秋の安いキャンプギア【3】Field to Summit リフレクションライト
続いてはランタン。Field to Summitのリフレクションライトです。
人気のゴールゼロ型LEDランタン
お値段税込3,278円。
以前Soomloomから出た3,000円を下回るLEDランタンをご紹介しましたが、品薄が続いているということで、富士見産業のField to Summitからも出てきました。
これはゴールゼロのLEDランタンのいわゆる模倣品ですが、本家の方も人気に火がついてから年単位の月日が流れてるにも関わらず未だに品薄そして転売価格が続いております。
こういう模倣品が増えて値下げ合戦が起こってくるようなら、メーカーがたくさん作ってるはずの本家ゴールゼロが、もしも転売業者がたくさん抱えている分があったとすると放出して市場に安く出てくる可能性はありますよね。
開封して中身を見ていきます
よくも悪くも富士見産業からも出たリフレクションライトですが、どんなものなのか見てみましょう。
これはSoomloomのランタンとやはり同じ金型で作られたものでしょうね。
だとするとこのSoomloomの強烈な明るさ。
もうこれは本家ゴールゼロよりも圧倒的に明るいんですけど、Field to Summitはどうかな。
ちょっと色温度が違うんじゃないでしょうか。
本体は同じ型で作られていると思いますけど、強いて言えば吊り下げハンドルがブラックに変わっているくらいでそれ以外は同じものかと思いました。
しかしライトの色温度が違います。Soomloomの方が暖色系、Field to Summitはやや白っぽい明かりです。
もう1回押して点灯が半分になってもう1回押すと消えるのは同じ。
あと前方を照らすライトのモードはこれまた色温度が違う。
こっちのモードだとField to Summitの方が暖色系です。
中のLEDの部品は各社違いがあるということがわかりました。
こうしてみると、長く使ってきたせいか、ゴールゼロの温かみのある色味が個人的には一番好きかなと思いますけど、6,900円とか出して買うのはおすすめしませんね。
マイクロフラッシュだと4,800円くらいだと思いますから、おそらくこういうものが色々出てくると、焦って本家の価格が下がってくるっていうこともあるんじゃないかなとは思うんですよね。
あとはSoomloomやField to Summitは今年出たばかりなので長期的な耐久性はわかりません。
少なくともゴールゼロは筆者も年単位で使用しているので安心感はあります。
あと本家は充電の機構も気に入ってるんですよね。
ここを起こしてUSBソケットに直接挿すだけというコードのいらない手軽さなんですが、こちらの2つはUSB-Cのケーブルがないと充電ができません。
その辺見越してSoomloomは2,000円台だからさすがに結構安いなと思いますが、送料も入れて4,000円近く出すなら、そしてゴールゼロが4,800円で普通に売られる世の中になったら個人的にはまだゴールゼロの方がおすすめかなと思います。
しかし今現在はまだまだ手に入らないということでこういう別の選択肢が出てきておりますね。
仕様を確認
ライトの時は115ルーメン、ランタンモードだと最大350ルーメン。
この小ささで350ルーメンってフル充電で5時間使える。
ローだと170ルーメン。このローでもゴールゼロくらいの明るさで楽しめますよ。
ただ具体的な防水規格の性能とかは謳ってないので濡れない方がいいんでしょうね。
あと富士見産業からは別売パーツが出てるそうです。
つまりこれらはきっと本家ゴールゼロにも装着できそうな感じがしますね。
重さは78.1g 。Soomloomは77.5g、ゴールゼロマイクロフラッシュは78.5g。
実はこれちょっと前に買ってあったんですが、今見たら売り切れになっています。
Field to Summitはドンキホーテやナフコホームセンターなど色々なところで取り扱ってますから、そのうち目にする機会は多くなるかもしれませんね。
秋の安いキャンプギア【4】超軽量折りたたみ椅子
ここから先はチェアのご紹介です。アルミフレームの組み立て式チェアの価格が暴落しています。
スペックのご紹介
- 商品の寸法:35D x 35W x 66H cm
- 梱包サイズ:36.9 x 11.5 x 11.3 cm
- 推奨最大重量:100kg
安すぎるほどのチェア
おかしな価格ですけどちゃんと届いたので詐欺ではなさそうです。
超軽量折りたたみ椅子という商品でヘリノックスタイプのよくある組み立て式のチェアです。
アルミ合金製なので比較的お値段高めなものが多いですが、これはなんと今現在1,720円で買うことができます。
どうなっとるんじゃって思ってポチってみたら意外と綺麗な箱に入って届いたという。本当にどうなっとるんじゃという感想しかありません。
意外と汚くない。
ファスナーにはYKKと書いてあります。1,720円の椅子なのにここにコストかける意味がちょっとわからないしあまり深く調べると闇があるといけないのでスルーしてファスナーをあけましょう。
格安のチェアは色々試してきましたが比較的シートも縫製も綺麗です。
フレームは確かにアルミ合金。
重さから先に測っておきましょうか。
ケース込みで906gです。軽いじゃないですか。
フレームを組んでシートをかけていきましょう。
全く普通ですね。
安い理由はよくわからないけど、むしろ今までの激安チェアの中では作りも綺麗な方だと思います。
強いて言えば横幅が49cmなのでそこまでゆったり幅広ではありません。
ヘリノックスのチェアと比較
それでは実際に座ってみようと思いますが、サイズ感が近いヘリノックスのチェアワンを横に置いてみました。
同じように見えるんですけど比べてみると実はヘリノックスの方が横幅が3cm弱広いです。
その辺も含めて座り心地どうなのか、両者を試してみたいと思います。
じゃあまずはチェアワンから安定の座り心地ですね。とてもいいです。
ではこの激安品に座ります。全然悪くないですよ。
そんなに大きく変わらない。強いて言えば確かに横幅の違いっていうのは感じるので大柄な人が座ると窮屈だなと感じる可能性はありますけど175cmの73kgで全然問題ない幅だったので、その横幅以外はこの両者は特に大きな違いは感じられませんでした。
別に軋むような音もしないし、安定感も悪くないしこれで1,700円台ってどうなっとるんですかね。
結局調査をしてみたんですがこの椅子がここまで激安な理由はよくわかりませんが、とりあえず変なところはないので安い椅子を探してる人は全然これでいいと思います。
例えば家族で4人分買ったとしても7000円ちょっとですからね。
本当にすごい椅子でしたね。