カーサイドタープの魅力とは?メリットと使い方を解説
カーサイドタープとは、車の横やリアゲートにタープを広げ、リビングスペースにするためのアイテムです。
カーサイドタープのメリット
- 軽くて持ち運びやすい
- 簡単に設営できる
- サイドオーニングよりも安価
軽くて持ち運びやすく、簡単に設営できるので、よりキャンプを身軽に楽しむことができます。
強い日差しを遮ってくれるほか、雨の時も車への乗り降り時に濡れずに済みます。
車中泊との相性も良く、車中泊ならカーサイドタープがあればテントやタープを持って行く必要がなく大幅に荷物を減らすことができます。
なお似ているアイテムとして、キャンピングカーなどに常時取り付けられている巻き上げ式の「カーサイドオーニング」があります。
カーサイドタープは必要な時だけ簡易的にフックなどで取り付けるもので、費用がかさみがちなカーサイドオーニングよりも安価な点も魅力です。
カーサイドタープのデメリット
- 毎回設営する必要がある
- 一度設営すると車を移動できない
- 車が乗り入れできるサイトでしか利用できない
いっぽうカーサイドタープのデメリットとしては、毎回設営する手間がかかることが挙げられます。
また一度設営すると車を移動できないため、設営後に買い出しやキャンプに行く場合は注意しましょう。
その場合は車を移動させるときだけ、普通のタープのように、ポールと張り綱を使って自立させておくという方法もあります。
またキャンプ場によっては車の乗り入れができないサイトもあり、せっかくカーサイドタープを持って行っても使えないことも。
【カーサイドタープの選び方】軽自動車・ハイエースなどにおすすめのタイプはどれ?
カーサイドタープにはさまざまなタイプがあるので、どれが良いのか迷ってしまうかもしれません。
そこでここでは、カーサイドタープの選び方を解説します。
以下の3つのポイントを押さえると、自分好みのカーサイドタープを選びやすくなりますよ!
- ポイント1:タープの形(タイプ)
- ポイント2:取り付けの手軽さ
- ポイント3:サイズ
ポイント1:タープの形(タイプ)
カーサイドタープの種類は、大きく分けて3つあります。
- 屋根だけタイプ
- サイドウォール付き
- 通常のタープを車の横に設置
1. 【屋根だけタイプ】
屋根だけがついているタイプ。ちょっとした日除けや軽めの雨ならしのげます。
2. 【サイドウォール付き】
壁部分もついていて、テントのような個室空間をつくることができます。
居住性が高く、ほぼテントと同じように過ごるのが魅力です。
3. 【通常のタープを車の横に設置】
スクエアタープなど、形を自由にアレンジできるタープを車の横に設置する方法もあります。
設置方法は後ほど紹介しますので、参考にしてみてくださいね!
- テントは別に用意して日差しや雨対策として使うなら「屋根だけタイプ」
- 車中泊なら「サイドウォール付き」
- すでに持っているタープを活用するなら「通常のタープを車の横に設置」する
など、自分に合ったタイプを検討してみましょう。
ポイント2:取り付けの手軽さ
カーサイドタープの取り付け方には、さまざまな方法があります。
カーサイドタープの部品となるタープやポールがあれば、専用のカーサイドタープ製品を買わずに自作することもできます。
しかしその場合、うまく車体にタープを設置できなかったり、時間がかかってしまうことも。
専用のカーサイドタープ製品は、専用の吸盤で設置するものが多く、より手軽に取り付けることができます。
- 通常のテントのようにフレームを組み立てるタイプ
- ロープを引くだけで簡単に設営できるタイプ
など、製品によって組み立てやすさにも違いがあります。
手軽に設置したいなら、専用の吸盤で設置するタイプや、ロープを引くだけで簡単に設営できるタイプなどがおすすめです。
ポイント3:サイズ
カーサイドタープは、商品によって推奨される車高が異なります。
サイズが合っていないと、設置がしにくかったり、雨や風が吹き込みやすかったりすることもあります。
カーサイドタープを購入する前に、設置する車種にサイズが合うかどうか、必ずチェックするようにしましょう。
軽自動車・ハイエースなどにおすすめのタイプは?
また気軽にキャンプや海水浴に行ける軽自動車や、車中泊を楽しむ人も多い「ハイエース」に、カーサイドタープを利用したいという場合もあるでしょう。
軽自動車やハイエースに対応しているカーサイドタープも数多く販売されているので、対応している製品を選ぶようにしましょう。
軽自動車なら、、
簡単に設営できて車体後方にリビング空間を確保できるタイプがおすすめ。
ハイエースで車中泊をするなら、、
テントのようにフルクローズしてプライベート空間を確保できる「シェルター型」や、出入り口が複数ある「大型リビング型」などがおすすめです。
また、車種によっては自動車メーカーから専用品が販売されていることも。
利用している車種の専用品があるかチェックしてみるのもオススメです。
カーサイドタープを自作・普通のタープを車に設置するのもアリ!設営方法・注意点を解説
カーサイドタープは購入することもできますが、実は自作したり、普通のタープを車に設置することも可能。
試行錯誤しながら、オリジナルのカーサイドタープを作り上げているキャンパーも少なくありません。
すでにタープを持っている人は、車に取り付けられないか検討してみてもいいですね。
カーサイドタープを自作する方法
カーサイドタープを自作するには、
- ブルーシートなどのタープとなるシート
- ポールやガイロープ、ペグ、そしてタープを車体に固定するための取り付け器具
などの道具が必要です。
カーサイドタープ専用の取り付け用具を活用すれば、より簡単かつ確実に自作することができます。
▼こちらの「スクリュー式タープクリップ」は、車体に10mm未満のレインガーター(雨どい)が付いていれば、タープを取り付けられます。
【 スクリュー 式 】 ガッチリ 固定 できる スクリュー 式 です
【 簡単 取り付け 】 車 の レイン ガーター を 挟む だけの 簡単 タープ 設営 !
【 使い方 様々! 】 タープ だけでなく、 フライシート や テント 設営の 補助、 キャンプ グッズ の 吊り下げ など 万能 に使えます!
【 4点 セット 】 カラビナ 付き の 4点 セット
▼レインガーターが付いていない車の場合は、オガワの「タープ用吸盤フック3199」を使用すれば、車体にタープを取り付けられます。
▼詳しい設営方法はこちらの記事でご紹介しています!
普通のタープを車に設置する方法
普通のタープを車に設置する方法も。
専用のカージョイントを使用すれば、簡単に車体にタープを接続することができます。
▼詳しい設営方法はこちらの記事でご紹介しています!