【軽量キャンプやサブペグとして】福善『打刀』
福善の『打刀』は、軽量さ重視のキャンパーの間で密かな人気を博しているコンパクトなペグです。
- 重量(1本あたり) :37g
- サイズ :20cm
- 素材 :ステンレス鋼
- 値段(1本あたり) :510円(税込み)
- おすすめ使用シーン :軽量テントペグ、メインペグ、サブペグ
ステンレス製で丈夫な素材を使っていて、刀のような形状によって、固い地面でもガンガン刺さっていくポテンシャルを持ちます。
見た目はテント付属ペグと同じくらいの細さに感じますが、実際に使ってみると、鍛造ペグ並みの丈夫さや固定力を持っているのがこのペグのすごいところ。
また、ペグの両端を組み合わせて大変コンパクトになるのも魅力的なポイントです。
スペースを取らずに収納できることから、軽量性重視のキャンパーの心を掴んでいます。
「軽量さやコンパクトさに加え、丈夫さも求めたい!」なんて欲張りなキャンパーにはおすすめです。
最近購入した打刀ですが、その軽さ・コンパクトさ・カッコよさ・丈夫さのバランスが素晴らしすぎて、今後のレギュラーペグとして採用することを検討中です。
【軽量さ重視のキャンプやメインペグとして】Boundless Voyage『チタンペグ』
打刀と同じく、軽量かつ丈夫なことで根強い人気を持っているのがBoundless Voyageの『チタンペグ』です。
- 重量(1本あたり) :60g
- サイズ :24cm
- 素材 :チタン
- 値段(1本あたり) :575円(税込み)
- おすすめ使用シーン :メインペグ、軽量テントペグ
打刀と比べると同程度の長さでありながら、重たい作り。ただ、チタンならではの強度があり、固い地面でもガンガン叩けるうえに、鍛造ペグよりは軽いのが嬉しいポイント。
また、チタンなので錆に強く、汚れなどにも有利と言えるでしょう。ペグは泥汚れが付きやすいので、錆びづらいのは大きな強みとなります。
私はソリッドステーク30を濡れたまま少し放置してしまい、錆びつかせてしまったことがあるので、チタンペグのメンテナンスのしやすさがお気に入りです。
キャンプを始めてからの約3年間、徒歩キャンプのお供にメインのペグとして大活躍しています。
少々お値段はしますが、チタンペグを選ぶ理由は十二分にあると思います。
錆びなく、頑丈高強度のチタン合金で作られているので、折れたり曲がったりしません。
高強度のチタン合金ペグは耐腐食性、耐久性に優れています。
テント固定がしっかりして、軽くて持ち運びが便利なテント専用のペグ キャンプ設営用具。
山地キャンプ場は草地・硬い地面ですからキャンプファンにとって金属ペグは必需品です。
【砂地キャンプに】キャプテンスタッグ『プラペグ』
ここまで紹介してきたのはすべて金属製のペグでしたが、最後に紹介するキャプテンスタッグの『プラペグ』はプラスチック製です。
- 重量(1本あたり) :37g
- サイズ :30.5cm
- 素材 :プラスチック
- 値段(1本あたり) :242円(税込み)
- おすすめ使用シーン :砂地、柔らかい地面
プラスチック製で軽く、大きいのが特徴ですが、私は主に砂地でこのプラペグを使用しています。
T字の形状は柔らかい地面でもホールドしやすく、砂浜でもパンダ クラシックのようなワンポールテントを設営できます。
また軽いため、万が一抜けて飛んでしまっても危険性が少ないのもメリットかなと私は思っています。
「砂地でキャンプを検討している」という人は、プラペグの長いものを選ぶのがおすすめですよ。
砂地に行くときに特に活躍するという限定的な役割ですが、他のペグとは異なる唯一無二な存在として、私のペグラインナップを彩ってくれています。
▼ペグの使い分けやおすすめのペグについてはこちらの記事もチェック!
さまざまな種類のペグを使いこなしていろんなキャンプを楽しもう!
今回は、私が持っているペグをすべて紹介しました。
重量感があって頼りになるソリッドステーク30から、軽量コンパクトな打刀、意外と使いどころのあるテント付属ペグなど、多種多様なペグが揃ってきたなという印象です。
改めて、今回紹介したペグの特徴をまとめます。
強み | 弱み | おすすめ使用シーン | |
---|---|---|---|
パンダ クラシック 付属ペグ | 軽い | 強度低め | 最初の設営 サブペグ |
エアライズ2 付属ペグ | コンパクト 面が広い | 強度低め | 柔らかい地面 登山テント泊 |
ソリッドステーク30 | 強度高め | 重い | メイン利用 風の強い日 硬い地面 |
打刀(20cm) | 丈夫 軽い コンパクト | 細い | 軽量テント サブペグ |
チタンペグ | 丈夫 比較的軽い 汚れに強い | 少し重い 価格高い | メイン利用 軽量テント |
プラペグ | 軽い 面が広い | 強度低め 使用シーンが限定的 | 砂地 柔らかい地面 |
キャンプを始めたばかりの人は「テントに付属しているのに、わざわざペグを買うなんてもったいない」と思われるかもしれません。
しかし、私のこれまでキャンプを振り返ってみても、ペグは使い分けが重要だと感じます。
また、シーンやスタイルによって「どのペグを持っていこう」と選んでいくことは、キャンプの楽しみの1つです。
とんでもなく固い岩が埋まっている河川敷にはソリッドステーク30、軽量さを重視したい自転車キャンプではチタンペグ、砂浜キャンプではプラペグを…といったように、シーンやスタイルにあわせてペグを選んでみましょう。
スクリュータイプやU字型など、今回紹介出来ていないタイプのペグもあります。これまで使ってきたペグとは異なるペグにも目を向けてみて、新しいロケーションのキャンプ場にも挑戦してみてはいかがでしょうか。
▼こちらの記事ではペグのお供にしたいアイテムたちを紹介