林業を主軸としたキャンプ場・ふもとっぱらの原点回帰とも言えるコンテンツにも注目
ふもとっぱらを運営する株式会社ふもとっぱらは、もともと林業を主軸とした会社であり、2005年の創業以来、木材生産や木質エネルギー利用に関する事業とアウトドアレジャー事業の両立を目指して歩を進めてきた経緯があります。
そんなふもとっぱらの原点回帰とも言うべき、林業に関連するコンテンツからも目が離せません。
2022年に進化した施設&コンテンツ・その4【FUMOTO TREE’S】
「FUMOTO TREE’S」は2022年春にローンチされた、ふもとっぱらの家具ブランド。家具職人がひとつひとつ丹精込めて仕上げる良質な家具は、そのクオリティに対するリーズナブルな価格帯も好評を得ています。
林業の副産物として始めた企画で、すべてふもとっぱらの木材を使っています。林業に関しては、ハウスメーカーさんとのお付き合いが主だったのですが、キャンパーのみなさんにもこの産業を身近に感じてもらいたく始めました。キャンプに来た人に、家具の購入を提案するというのは簡単ではありませんが(笑)、アウトドアなライフスタイルを持つ皆様の選択肢のひとつになればいいなと考えています
2022年に進化した施設&コンテンツ・その5【(学びの森)間伐体験】
「学びの森」とは、シーズン32のゲストとしても登場したワカさん&アネゴ夫婦がプロデューサーを務める、ふもとっぱらの自然環境を生かした体験型のコンテンツ。鹿の解体、ジビエ料理の振る舞い、牛の乳搾り体験など、これまでも定期的にさまざまなワークショップを展開してきましたが、今春からそのラインナップに「間伐体験」が加わります。
番組のロケでも、おぎやはぎやゲストの面々が、間伐の必要性やノウハウを松崎さんに教わりつつ、その実務を体験しました。
番組内では、小木さんが間伐材を薄くカットし、プレートを作りました。チェンソーは未経験ですが、松崎さんの指導のもと、上手に切り出すことができました。
番組内での間伐体験は、切り出したプレートに焼印を入れて終了。こちらのワークショップは今春から年数回開催予定です(体験内容の詳細は変更する可能性があります)。
ワーケーション設備の強化に受付のドライブスルー化?進化を続けるふもとっぱらに注目
ふもとっぱらの施設やコンテンツに関する最新事情を駆け足でチェックしてきましたが、今年中にアップデートされるポイントは、まだまだあるそう。あらゆるメディアに先駆けて、さらに竹川社長と松崎部長に聞き込み調査してみました。
まずは林間に設置した世界初の『転がして移動できるコルゲートロールキャビン』を本格的に稼働させたいですね。ワーケーション用のスペースにしようと思っています。キャンプをしながらちょっと作業したい人はもちろん、がっつり1日仕事しに来てもらうのもいいかな?と思っています。
あとは牛舎ですね。牛舎は、ふもとっぱらの中でももっとも古い建物のひとつ。いわば原点であり、我々にとってシンボル的な建物なんです。いまは売店として使っていて、品揃えは年々充実していますし、週末には地元の出店者を募ってマルシェなども開催しています。キャンプをしに来た人が富士宮の産業を知る。そんなプラットフォーム的な役割を、この青い屋根の建物が担っていけたらいいなと思っています
あとはソフト面ですかね。2022年11月から、ホームページでの予約システムが稼働していますが、チェックインの受付をドライブスルー化するなど、僕たちもお客さんももっと快適でスムーズなシステム作りをしていきたいと思っています。また、今回のホームページのリニューアルをきっかけに、キャンプだけでなく枝葉の事業の情報発信にも力を入れていきたいです
となると、2023年もやることが山積みだね
はい、精進します(苦笑)
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