大自然の中で時間を忘れて過ごしていたいキャンプ。気づけばチェックアウト時間が迫って慌てたことはありませんか?バタバタすると忘れ物をしたり、せっかくのキャンプが台無しになることも。そこで今回は、筆者が普段のキャンプで実践している「撤収に時間をかけないコツ」や「効率的な片付けの順番」などをご紹介します。

【キャンプ片付けのコツ3】ギアは厳選してこまめにしまっておく

画像: 筆者撮影:手際よく荷物を車に積み込むのも慣れが必要です

筆者撮影:手際よく荷物を車に積み込むのも慣れが必要です

キャンプにもっていくギアを選び、荷造りするのは時間がかかります。同じように、使ったギアをしまっていくのにも時間が必要です。

持っていくギアを厳選する

画像: 持っていくギアを厳選する

愛用のギアに囲まれると幸せいっぱいになりますが、ギアの数が増えれば増えるほど、片付けに時間がかかります。

滞在時間やチェックアウトまでの時間に応じて、そもそもキャンプに持っていくギアを取捨選択しましょう。

使い終わったものからしまっていく

使わないカトラリー、おもちゃ、着替え終わった服などは、ケースやバッグにしまっていきましょう。

これは、チェックアウト当日といわず、前日から心がけたい時短術です。

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画像4: 【秘策5選】効率的な片付け方法や撤収の順番を伝授! キャンプのチェックアウトに慌てないコツ◎
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子どもにもできるお手伝い

画像: 筆者撮影:撤収時は子どもたちが遠くにいかないように目配りを

筆者撮影:撤収時は子どもたちが遠くにいかないように目配りを

子どもに、もしお手伝いしてもらうならこんな作業はいかがでしょうか。

  • ペグの抜き忘れやゴミの拾い忘れがないかパトロール
  • 抜いたペグの大きさや向きをそろえて並べる
  • ペグやガイロープなどの数を数える
  • 寝袋などの軽いギアを運ぶ

子どもは細かい作業が得意です。いずれも周囲の安全確認は欠かせませんが、共同作業の楽しさや達成感を味わえます。

【キャンプ片付けのコツ4】撤収時間は余裕を持って見積もる

画像: 筆者撮影:チェックアウト当日の朝食は最低限のギアでシンプルに

筆者撮影:チェックアウト当日の朝食は最低限のギアでシンプルに

キャンプギアは「すぐに片付く」というのは大きな勘違い。

筆者もいろいろな失敗をしてわかりましたが、テントやタープには細かい付属品があり、撤収は予想以上に時間がかかります。車への積み込み時間なども忘れがちです。

また、天候にも大きく左右されます。雨や風の強い日は寝袋やテントを干せなかったりと、特に注意が必要です

テントやタープの撤収は想像以上に時間がかかる!

画像: 筆者撮影:最初に外にブルーシートを敷いて小物類を全部出し、テント班と小物班に分かれて片付けてもOK

筆者撮影:最初に外にブルーシートを敷いて小物類を全部出し、テント班と小物班に分かれて片付けてもOK

テントやタープのポールやガイロープをはずしたり、ペグを抜くのに意外と時間がかかります。

簡単に設営できるものが簡単に撤収できるとは限りません。取扱説明書を見なくてもできるように事前の練習をしておくことをおすすめします。

ギアごとに片付け時間を記録しておくと次に役立つ

画像: 筆者撮影:手伝ってもらうときは「上」「下」「右」「左」と具体的に作業の指示をするとスムーズ

筆者撮影:手伝ってもらうときは「上」「下」「右」「左」と具体的に作業の指示をするとスムーズ

テントやタープ、ランプ、キッチン周りのギアなど、片付けるのにだいたいどれくらい時間がかかるのかざっくりとでも記録しておけば、次回のスケジューリングに役立ちます。

【キャンプ片付けのコツ5】収納ボックスや車の荷室はスペースを空けておく

画像: 筆者撮影:車に積み込むギアは使うものを厳選してコンパクトに

筆者撮影:車に積み込むギアは使うものを厳選してコンパクトに

撤収が不慣れなうちは、どうしても時間がかかってしまいます。

チェックアウトタイムが迫ってくると、時間優先でとにかく収納ボックスなどに放り込まないと間に合わない事態になることも。

解決策は、出発前の荷造りでは収納ボックスの空間にゆとりをもたせておくこと。さらに車の荷室もある程度余裕があれば安心です。

しまい忘れた小物をざっくり収納できるものがあると便利

画像: 筆者撮影:時間に間に合わないときはざっくりと予備バッグにしまい、あとから片付けを

筆者撮影:時間に間に合わないときはざっくりと予備バッグにしまい、あとから片付けを

最後に写真を撮りたい、コーヒーを飲みたいなど、最後まで片付かないギアもあります。

最後まで残ったギアやうっかりしまい忘れたギアを放り込める予備バッグやボックスがあると安心です。

来たときと同じように積み込む方法

画像: 筆者撮影:荷室が小さい場合はソフトタイプの収納ボックスを使うと積み込みやすい

筆者撮影:荷室が小さい場合はソフトタイプの収納ボックスを使うと積み込みやすい

出発前は時間があるので、収納や車への積み込みもきっちりできます。しかし、撤収時にあわててしまうとなかなかうまくいきません。

来たときと同じように積み込みたい場合は、車のそばにブルーシートなどを広げ、まずはその上にパッキングした荷物を一式並べます

そして、来た時と同じような感覚で隙間なく積み込んでいきます。出発時に写真をとっておくのもおすすめです。

失敗も経験のうち!余裕のあるキャンプの片付けを目指して次に生かそう

画像: 筆者撮影:上手に時間をやりくりして楽しいキャンプライフを

筆者撮影:上手に時間をやりくりして楽しいキャンプライフを

キャンプの撤収作業はたいへんです。筆者もなかなか上手になりません。

しかし、撤収方法の正解はひとつではありません。天候やキャンプサイトの状況によっても左右されるので安全に、忘れものなく帰ってこれるように、自分の得意な方法で臨機応変にやりましょう。

今回ご紹介した撤収の時短術が少しでも役に立てばうれしいです。

その他のキャンプの片付けの工夫はこちらの記事をチェック!

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