雨キャンプや夜間の時間帯は意外と時間を持て余すことも!
キャンプは時間を贅沢に使う遊びですが、とはいってもすることがなくなって暇を持て余す時間帯もまあまあ出てくると思います。
テントを張ってしまうと、料理をして焚き火をしてお風呂に入ってしまえば、もうだいたい「やることない」という状況になってしまいますからね。
キャンプ場で雨が降っていたり風が吹いていれば焚き火もできません。
そんな夜はテントの中に籠る時間も増えてきますし、ソロキャンプだと話をする相手もいませんから、時間を潰す方法は考えておいたほうがいいでしょう。
雨キャンプや夜間のオススメの時間の使い方は「動画視聴」
私がキャンプの暇つぶしでオススメなのが「動画視聴」です。
私がキャンプを始めたころは、ポータブルDVDプレーヤーが主流でしたが、今でしたら「Netflix」「Amazon Primeビデオ」「Hulu」「DAZN」などのいわゆる動画配信サービスが多数充実しています。何かしらの動画配信サービスに加入されている方が多いかと思います。
これらの動画配信サービスを、iPadなどのタブレット、あるいはノートパソコンで視聴するのが手軽でオススメですよ。
最近のキャンプ場は、4G回線がまったく入らないということはあまりありません。
また、中にはフリーWi-Fiを用意してくれているキャンプ場もあります。
そうしたキャンプ場では、動画はストリーミング再生(その場でインターネットに接続しながら視聴する方法)でも特に不自由なく視聴ができます。
着いた先の気分で、好きな動画を好きなだけ、自宅のような感覚で楽しめます。
もし、キャンプ場の通信環境が不安だったり、4G回線で通信料がかかるのが気になる場合は、自宅で動画をダウンロードをしておいて視聴する方法も取れます(動画配信サービスの機能でそれができればですが。Amazon Primeビデオはアプリであれば可能です)。
この場合、途中で動画が止まったりする心配もなく視聴ができます。
私の場合、あらかじめ数本は動画をダウンロードしておきますが、現地の通信環境と気分次第ではストリーミング再生で別の動画を楽しむこともあります。
雨キャンプや夜間に動画視聴を楽しむためにオススメな3つの道具
動画視聴をキャンプ場でするにあたり、通信以外で気にすべきポイントとして2つあると思います。
動画視聴オススメ道具1:「電源」
まず電源について。
画像は私がキャンプに持参する「電気機器関連ケース」の中身ですが、小型のポータブル電源と、モバイルバッテリーを2個ほど持参しています。
冬は暖房用にもっと大きな電源もあるのですが、それとは別にこれは常時持っていくセットです。
もちろんiPadは満充電で持っていきますし、これだけの電源があれば2泊ぐらいのキャンプでも視聴による電力不足はまずありません。
ランタンやら温熱クッションやらでもこれらは使いますが、それでも特に心配はいらないぐらいです。
これくらいの余裕を持っていくと動画視聴にも集中できます。
ここまでしないとしても、スマートフォンの充電など、モバイルバッテリー1つはあったほうが何かと安全ですよ。
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動画視聴オススメ道具2:「イヤホン・ヘッドホン」
次に騒音ですが、対策として最低限イヤホン、ヘッドホンの類いは使うようにしてください。
隣のテントの小さな声での会話ですら聴こえるのが夜のキャンプ場です。音が漏れないようにするのは最低限のマナーだと言えます。
ただ、完全に耳を塞いでしまうと、今度は自分が周囲の音に気付けません。
火災の発生や野生動物の出現などもないとは言えず、そうしたトラブルに気づける程度には、キャンプ場ではある程度神経を尖らせておきたいものです。
そこで便利なのが骨伝導式のイヤフォン。
耳の穴を直接塞ぐわけではないので、しっかり動画の音は聞こえつつ、周囲の音もキャッチできるというものです。
Bluetooth方式のものが大部分ですから、つけっぱなしでトイレに行ったりもできます。
また、iPadの場合、充電用のライトニングケーブル端子が塞がらないで済むので、視聴しながらのiPadへの充電も可能と良いことづくめです。
だいぶ値段もこなれてきていますし、スポーツジムなど運動時も役立つので、1つあると便利ですよ。
【最大8時間連続使用&驚きフィット感】 Bluetooth イヤホン は大容量バッテ...
以上のような装備を持っていると、動画視聴はスムーズに楽しめます。
また、タブレットやパソコンがセルラー(単独でインターネットに接続できるタイプ)でない場合は、スマートフォンにテザリングで接続すれば、インターネット接続も自由にできます。
こうした点も、やり方を把握しておくとよいでしょう。
動画視聴オススメ道具3:「プロジェクター」
キャンプでの動画視聴は複数名でしても楽しいものです。
特に小さいお子さんがいる時など、動画を見せることで静かに過ごしてくれるという点も見逃せません。
そんな複数名での動画視聴に有効なのがモバイルプロジェクターです。
目を見張る鮮明さとコントラスト:DLPの先進的なIntelliBrightアルゴリズムにより驚くほどの明瞭さ(100 ANSIルーメン)で最大100インチの鮮やかな映像を映し出します。
圧倒的な持ち運びやすさ:継ぎ目のないアルミニウムボディによる優れた耐久性と、350ml缶サイズの持ち運びやすさを追求しました。
Android 7.1搭載:多様なストリーミングおよびメ...
最近のモバイルプロジェクターの特徴として、それ自体がAndroid OSを積んでいるものもあり、これ単体で「Netflix」「Amazon Primeビデオ」などのコンテンツに接続が可能となっています。
また、スマートフォンでの操作もできるので使い方は簡単。しかも小型です。
家庭用のプロジェクターでも構わないのですが、モバイルプロジェクターならば電源を引っ張って来たりという手間も無くなるため、頻繁に屋外で動画を見る場合は是非欲しいギアだと言えますね。
スクリーンはテントの幕自体を使ってもよいのですが、テントによっては角度がキツくついてしまったり、色がついているので、スクリーンを用意してもよいと思います。
モバイルプロジェクターがあればキャンプ場で大迫力の映画観賞会もできますが、音量とさらに光量が非常に大きくなるので、マナーの面は十分に注意しましょう。
具体的には、他サイトも夕飯でにぎわっているような時間帯だけの使用に留め、また、長時間の使用も避けるようにしてください。
プロジェクターの明かりはかなり遠くからでも見えますし、気になるというキャンパーも多数いると思っていたほうがよいです。
賑やかな時間帯であればさほど意識せずに済んでも、静かな時間帯になると相当目立ちます。
こうした点を意識すれば、キャンプ場で大画面での動画視聴! というのは非常に楽しい体験です。
雨キャンプや夜間の時間を動画視聴でさらに楽しく過ごそう!
今回はキャンプで雨の日や夜時間、ソロキャンプのシーンで動画視聴を楽しく満喫する道具、マナーについてお伝えしました。
マナーの話をもう一つ。タブレットで、テント内で視聴をする限り、画面から漏れる光量はほぼ気にしなくて問題ありません。
自分でテントの外から見るとわかりますが、タブレットの光は小さく、下方から放たれるので、テント外ではほとんど気にならないのです。
ですので、クワイエットタイムと呼ばれる夜間の時間帯でも、ランタンの光量を小さくし、音が洩れないようにすれば、周囲に迷惑をかけることなく動画視聴が可能です。
慣れてくるとついつい深夜まで動画視聴にのめりこんでしまいます。眠れない夜などはそうやってキャンプの夜を過ごすのも楽しいものですよ。