ワンポールテントってどんなテント?
ワンポールテントは、その名の通り1本のポールのみで立ち上げるテントのこと。
ティピーテントやモノポールテントとも呼ばれ、ネイティブアメリカンの住居のようなトンガリ屋根のシルエットが特徴です。
そのおしゃれな雰囲気によってキャンプサイトでの存在感は抜群!夏フェスなどのイベント会場でもよく使われています。
ここからは、ワンポールテントのメリット・デメリットや設営方法、選ぶ際のコツについて解説!ワンポールテントの紹介にスキップしたい方は、目次からスキップできますよ!
ワンポールテントのメリットとデメリット
「オシャレで設営が簡単」というポジティブなイメージが強いワンポールテントですが、もちろんデメリットもあります。
メリットとデメリットを確認しておきましょう!
ワンポールテントのメリット
まずはメリットです。
ワンポールテントのメリット1:設営と撤収が簡単
ワンポールテントの最大のメリット、それは、設営と撤収が簡単なこと。テントをペグダウンして、ポールを1本通すだけなのであっという間に設営が完了します。
すでにテントを持っているキャンパーの中にも、簡単に設営できるテントが欲しくなり、ワンポールテントに乗り換えたという話もよく聞きます。
「テントの設営撤収に時間をかけたくない!」
「のんびり過ごしたい!」
というキャンパーにはワンポールテントがぴったりです♪
ワンポールテントのメリット2:天井が高く開放感がある
テント中央の背が高くなるワンポールテントは、立ったまま着替えができたり、移動しやすかったりと居住性に優れています。
ソロ用のテントには背の低いものが多く、狭い空間が苦手だったり、腰痛持ちの方などには辛く感じることも……。
高さがあり開放的な空間を作り出せるワンポールテントなら安心してお使いいただけますよ!
ワンポールテントのデメリット
続いてデメリットを見てみましょう!
ワンポールテントのデメリット1:自立しない
ワンポールテントはペグダウンしないと自立しません。ペグを打てないコンクリートの上や屋内の避難所などでの使用は困難です。
ワンポールテントのデメリット2:中央のポールが邪魔
ワンポールテントの中央にポールが位置するため、邪魔に感じることがあります。ポールを寝室とリビングの境界線にするなどして過ごしやすい空間をレイアウトしてみましょう!
デメリット3:テントの端がデッドスペースになる
ワンポールテントは中央部から端に向かって低くなっていきます。このため、中央部はゆったりと過ごせますが、端の方に人が座ることはできず、背の低い荷物を置く程度に限られます。
テント内にラックを置いてギアを並べたい人にとっては不向きな設計です。