事?身内同士でもなかなか正解にたどり着けない「順番ゲーム」
【基本DATA】
推奨人数:6名以上
推奨年齢:3歳以上
所要時間:5〜10分
ルール難易度:★
盛り上がり度:★★★★★
次に紹介するのも、道具を使わずにすぐに盛り上がれる「順番ゲーム」です。
2チーム(各チーム3人以上推奨)に分かれたのち、(事前にみんなで考えた)お題に合わせて、それぞれのチーム内のメンバーで並び順を入れ替わり、正しく並べたチームの勝ち。
お題の例としては
「父親の名前の漢字の総画数が多い→少ない順」や「中学校の時の修学旅行の場所が北→南の順」などがありますが、この時、チーム内のメンバー同士で、そのままズバリの答えを明かし合うのはNG。
ただし、「父親の名前の呼び名(ひらがな)」や「修学旅行で印象的だった食事」といったヒントは出し合ってOK。それらのヒントを手がかりに、仲間内で推理を働かせながら正しく並んでいくというゲームです。
ちなみに両方のチームが並び順を間違っていた場合は、どちらかのチームが正しく並べるまで「お題」を変えながらゲームを繰り返します。
お題に沿って正確に並ぶのが意外と難しく、チームプレイも必要となるこのゲーム。あまりに間違いが続くと、メンバー同士の関係がギクシャクすることも(!?)
〈その他のお題例〉
母親の誕生日:月日が早い→遅い順
初恋の人の下の名前:50音順
仲間同士でどこまで意識を共有できるのか?「キャンプギアポーカー」
【基本DATA】
推奨人数:6名以上
推奨年齢:3歳以上
所要時間:5〜10分
ルール難易度:★★★
盛り上がり度:★★★★
最後に紹介するのは、馬門さんがプライベートで盛り上がったという、キャンプギアを使った「キャンプギアポーカー」です。
2チーム以上(各チーム3人以上推奨)に分かれ、自分たちが持ってきた特定のジャンル(ここでは料理)のギアを「せーの」でテーブルの上に出します。
勝敗は、トランプの「ポーカー」と同じで、道具のかぶり具合に応じて決まります。ポーカーと同様に「ワンペア➡ツーペア➡スリーカード(スリーギア)」の順に強くなっていきます。
たとえば、上の写真の場合
【左側のチーム➡フルハウス】
まな板 ×2
フォーク ×3
【右側のチーム➡2ペア】
お皿 ×2
包丁 ×2
スプーン ×1
ということで、左チームの勝ちとなります。
料理道具に限らず、焚き火グッズや寝具など、テーマを変えながら楽しむこともできますが、「せーの」の合図でテーブルの上に出す前に、キャンプギアを仲間に見られてしまった時点で反則負けとなりますので、サイズが大きすぎるギアは手にしないほうがよいでしょう(笑)。
協力したり、競い合ったりしながら、楽しみ、学ぶのがアナログゲームの醍醐味!
いかがだったでしょうか? 今回紹介した江凸崎馬門さんイチオシの「キャンプで楽しめるアナログゲーム」は、シンプルでありながらも、家族や友人とのつながりが深まりそうなものばかり。
気づけばみんなが笑顔になり、素敵な思い出を共有できることでしょう。次回のキャンプでは、ぜひこれらのゲームを実践し、アウトドアで過ごす時間を充実させてください!