おすすめする理由 3)スマートなデザイン
キャンプギア好きとしては、やっぱり自分が使う道具のデザインにはこだわりたいもの。
その点VICTORY POCKET 8×25は、過度な装飾を排したテイストが他にない個性。漂う高級感もガジェット好きの心をくすぐります。
非対称設計ブリッジの独特なフォルム
折りたたむ機構をブリッジの片側に寄せた、非対称のフォルムがポイントです。
目の幅に合わせやすいだけでなく畳んだ時によりコンパクトになり、他にないユニークさも演出。まさに、一石三鳥のデザインになっているんです。
付属品もことごとくスマート

双眼鏡本体だけでなく、収納するハードケース、ストラップ、クリーニングクロス、はては化粧箱に至るまですべてがスマート。所有欲をバッチリ満たしてくれます。
おすすめする理由 4)カールツァイスだから
もうこれは完全な主観ですが、仕方ない。写真や映像を扱う人ならわかってもらえると思いますが、その会社の光学機器と言うだけで性能を信頼してしまうのがカールツァイスというブランドです。
それくらいカールツァイスは数ある光学機器メーカーの中でも特別な存在であるし、ひときわ大きな輝きを放っています。
では、なぜカールツァイスはこんなにも厚い支持を集めるに至ったのか? その理由を4つのキーワードから探っていきます。
キーワード 01:歴史

カールツァイスは1846年にドイツのイエナで、レンズ職人だったカール・ツァイスによって設立されました。
当時の最先端科学製品だったツァイスの顕微鏡は、光学理論に基づいた改良を重ねることで高い評価を獲得。医師のロベルト・コッホがツァイスの顕微鏡で結核菌やコレラ菌を発見するなど、早くから先進科学をリードする光学機器メーカーと認知されるようになりました。
また、カールツァイスはカメラ用レンズ設計の基礎を構築したメーカーでもあります。
プラナーやテッサーといったカメラ好きなら誰もが知る名レンズは、当時のツァイスの「特許を取らない」という理念もあって他メーカーに大いに模倣され、カメラ産業の拡大にも貢献したのです。
キーワード 02:思想

カールツァイスの中興の祖となったのが、物理学者にして社会改革者のエルンスト・アッベです。
彼は1866年にカールツァイスと共同研究を始めると、顕微鏡に関わる新たな理論や技術を発明しただけでなく、効率的な製造システムも開発します。
後に共同経営者として正式参画してからは、1889年にカールツァイス財団を設立。1日8時間労働や残業手当、有給休暇、退職金といった労働者の保障を世界に先駆けて確立しました。
先進技術への探究心と社会をより良くしようという改革の意思は、現代のカールツァイスにも受け継がれています。
キーワード 03:技術

その高い技術力を裏付けるように、双眼鏡やカメラに限らずあらゆる光学機器でカールツァイスのテクノロジーが活用されています。
カールツァイスグループが展開している事業を見るだけでも、半導体製造装置、工業用測定器、医療機器、顕微鏡……と、先進科学分野の名前がズラリ。
科学振興に貢献する世界有数のテクノロジー企業、それがカールツァイスなのです。
キーワード 04:デザイン

バウハウスに代表される機能美がドイツデザインの特徴ですが、ドイツの企業であるカールツァイスもその流れをくんでいます。
そうは言ってもけっして保守的なわけではありません。デジタルカメラに最適化された最新高品質レンズ「Otusシリーズ」のように、従来のカメラレンズの常識にとらわれないモダンなデザインを採用したりもします。
共通するのは、使いやすさを第一に考えた華美に走らないデザイン。それによって生まれる高級感も、ツァイスのプロダクトの価値を高めています。
ハピキャンスタッフに聞いた!「VICTORY POCKET 8×25をどんな風に使ってみたい?」
こんなにも「観察」が楽しめる双眼鏡を、自然観察や天体観測だけで終わらせるのはもったいない。ということで最後は、ハピキャンのスタッフにお勧めの双眼鏡活用法を聞いてみました。意外な場所での思わぬ使い方、ぜひ参考にしてください。
トップバッターはハピキャン編集長の大西です。どんな使い方がおすすめでしょう?

編集長 大西
子どもの視点で大自然の写真を撮る!
私はカメラ、子どもは双眼鏡を持ってフィールドに行きたいですね。子どもに自由に双眼鏡を使わせて、面白いモノを見つけたら教えてもらう。それを私が写真に収めたら、いつもの自分とはひと味違った写真が撮れるかも。

なるほど、子どもらしいピュアな視点で捉えた面白い画が撮れそうですね。
続いて、アウトドアスタイリストの近澤さんに伺いました。

アウトドア
スタイリスト
近澤さん
ライブでアーティストの衣装に着目!
音楽のライブやコンサートに双眼鏡を持って行くのは定番ですけど、仕事柄アーティストの衣装も気になるんですよね。ラフな衣装のロックバンドでも「こんなバンドのTシャツを着てるんだ」とか、発見がありそう。

たしかに、こだわりのステージ衣装はファンとしても気になるところです。
お次は、イラストレーターのSENJIさんに聞いてみます。

イラストレーター SENJIさん
美術館で作品のディテールを把握する!
双眼鏡って遠くを見るだけじゃなく、近くのモノを拡大するのも得意ですよね。なので美術館に持って行って、絵画の筆致やインスタレーション作品の細部を観察するのがおすすめです。感動が倍増すると思います。

これは「なるほど」。美術館は近づけない作品も多いので、かなり活躍しそうですね。
最後は、ライターのヤマシタさんがおすすめする使い方を紹介。

ライター
ヤマシタさん
スポーツ観戦で決定的瞬間の感情を読み解く!
スポーツ観戦中の決定的瞬間はスタジアムの巨大モニターでも確認できますが、そこでフォローされないドラマに注目できるのが双眼鏡の良いところ。活躍した選手と喜びを分かち合う味方選手の振る舞いや、悔しがる相手チーム選手の表情など、フィールドに交錯する感情を観察したいです。

これも納得。監督をはじめとするベンチの様子も見てみたくなりました。
VICTORY POCKET 8×25は、キャンプに限らずあらゆるレジャーで大活躍しそうな予感

アウトドアフィールドでの「観察」に重宝するだけでなく、音楽ライブやスポーツ観戦、美術館・博物館でも大活躍する双眼鏡。キャンプ以外の普段使いにも積極的に持ち出すことを考えると、軽量コンパクトなVICTORY POCKET 8×25は特におすすめです。
クリアな視界と製品全体から漂うプロダクトとしての質の高さは、さすがはカールツァイスのひと言。キャンプ好きもガジェット好きも、ぜひ手に取ってその実力を確かめてはいかがでしょうか?
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