バンライフは意外と大変?リアルな車中泊の悩みと解決策
悠々自適な生活でロマンがつまったバンライフですが、実際に車中泊をしながら生活しているとさまざまな悩みも出てきます……。
一体どんな悩みがあるのか、解決策と一緒にお伝えしていきます!
毎日の運転が意外と大変!
バンライフでは、同じ場所を拠点として過ごす場合でも、お買い物に行ったりお風呂に入ったりするためにほぼ毎日運転する必要があります。
特に筆者の車は、走行することで車内の電気の充電をしているため、30分〜1時間程度運転をしないと夜に車内の電気が切れてしまいます…。
運転が好きな人は問題ないかもしれません。しかし、筆者は元々ペーパードライバーで運転がそこまで得意ではないため、毎日の運転が負担になってしまうこともしばしば。
運転があまり得意ではない人は、ソーラーパネルを車の屋根に設置して電気を充電するか、大容量のバッテリーを設置して、数日間運転しなくても車内の電気を賄えるようにしましょう。
そうすることで、「発電のために毎日運転しなきゃ」というお悩みは解消されますよ!
筆者は予備の電気としてソーラーパネルを使用しています!天気が良い日にはソーラーパネルで発電し、スマホやパソコンなどの充電に使用していますよ。
車中泊は夏は暑く冬は寒い
キャンピングカーは壁に断熱材を使用している車がほとんどなので、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるような設計がされています。
しかし、やはり夏は暑く、冬は寒いです。筆者が自作したキャンピングカーには断熱材をしっかり入れているのですが、暑さや寒さを感じます。
特に、車中泊用ではない車でバンライフするときは、熱中症や凍傷などの危険がありますので、装備に注意しなければなりません。
お金に余裕がある人は、エアコンや暖房がついているキャンピングカーを購入することを強くおすすめします。
「車にお金をかけたくないけど、どうしてもバンライフがしたい」という人は、夏には北海道に滞在し、冬には九州に滞在するなど、快適に過ごせる場所を選ぶといいですよ!
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狭い車内での料理は一苦労!
バンライフ中の食事は、お金を節約するために基本的に車内で自炊をしています。
ただ、筆者の自作キャンピングカーの車内の高さは約160cm。筆者の身長は154cmなので車内でギリギリ立つことができますが、身長が高い人が車内で立って料理することは難しいでしょう。
ただでさえ狭い車内にキッチングッズやカトラリーなども収納しているため、取り出したりしまったりするのにも一苦労。
外用のテーブルや調理器具を用意するなど、外で料理ができるような工夫をすることで、バンライフ中の料理が圧倒的に楽になるかもしれません。
ただし、道の駅のような公共施設では車外でテーブルを広げたり料理をしたりするのは禁止されているケースがほとんどです。
車内で料理をしやすくするための工夫もしておくことを忘れずに!
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住所が不定なので郵便の受け取りが不便
バンライフでは車が家になるうえに、移動もするので住所が不定になります。住民票は実家や賃貸住宅の住所にしておけばいいかもしれませんが、郵便の受け取りに困ってしまいがちです。
筆者は、宅配便以外の郵便物はすべて実家に届くようにしています。何か重要な書類が送られてきた場合は連絡してもらうよう家族にお願いして、重要な書類の見落としを防いでいます。
宅配便はコンビニでも受け取れるので、バンライフしている場所の一番近くのコンビニを受け取り場所にすると便利ですよ!
お金の不安もゼロじゃない
賃貸物件を借りるのをやめてバンライフをすれば固定費がかからないと思いがちですが、実はバンライフには結構お金がかかります…。
ガソリン費や食費はもちろんのこと、意外とお金がかかるのがお風呂代とWi-Fi代です。
筆者はフリーランスとしてお金を稼いでいますが、お金の不安もゼロではありません。
しかし、パソコン1台とWi-Fiがあればどこでも仕事ができるので、旅をしながら仕事をすることができますよ。
足湯に入りながら景色の良い場所でパソコン作業をするのが、最高に気持ちよかったです。まさにワーケーションですね!
とはいえ、正社員のように毎月決まった収入があるわけではないので、自炊をして食費を節約しています。
また、服や化粧品などを買わない代わりに、旅した場所でしかできない経験にお金を使っています!
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