こんにちは、ほぼ毎週キャンプに出かけているサリーです。冬から春にかけてのキャンプは虫も少なく星もきれいなことが魅力ですが、とにかく寒い!消費電力が少なくてポータブル電源でも使える暖房グッズがあればいいのにと思っていたら・・・ありました。今回は、おひとり様用のこたつ「こたんぽ」を実際に使ってみたレビューです。ではどうぞ。

おひとり様用こたつ「こたんぽ」とは?

画像1: 著者撮影「こたんぽ」

著者撮影「こたんぽ」

「こたんぽ」はアイデア家電を多数発売しているTHANKO(サンコー)株式会社の商品です。ふんわりとしたフリース生地で体を360度包み込み、さらに前面にはヒーターが内蔵されているため、38~55度でしっかりと保温してくれます。まさに、おひとり様用こたつです。

キャンプで気になるのは消費電力です。例えばセラミックファンヒーターはお手軽ですが、その分消費電力は600~1200Wと大きめ。電源付きサイトであれば使えますが、ポータブル電源では数時間しか使えません。

その点、この「こたんぽ」は60Wと少しの電力でオッケー。ポータブル電源で長時間使用することができます。また、キャンプだけでなく最近の電気代の高騰により、エアコンよりも「こたんぽ」を使うことで節電&節約にもつながるというわけです。1日6時間使用しても約9円とのこと!

「こたんぽ」の外観をチェック

それでは「こたんぽ」を詳しく見ていきましょう。

大きさ・カタチ

画像2: 著者撮影「こたんぽ」

著者撮影「こたんぽ」

厚手のフリースは触り心地も最高。サイズは幅480×高さ1300×奥行320(mm)です。160cmの女性なら肩まですっぽり覆えます。170cmの男性ですと胸元まで長さがあります。

画像3: 著者撮影「こたんぽ」

著者撮影「こたんぽ」

上部にはドローコードが付いており、体型に合わせてフィットさせることができます。

画像4: 著者撮影「こたんぽ」

著者撮影「こたんぽ」

前面にはファスナーが付いており、開けると中にヒーター部(グレーの部分)が入っています。ヒーター部を取り外して、外側のフリース部分を手洗いすることができます。

温度調節機能

画像5: 著者撮影「こたんぽ」

著者撮影「こたんぽ」

大型で使いやすいリモコン。温度は6段階で調節可能です(約38度、約42度、約45度、約48度、約52度、約55度)。また自動的にタイマーがセットされ、30分、1時間、1時間30分、2時間で設定できます。

画像6: 著者撮影「こたんぽ」

著者撮影「こたんぽ」

下部は足が出る仕組みになっています。ちょっと動きたい時でもわざわざ「こたんぽ」を脱ぐ必要がないので楽々です。

実際に「こたんぽ」を冬キャンプで使ってみた

1月のキャンプで実際に「こたんぽ」を使ってみました。

画像: 著者撮影「こたんぽ」着用シーン

著者撮影「こたんぽ」着用シーン

フリースに360度包まれるだけでも暖かいですが、電源をオンにするとすぐにじんわりと暖かくなります。これは・・・本当にこたつです!むしろこたつよりも全身が暖かいので、こたつ以上かも!?

画像: 著者撮影「こたんぽ」のリモコン

著者撮影「こたんぽ」のリモコン

最初は最高温度である55度に設定しましたが、すぐに暑いと感じ38度に下げました。ヒーター部は体の前面のみですが、不思議と体全身が暖まります。体全体にフリースが密着して巻き付いているのがきっと暖かさのポイントなのでしょう。

使う前までは電気毛布とどう違うんだろう?と思いましたが、全身360度フリース&速攻で暖まるヒーターのコラボは、電気毛布よりも確実に暖かいと感じました。

画像7: 著者撮影「こたんぽ」

著者撮影「こたんぽ」

さらに足を出せるので、ちょっと向こうにある物を取りたいなという時も、わざわざ「こたんぽ」を脱がなくていいのが楽ちん。リモコンとコードが気になる時は、もちろん接続部分から外すこともできます。

この日はウッドデッキで焚き火ができないキャンプ場でした。ちょっと星空を見ながらお酒を飲みたいな~という時も「こたんぽ」なら体はぽかぽか。足も出るので外でも使えるのがうれしい!

画像: 著者撮影「こたんぽ」野外使用シーン

著者撮影「こたんぽ」野外使用シーン

もちろん焚き火シーンでも活躍間違いなし。焚き火に当たる前面は暖かいのに背中や足元が寒いことがありますが、こたんぽに包まれていれば寒さに負けず、薪を燃えつくすまで焚き火を堪能できること間違いなし。ただし火の粉がはぜたり、臭いが付く可能性はありますのでご注意を。

画像: 著者撮影・ポータブル電源

著者撮影・ポータブル電源

さらに60Wという消費電力は、セラミックファンヒーターやホットカーペットに比べて格段に低いので電源付きサイトではもちろん使えますし、ポータブル電源でも長時間利用できます。

たとえば700Whの容量のポータブル電源であれば、約10時間ほど使用ができます。400Whの場合は約6時間です。夕方から就寝するまでの寒い時間帯に使うことができるというわけです。

ちなみに「こたんぽ」の思わぬ落とし穴ですが、ひとりでぬくぬくしたい!と思っていたのに・・・

画像8: 著者撮影「こたんぽ」

著者撮影「こたんぽ」

あまりの暖かさに「これ僕の!」と子供に奪われてしまいました。うーん、これはもう1つ追加しないとダメかも!?

ポータブル電源とこたつシュラフで、キャンプでこたつ化する記事も合わせてどうぞ。

キャンプだけじゃない!「こたんぽ」の用途は自宅にも

画像9: 著者撮影「こたんぽ」

著者撮影「こたんぽ」

キャンプだけでなく、「こたんぽ」は自宅でも活躍します。我が家ではデスクトップパソコンがエアコンなしの部屋に設置しているので寒い日はかなり冷えます。

そんな時「こたんぽ」ならピンポイントで暖まれます。

電気ストーブなどに比べても電力料金も安く済みますし、乾燥も気にしなくて済みます。自宅でのリモートワークにも一役買っています。

画像: 「こたんぽ」がキャンプにも自宅の防寒グッズとしても最高!おひとり様用こたつ体験レビュー
THANKO 歩けるこたつ「こたんぽ」 (2022年モデル KRKTTKSBW)
【サイズ】本体:幅480×高さ1300×奥行320(mm) ヒーター:幅400× 高さ900(mm)  【重量】本体:約1350g ヒーター:約400g コントローラースイッチ及びケーブル:約200g
【入力】AC100V  【定格周波数】50Hz/60Hz  【定格消費電力】60W
【温度設定】1:約38度、2:約42度、3:約45度、4:約48度、5:約52度、6:約55度  【タイマー設定】30分/60分/90分/120分  【材質】本体: ポリエステル100%、ヒーターマット:ポリエステル90%、ポリプロピレン10%
【洗濯方法】手洗いのみ  【ケーブル長】電源プラグ部分からリモ...
¥9,091
2023-02-17 13:33

「こたんぽ」の商品仕様

画像10: 著者撮影「こたんぽ」

著者撮影「こたんぽ」

  • サイズ 本体:幅480×高さ1300×奥行320(mm)
  • ヒーター:幅400× 高さ900(mm)
  • 重量 本体:約1350g
  • ヒーター:約400g
  • コントローラースイッチ及びケーブル:約200g
  • 入力 AC100V
  • 定格周波数 50Hz/60Hz
  • 定格消費電力 60W
  • 温度設定 1:約38度、2:約42度、3:約45度、4:約48度、5:約52度、6:約55度
  • タイマー設定 30分/60分/90分/120分
  • 材質 本体: ポリエステル100%、ヒーターマット:ポリエステル90%、ポリプロピレン10%
  • 洗濯方法 手洗いのみ

「こたんぽ」については私のYouTubeでも詳しく紹介しています。こちらも合わせてご覧頂けるとうれしいです!

 

「こたんぽ」で冬キャンプがぽかぽか快適に!

今回は「こたんぽ」をご紹介しました。石油ストーブと違い、お子さんのいるご家庭でも安心ですし、なにより消費電力が少なくていいのがキャンプ向きです。

新たな冬キャンプの暖房グッズとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

車中泊でお座敷こたつを楽しみたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

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