寒さの厳しい北海道に住むワークマンアンバサダー、コスケです。ワークマンには、冬用ブーツがいくつかあります。どれも違った特徴があり、コスパも高いのですが、その中でも僕が特に気に入って愛用しているのが『ケベックNEO』です。暖かくて、北海道の寒い冬を乗り切るのにはベストなシューズで、毎年新しいモデルを買ってしまいます。実際に使ってみた感想を含め、レビューしていきます。

ワークマン「氷雪対滑ケベックNEO」をおすすめする人3選

ケベックNEOには魅力的な特徴がいくつもありますが、具体的にどんな人におすすめなのか、まとめてみました。

1.手頃な価格のできるだけ暖かい防寒ブーツを探している人

「足がすぐに冷たくなってしまうので、暖かい防寒ブーツがお手頃価格で欲しい」という人には本当におすすめです。

ケベックNEOは手頃な価格帯でありながら、防寒性能は価格の高いブーツにも劣らないくらいです。

もちろん、予算がいくらでもあるなら、もっと暖かい防寒ブーツはあるかもしれません。しかし、2,900円(税込)でこの暖かさの防寒ブーツはなかなか他にないと思います。

画像: 筆者撮影:ケベックNEOの価格や機能

筆者撮影:ケベックNEOの価格や機能

また、「デオプット」という抗菌防臭効果があるインソールを採用しており、「防寒ブーツは蒸れて匂いが気になる」という人でも安心です。

2.ぐちゃぐちゃな道や濡れた深い水たまりを歩くことが多い人

アウトドアでは、川や濡れた場所を歩く機会も少なくないはず。また、積雪地域だと、雪解け水でぐちゃぐちゃになった道を歩くこともあるでしょう。

防寒性能が低い普通の防寒ブーツでは厳しいシーンでも、防水性能が高いケベックNEOであれば難なく歩けます。

僕も深い水たまりなどを歩くことがありますが、ケベックNEOだと足が濡れないので助かっています。

3.寒冷地で氷の上を歩く機会が多い人

ケベックNEOは滑りにくい底面なので、寒冷地などで氷の上を歩く機会が多い人にもおすすめです。

冬の北海道では、雪道や氷の上を毎日のように歩きます。ケベックNEOは滑りにくいので、転倒しづらく安心して歩けます。

画像: 筆者撮影:氷の上でケベックNEOを履いて歩く

筆者撮影:氷の上でケベックNEOを履いて歩く

もちろん、まったく滑らないわけではありませんので、注意しながら歩く必要はあります。ただ、日頃から滑りやすい道を歩く機会が多い人や、反対に雪や氷の上を歩くのに慣れていない人も、歩きやすさを感じられるはずです。

ワークマンの「氷雪対滑ケベックNEO」を実際に使ってみて気になるポイント3点

暖かく、機能も豊富でコスパの高いケベックNEOですが、実際に使ってみて気になる点もありました。

価格を考えると贅沢をすぎるかもしれませんが、僕が気になったのが次の3つです。

1.軽量ブーツが多いワークマン製品の中でも少し重い

ケベックNEOは重くはないものの、決して軽量ではありません。ワークマンは軽量なシューズが多いので、その中では少し重い部類と言えそうです。

画像: 筆者撮影:ケベックNEOの重さ

筆者撮影:ケベックNEOの重さ

重さを量ってみたところ、3Lは片方で431gと重すぎるわけではないもの、軽くはない重量です。普段はもう一種類のケベックのように、軽さが特徴のシューズを履いている人だと重く感じそうです。

しっかりしたソール、ボリュームのある中綿となると、どうしても重くなってしまうのかもしれませんね。

歩いていて疲れるほどではありませんが、もう少し軽ければ、長時間歩いたときなども疲れにくくなるだろうなと感じました。

また、バイクで使いたいと考えている人もいると思います。

もちろんバイクに乗る際に使えないわけではないものの、重く、もこもこした作りはシフトチェンジがややしづらく、分厚いソールはブレーキを踏む感覚がいつもと違うように感じるかもしれません。

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2.カラーは特徴的で見た目は好みが分かれる

2つめの気になるポイントがカラーです。

リフレクトネイビーは夜反射するので目立ちやすく、夜間の視認性が高く安全というメリットがあります。

画像: 筆者撮影:ケベックNEOリフレクトネイビー

筆者撮影:ケベックNEOリフレクトネイビー

ただ、もう少し誰でも普段使いしやすいカラーがあると買いやすいかもしれません。デザインを優先する人だと、カラーバリエーションの少なさが気になってしまいそうです。

僕のように「見た目より安全性!」というタイプの人は問題ないのですが、妻はコーデを考えるとちょっと使いにくいようです。

ベージュや白っぽい色で、普段使いしやすいデザインのものがあると、より女性でも買いやすく、服装を選ばず履けると感じました。

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3.防水設計とはいえ大雪では雪が上から入り込む

ケベックNEOは防水設計とはいえ、上から雪や水が入り込んでしまうことがあります。

もちろん、ブーツの高さ以下の積雪や水量では問題ありません。しかし、大雪の日にケベックNEOを履いて雪道を歩いたり除雪をすると、ブーツの中に雪が入ってしまうことが多々あります。

履き口を紐で絞れる機能がないのと、長靴に比べると少し高さがないので、大雪や大雨の時には使いにくいです。

画像: 筆者撮影:大雪の中ケベックNEOを履いてみる

筆者撮影:大雪の中ケベックNEOを履いてみる

上の写真くらい雪が降ると、いくら防水性能が高くても、上から雪が入ってくるので靴の中が濡れてしまいますからね。

寒冷地ではひと晩で30cm以上雪が降ることもあるので、そういったシーンでは少し使いにくいと思います。

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ワークマン「氷雪対滑ケベックNEO」は寒さ対策におすすめの防寒ブーツ

画像: 筆者撮影

筆者撮影

ケベックNEOは価格以上の高性能で、コスパが良く暖かい防寒ブーツです。

どんな時でも使える万能なブーツというわけではないため、僕は大雪のときや長時間歩くときには別のブーツ使うこともあります。ただ、それ以外だとケベックNEOを履いています。

暖かい靴下とケベックNEOを履けば、マイナス20度の気温の中でも旅やアウトドア楽しむことができるため、毎年愛用している冬の相棒です。

コスパの高い暖かい防寒ブーツを探している人は、ぜひケベックNEOを選択肢に入れてみてください。

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