「生ビールを運搬する容器」として人気を博しているグロウラー。しかし、アメリカのようにブルワリーでビールの量り売りをあまり行っていない日本では「グロウラーの必要性は?」と思っている人は多いはず。しかし、グロウラーはビールを持ち運べるだけの容器ではなく、キャンプでいろいろ活用できます。今回は特に夏に活躍する「グロウラー」の魅力を深堀りします!

ステンレスボトルとグロウラー2個持ちする理由は・・・

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

グロウラーは「ビール専用」のイメージが高いですが、実は氷を保管するのに最適。

アメリカのスタンレーの公式サイトにはグロウラーの氷は「4日間持つ」となっていますが、実際、私が気温40℃近くある砂漠でキャンプしたときも、このグロウラーで3泊間も氷をキープすることができました。

ですので、我が家はキャンプのときはビール容器としてではなく、主に氷専用にしています。

我が家が夏、3泊キャンプをするときの装備は…

■クーラー(食材のみ)
■小さめのクーラー(ビール)
■グロウラー(氷)
■ステンレスボトル(お茶やコーヒー)
■ウォータージャグ(水)

このように用途によって容器を分けることにより、それぞれの容器の開ける回数を減らすことができ、保冷効果が高まります。

グロウラーは数日氷をキープできるため、クーラーの氷がなくなったらグロウラーの氷を足しています。

もちろん、飲み物用の氷としても、晩酌の焼酎用の氷としても使用しています。

氷をクーラーと別にすることで氷の持ちは全然違います。キャンプ以外にも真夏のドライブやスポーツ観戦などでも氷を入れる容器として活用できます。

ただし、軽量ではない

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

スタンレーのボトルはすべて共通して言えますが、このグロウラーの重量は中身が入っていない状態で990gとずっしり。

持ち手がしっかりしているため、持ち運びは苦にはなりませんが、「荷物をできるだけ軽くしたいキャンパー」や「徒歩やバイクキャンパー」向きではなく、車を持っているオートキャンパー向きの商品です。

また、「炭酸対応」ですが、炭酸のシュワシュワ感がずっと続くわけではなく、注ぎ方でも変わりますが、慎重に泡をたてず、できるだけ容器に空洞部分がないように満タンに入れても、半日ほどすればシュワシュワ感が少なくなるので、長時間保冷効果は続いても、炭酸は時間がたてば抜けてしまうことは頭にいれておきましょう。

家でも野外でも活躍するグロウラー

我が家は家ではビール用に、キャンプでは氷用とTPOによって使い分けていますが、大容量で保冷効果があるので、私の友達は、キャンプでアイスコーヒーをいれて持ってきている人もいます。

見た目が武骨!グロウラーがひとつあるだけでもキャンプサイトがスタイリッシュになり、「見た目重視キャンパー」にもおすすめ!

カラーもスタンレーらしい渋いグリーン、ブラック、ロイヤルブルーがあり、自分のキャンプスタイルに合わせて選べます。

「ビールを入れる機会がないからグラウラーは必要ないかな?」と思っているキャンパーは結構いますが、大容量で持ち運びしやすく、氷が入れやすいスタンレーのグロウラーは、我が家では暑い夏のキャンプで必需品になっています。

今年も暑い夏が予想されています!グラウラーを持参して暑い夏キャンプを快適にしよう!

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