ハンモックブランドの「DLチェア」の魅力
キャンプでハンモックで寝転がるのは憧れますが、ちょうどよい木がなかったり、キャンプ場によっては「ハンモックNG」の場所もあり、なかなかアウトドアで「ハンモックでチルアウト」するのは難しいこともあります。
そんな人におすすめなのが、ハンモックのようにリラックスできるENOの「DLチェア」です。

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今回は私も愛用している「DLチェア」の魅力を紹介します。
【魅力1】座り心地抜群

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一番の魅力はやはり「座り心地」。通常のアウトドアチェアは座面がフラットなモノが多いですが、このチェアは、座ると座面と背もたれが自分の体のカタチにフィット。包まれるようにチェアに体を預けることができ、まるでハンモックに寝転がっているような心地が味わえます。
しかも、アームとヘッドにはクッションが入っているため、長時間座っていてもお尻や背中が痛くなることなく、心地よく座ることができます。

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【魅力2】高さが選べる

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最近のアウトドアチェアはロースタイルが流行ですが、ご飯を食べるときや砂地の場所に座るときなど、時にローチェアが不向きなこともあります。
この「DLチェア」は脚の高さが変えられ、その高さの差は約7cm。
TPOによって、ローにしたり、ハイにしたりチェアの高さを変更でき、しかも、高さを変えるのは脚のフレームを取りはずだけなので、とても簡単です。

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1つで2つの高さが設営できる便利なチェアです。
【魅力3】アクセサリーが充実

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DLチェアの右サイトにはカップホルダーつき。マジックテープで装着するタイプではなく、チェアと一体化しているので、カップホルダーだけが無くなる心配もなし。
両サイドには、スマートフォンや雑誌が入れられる大型のサイドポケットもあり、コレが何気になんでも入れら便利です。
【魅力4】持ち運びが楽チン

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骨組みはショックコードで繋がっているため、感覚的に簡単に組み立てることが可能。フレームと布地を入れるのも力が必要なく簡単に組み立てられます。

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背もたれが高いので、軽量なアウトドアチェアに比べると、収納しても結構大きく、重さも2.1キロと決して軽量とは言えませんが、収納袋は肩掛けできるストラップつきで、持ち運びは楽チンです。

ちょっと残念なところは…
リラックスできる座り心地が魅力ですが、その反面・・・
収納袋に入れるのがちょっと大変

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アームとヘッドにクッションが入っているため、きちんと畳まないとそのクッション部分が収納袋に入れにくいです。個人的には、多少収納袋が大きくなっても、入れやすくしてほしいなと思いました。
コンパクトチェアに比べると軽量ではない

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先ほども述べましたが、ヘリノックスのチェアワンのように1キロ未満の軽量なコンパクトチェアに比べると、DLチェアは組み立て式ですが大きめ。

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フレームは軽量ですが、布地にクッションがある分、ちょっと重量があります。ただし、軽量なチェアは風が強いと倒れることがありますが、これは倒れることなくしっかりしています。
「軽量・コンパクト」重視向きではなく、「座り心地重視」のオートキャンパー向きのチェアです。
ご飯を食べるにはちょっと不向き

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「座り心地重視」のチェアですが、重心が後ろになるため、ご飯を食べるときのように前かがみで座るのが難しく、重心をあまり前にお越し過ぎると倒れる恐れもあります。
また、すっぽりイスに包まれ心地がよいのですが、お尻が沈んでいるので立ち上がりがちょっと大変です。
座り心地を重視したいキャンパー向けチェア

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ENOの「DLチェア」は、ハンモックブランドが開発しただけあり、リラックスできる究極のチェアです。
私は、移動が多く1泊しかしないキャンプのときは、組み立て不要のコールマンの「コンパクトフォールディングチェア」を使用。数泊してキャンプ場でゆっくりリラックスするときはENOの「DLチェア」を持って行くようにして、TPOでチェアを使い分けしています。

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ENOのチェアは、お尻も痛くならないので長時間座りやすく、ロースタイルにして足を投げ出して座れば、ハンモックのようになり、ついついチェアでうたた寝することも多々。
スタイリッシュなデザインなので、キャンプだけでなく、家で友達がきたときのエクストラチェアとしても、普段のリラックスチェアとしても使用可能。我が家は猫がこのチェアの寝心地の虜になっています。

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「もう少し軽量なのモノが欲しい」と考えている人は、DLチェアのように包み込まれるタイプで布地がメッシュの1.6kgのローチェア「SLチェア」もENOでは販売されています。
